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【スタッフのサイクリング】話題のグラベルロードコースに行ってきました。2022年1月28日

未舗装路ではMTBのような走破性を発揮して、

舗装路では優れたエンデューロ性能と、

バイクパッキングでも人気のスポーツバイク。

『グラベルバイク』

新型REVOLT ADVANCED 今治店への入荷はございません(涙)

ロングツーリングとの相性もいいグラベルバイク。

ほぼ100%が舗装路のしまなみ海道サイクリングルートでも、

走っている姿を見るようなりました。

 

加えて、グラベルバイクの走りを楽しむのでしたら、

やっぱり未舗装路が一番。

たとえば四国にはこのような林道が沢山あります。

そうは言いましても。

いきなり長距離グラベルコースに挑むというのは、

ハードルが少し高い点は否めません。

ハードな走行に耐えられる体力はもちろん。

ある程度の走行スキル、事前準備や状況判断力も必要になります。

 

そんなの無理~って諦めてしまうのは勿体ない。

グラベルデビューにピッタリなコースがなんと!

しまなみ海道の因島に誕生した事はご存じでしょうか?

その名も『グラベルの聖地』

地元の方々の壮大な取り組みによって、

因島の国立公園内に誕生したグラベルロード向けコース。

誠に僭越ながら、当店スタッフも先日走って参りました。

 

今治からしまなみ海道メインルートで因島に上陸後、

島外周を半時計まわりの方向へ進みます。

土生港と商店街エリアの先、トンネルの側道へ。

ここからテレビ塔のある天狗山の頂上付近まで、

頑張って登ります!

ちなみにここの登り、

大島の亀老山より平均勾配はキツイです(汗)

メインはこの先のグラベルコースですし、

ここは会話ができるぐらいのペースで登ります。

 

そして!

やってきましたグラベルロードコースのスタート地点。

なお、コースは安全の為に一方通行となっています。

【ワンポイントアドバイス】

非常に気持ちのいい山道ですので、

地元の方がお散歩をしていることもあります。

見通しの利かない場所などは気を付けて走行しましょう。

また、歩行者の方がいらっしゃる場合、挨拶はもちろん、

自転車を降りて通路を確保するほか、

時間を空けて再スタートするなど、余裕をもって楽しみましょう!

 

コースに入る前に一度休憩をして、バイクのチェック。

タイヤの空気圧、ライト類のマウント、ブレーキなど。

ハードな走行に耐えられる状態か、必ずチェックしましょう。

スタート直後、急な下り坂がはじまります。

ほぼ直線のラインで路面も整地されており、

とっても気持ち良~くバイクが進みます。

おっと忘れておりました。

私はシクロクロスバイクのTCX(アルミフレーム)

タイヤは以前から使用するグラベルバイク用40c

今回、空気圧は2barほどに調整しています。

 

単独で一度訪れているスタッフの南

乗っているのはLivのシクロクロスバイク

BRAVA(カーボンフレーム)

標準装備のシクロクロス用タイヤ33c

空気圧は2.5Barあたりに調整しました。

(もう少し下げてもいいですね)

舗装路、未舗装路に限らず。

タイヤの空気はただ入れるだけでなく、

体重、走り方、路面などに合わせて調整することが、

とーっても大切です。

 

スタート直後の下りが終わるといったん登り坂に。

登り返しを通過すると、

落ち葉の感触が心地よい、ほぼ平坦路が続きます。

左手には木々の間から景色を望むことができます。

そして。

突如として現れる階段セクション!

ある程度、未舗装路に慣れているスタッフ川村はそのまま突入。

階段の進入は傾斜が急な為、お尻を後方へ引く姿勢で。

(判りやすいように少し大きめに引いています)

上半身は必要以上に力まないように。

ペダルにしっかり体重を乗せて重心を下げます。

あとは慣れと気合です!

一度、単独で訪れていたスタッフ南。

前回は自転車を降りて下ったそうですが、

この日は果敢に階段セクションにトライしておりました!

お次は狭い区間に突入します。

若干キャンバー(斜めになっている)箇所もありますが、

横に流れるほどの傾斜ではないので大丈夫。

続いて竹林エリアに突入します。

このあたりはコース設置に合わせて改修された様子。

先で上下2本のラインに分岐します。

分岐の合流手前にイノシシが耕した形跡が!

未舗装路は言うなれば『生き物』

天候や生息する生き物たちの活動で路面は変化します。

竹林の直線。

この日つけたあだ名は『バンブーストレート』

ここを抜けますと….、

最後に待ち受けるのは急な下り坂。

進入前に見えるあたりまで状況確認して突入!

階段セクションと同様に、

不安な方は無理せず降りてOKです。

楽しむ為にはケガをしないことが大前提です。

先が見えない場所では手前でしっかり減速。

グラベルロードコースとしてオープンしていますが、

国立公園内のハイキングコースを利用しているため、

常に歩行者の方を想定して走りましょう。

滑りやすい路面では、

ブレーキで減速するタイミングと、

曲がるタイミングをしっかりわけることもポイント。

未舗装からコンクリート舗装に変わったあとも油断は禁物。

とくにこの下の写真にある左カーブ。

入口から外側へ向けて「逆バンク」になっております。

左の土や落ち葉を無理に避けようとせず、

直線でしっかり減速し、小さく曲がるのがお勧めです。

また、この先は民家や小学校もある為、速度はより控えめに。

 

坂道を下り終えると大山神社の横に出てきました。

自転車神社もあるこちらの神社は、

しまなみ海道サイクリングの立ち寄りスポットのひとつ。

このグラベルロードコースも、

因島商工会議所と大山神社の宮司さんが企画しています。

走る前、走ったにあとはぜひ、商店街エリアにもお立ち寄りを。

この日はグラベルロードコース全長7km(未舗装2km)を2周。

しっかり楽しませて頂きました。

 

全体の印象と致しましては、

◇グラベル系バイクがもっと楽しくなる‼

◇未舗装路デビューに程よい難易度‼

(ただし、スタート地点までの登りがハード!)

◇MTBではちょっと物足りないかも…

(あまり走破性が高いと退屈かも)

といった感想です♪

 

このように山の中にあるコース。

町道や県道になっている林道のほか、

整備された常設MTBコースなどを除きますと、

公に走行可能な場所は少ないものです。

その為。

このようなコースの誕生はとっても貴重です。

安全にマナーを守って楽しみたいですね!

しまなみ海道にグラベル系バイクで訪れる際は、

ぜひ、足を運んでみてください。

 

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