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【ロードバイク】新型PROPELに乗ってみました2023年1月7日

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

今治店スタッフの川村です。

年末年始、皆様はどの様に過ごされましたか?

年末にたっぷり走った私は28日から帰省をいたしました。

帰省先ではドライブを楽しんだほか、

釣りに出掛けたりもいたしました。

禁漁期間で入渓できない今の季節。

管理釣り場があるのも本州の羨ましいところです。

 

さて、昨年末に開催いたしました新型PROPEL試乗会。

当店に試乗車が配備された期間中、

私も100kmほどPROPELに乗ってみました。

今回はその時の印象について、少しお話いたします。

私が試乗した車体はこちらのモデルです。

PROPEL ADVANCED PRO 0

color:ブラックカラント

size:XSサイズ

最上級『ADVANCED SL』グレードに継ぐ、

セカンドグレードに位置するのが、

こちらの『ADVANCDED PRO』です。

ホイールセットには新作カーボンホイール、

『SLR 1 50 DISC』を装備しております。

タイヤはCADEX RACE tuberessの25C

搭載するギアコンポーネントは2種類。

◇シマノ社のアルテグラDi2搭載バージョン

 

◇スラム社のフォースeTap搭載バージョン

今回の試乗車はフォースeTapバージョンでした。

いずれも電動変速とディスクブレーキによる恩恵で、

非常に快適なライドを楽しめます。

ただ、このコンポーネントについて、

個人的に不満を感じる要素が1点だけございます。

それは「フロントチェーンリング」のサイズです。

このPROPEL ADVNCED PRO 0

シマノ仕様はアウターギア「52T」を装備しますが、

スラム仕様では「48T」を採用しております。

今回、試乗してみた印象と致しまして、

大きめのチェーンリングでしっかり踏む方が、

PROPELの良さが引き立つ感触がありました。

もしも仮に私がこのバイクを所有する場合、

この部分は真っ先に手を加えたいところです。

なお、今回は試乗車配備に加えて、

CADEXホイールも用意されていたため、

そちらを車体に装着した状態でも試乗いたしました。

補足としまして。

最近あまり出番はございませんが、

初代PROPEL ADVANCED SLも所有する私。

そこから2世代の進化を経て、

どれほど乗り味は変化したのか。

気になるところです。

これについては言わずもがなかも知れませんが。

合計100kmほどの試乗を通して、

やはり印象的だったのが、加速性能と巡航性能です。

「さらにできるようになったなプロペル」

TCRもそうですが、

機材の進歩というのは凄いものです。

初代PROPELも魅力的なバイクでしたが、

TCRやDEFYの乗り味と比較しても、

平坦路では一歩先を走っている様な感覚があります。

フレーム剛性について初代ADVANCED SLと比較すれば、

新型ADVANCED PROも引けを取らない感触です。

 

ちなみに。

わたしは出身地が関東平野にございまして、

以前は利根川サイクリングロードや、

北関東にロングライドへ行っておりました。

それはもう、

とにかーーーく平坦路しかない環境で、

冬は北の方から吹き降ろす強風も半端じゃない!

平坦の果てにある山にたどり着くまで、

向かい風の中、60km以上走り続けることも。

そのため、初代PROPELで走りに出かけた際も、

空力性能の恩恵をとことん体感いたしました。

同様に平坦路の割合が多い、西日本のメジャールート。

アワイチやビワイチなども、

PROPELで走ると最高に気持ちいいですよ。

この写真は数年前の淡路島ロングライド。

スタッフ川村は一番左。

風向きとわずかなアップダウンでリズムに乗ると、

ずーーーっと走っていたくなるほど、気持ちがいいです。

この新型PROPELもそういった道を走ると、

きっと楽しいサイクリングになるだろうなぁと

思い描きながら今回は走っておりました。

 

そういった環境とは反対に。

現在のホームグラウンドはしまなみ海道や、

四国に広がる道の数々。

関東平野だと極めて希少だった坂道も、

ここには無数に存在します。

 

20kmを超えるロングヒルクライムも身近に。

こういった環境で走りを突き詰めていくと、

やはりTCRの方がマッチします。

今回の新型PROPEL ADVANCED PRO 0

やはりヒルクライムでは重さを感じました。

そうした場合では車体にカスタマイズを施して、

コースへの適応力を高めることも可能です。

そこで。

走行性能に最も影響するホイールを交換すると、

新型PROPELの登坂力はどれほど強化されるのか。

CADEX 42 DISCを装着して試乗してみました。

その結果は予想通りでして、

勾配のきつい登りでの軽快さが増したほか、

ワインディングもよりシャープな乗り味になりました。

ちなみに。聞くところによると、

1300g台と非常に軽量で空力にも優れる

CADEX 50 ULTRAを装着すると最高に楽しい!

とのことです。なるほど確かに。

PROPELの優れた空力性能をさらに引き出し、

ヒルクライム性能まで高めることができる!

最上位機種のADVANCED SLに少し乗った際、

強烈な印象を受けた理由には、

そういった要素も含まれていたのでしょう。

 

この新型PROPEL ADVANCED PRO

すでにお取り寄せ分は完売しておりますが、

もし購入したら、どうやってカスタマイズするか?

想像するだけでも非常に面白味のあるバイクです。

また試乗の機会などがございましたら、

ぜひ、皆様にも一度乗って頂きたいエアロロードです。

 

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