ジャイアントストア今治
【クロスバイク】2021年モデル ESCCAPE R DISC入荷。と、あれこれ。2020年7月20日
油圧式ディスクブレーキ搭載のクロスバイク。
ESCAPE R DISCの2021年モデルが入荷致しました。
と、いつもでしたらこの流れから商品紹介になるのですが…。
「え?もう2021年モデルが登場?」
「まだ2020年なのに、もう2020年モデルは購入できないの?」
ホームページやカタログをご覧になられたり、
店頭で在庫状況をご確認いただいたお客様の中には、
このように思われている方も多いのではないでしょうか。
そこで。
・なぜ、6月や7月に来年モデルが登場するのか?
・毎年モデルチェンジをするの?
今回はそんな疑問にもお答え致します。
まずは、
・なぜ、6月や7月に来年モデルが登場するのか?
についてです。
日本国内で販売をするGIANTとLivの製品は、
例年ですと、8月末~9月上旬に翌年の全商品を発表します。
いつ頃からこの時期に発表する事になったのか?
詳しくはわかりませんm(__)m
尚、今年は開催の中止が決定されておりますが、
全国正規ディーラー様向けの展示会も実施しています。
翌年モデル発表後、店頭に入荷するまでの流れは以下の通り。
①新しい車体やパーツを展示会場で確認する。
②それぞれのお店で並べる製品を決める。
③発注した商品が店頭に入荷する。
他にも、多くのサイクルブランドがこの時期に翌年モデルを発表する為、
自転車業界では、毎週どこかの展示会に足を運ぶ忙しい時期と言わます。
そして。
この発表よりも少し前から、工場では翌年モデルの生産が始まります。
その為、現行モデルの生産は遅くても夏までに終了します。
その結果、どちらのお店でも、
「現行モデルは完売致しました」という、
お返事しかできないケースが多くなってきます。
それだけではお客様はもちろん、私たち販売店も困ってしまいます。
そうした点をふまえまして、近年では先行モデルとして一部の車種のみ、
少し早めに翌年モデルが発表・販売されるようになりました。
今回ご紹介するESAPE R DISCもそのうちの1台です。
もう一つの疑問です。
・毎年モデルチェンジをするの?
車体のモデルチェンジには、大きく分けて2種類がございます。
ひとつは、大幅な仕様変更を車体に施す、
フルモデルチェンジです。
こちらは主に、フレーム本体の設計が大幅に変更され、
走行性能の向上を図ったモデルチェンジとなります。
直近では、ロードバイクのTCRやシクロクロスバイクのTCXが、
数年ぶりにフルモデルチェンジを致しました。
そしてもうひとつが、
マイナーチェンジです。
2021年モデルESCAPE R DISC はこちらに含まれます。
マイナーチェンジは、フレーム本体の設計はそのまま引き継ぎ、
ギアやブレーキといった部品類、または車体のカラーリングが変更されます。
主に、「走行性能に大きな影響を与えない仕様変更」といった内容です。
2021年モデルESCAPE R DISCに施された変更は次の3点です。
・フレームにXXSサイズが追加
・フレームのカラー展開が変更
・油圧式ディスクブレーキ部品のブランド変更
(シマノ社製→テクトロ社製)
といった内容になっております。
そしてもう一つ、大切なことがございます。
車体本体の価格が2020年モデルの¥62,000から、
¥61,000(税抜価格)に変更されております。
油圧ディスクブレーキ搭載で6万円代とは。
なかなか凄い時代になりました。
数年前まで、油圧式ディスクブレーキといえば、
10万円以上の車種でないと搭載されませんでしたからね。
最後に。
この2021年モデルESCAPE R DISC
わたくしが気に入っている仕様変更をひとつ。
このディスクブレーキローターという、ブレーキ部品の形状です。
※ホームページに掲載されている写真のものと、実際の形状が異なります。
2020年モデルに採用されていたブレーキローターよりも、
ローターの形状が少しだけお洒落にみえませんか?
ちなみに、下の写真が2020年モデルに採用されていたタイプです。
2021年モデルに採用された波型形状のブレーキローターが、
ESCAPE Rの持つソフトな印象に似合う気がするのは、私だけでしょうか…。
ぜひ、店頭にて新しいESCAPE R DISCをご覧くださいませ。
ジャイアント/リブストア今治
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