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【スタッフのサイクリング】写真多め濃いめでお贈りする春の休日サイクリング2025年4月2日

こんにちは。今治店スタッフの川村です。4月に入って四国各地で桜の見ごろを迎えた休日。今回は高知県の越知町と仁淀川町で、春の風景を巡るサイクリングに行って参りましたよ。

現地まではクルマで移動しまして、越知町の仁淀川沿いにある宮の前公園からサイクリングをスタート。実はここのすぐ近くにある精肉店さんのコロッケがめっちゃ旨いらしく、そちらにも立ち寄りたいところではありますが、今回あまり時間が無いのでおあずけ。

なお、ルートはざっくりこんな感じです。途中、目的地として立ち寄る場所を仁淀川沿いの国道33号線で繋ぐ、なかなかに高低差のある55㎞ほどをサイクリングしました。

宮の前公園を出発後、まずは仁淀川の上流を目指してペダルを回します。ちなみにこの日、ライド中の気温は12~14℃で、日陰や風通しの良い川沿いは立ち止まっていると若干肌寒いぐらい。こういったコンディションでは、走行中の温度調整を前提としたウェア選択がポイントとなります。

わたしが選んだウェア類の情報はざっくりこんな感じ。

◇アウターレイヤー:10℃~15℃対応の長袖ジャージ
◇インナーレイヤ:薄手長袖インナーウェア
◇防寒ウェア:防風素材のジレ
◇ビブショーツ+レッグウォーマー
◇10℃対応グローブ
◇念のためシューズカバーを使用

単独でガッツリ踏むトレーニングライドに比べますと、今日は登りでもそれほど運動強度は上がらないと判断したほか、ライドの内容的に途中止まって写真を撮る時間が多くなることも考慮しまして、いつもより若干保温性重視のアウターレイヤーを選んだところがポイントです。春先のウェア選択においては、ライド中に汗だくにならない境界線を知ることが大切です。その日の気温と想定する運動強度によってレイヤーを変更したり、コンパクトに収納できるウインドブレーカーやジレと組み合わせて、ライド中の温度調整に対応することも必要となります。今回は下りを走行する場面も多くなるため、走行風による足先の冷えを防止するためにシューズカバーを装着したところもポイント。

山間部特有の急な天候変化にも対応できるよう、例のボトルを使用してレインジャケットも携行しています。

詳しくはこちら↓

また、春先の比較的涼しい日に出かけるサイクリングであっても、運動中の水分補給は欠かせません。

今回のような春先、または冬のサイクリングで脱水症状になるケース、意外と多く拝見します。これは夏場と比べて日常生活における水分摂取の機会が不足しがちな点に加えて、前述のようにコンディションに適したウェア選択を出来なかった結果、運動中の発汗量が増したことで発生している例が多いです。水分補給のタイミングといたしましては、まず第一に喉の渇きを自覚するより前の段階でこまめに行うことです。

もしも軽度の頭痛など、なにかしらの自覚症状が出てからですと、ライド中に回復すること自体が難しくなりますので十分に気を付けてくださいね。

さて、最初の目的地が見えて参りましたよ。

国道33号線から狭い道に入り、グングンと標高を上げていきます。

途中、最初の目的地に咲き誇る「花桃」が一足先にお出迎え。

このあたりは美味しいお茶も有名です。

気づけば先ほど走ってきた国道も随分と下の方に見えます。これぞ四国の山里といった景色です。

最初の目的地「花の里公園」に到着です。

こちらは地元の方による手作りの公園なのだそう。春になるとたくさんの花桃や菜の花が急峻な山の斜面に咲き誇り、その風景を目当てに多くの方が訪れる場所となっているのだそうです。

ちなみにスタッフ川村は国道を通る際に遠くから眺めたことがあるものの、こうして現地に訪れるのは今日がはじめてとなります。

公園内は歩いて散策するのですが、立地的にこれがなかなかの急こう配でして。あらかじめ覚悟してはおりましたが、ロード用ビンディングシューズだと足元が超絶に不安定。かなり慎重に足を運ばないと転ぶこと間違いなしです。

道を譲り合いながら散策していますと、なぜかマダムから「あら、トレイルランニングですか?」と聞かれた私。「いいえ、サイクリングです」と答えつつも、「こんなに足元がおぼつか無いトレイルランナーはおらんやろ~」と、心の中でツッコミを入れてしまいます。

どうやらこちらのお銀さん。以前に訪れた経験のある人の会話を耳にしたところ、最近になってコンプライアンス仕様になったそうです。いわゆるアニメでいうところの「謎の光」とか「やたらと多い湯けむり」的なやつですな。

菜の花に埋もれたお食事処。

遠い未来ではテラフォーミングした惑星で花咲く、「地球の桜」が話題になる時代がやってくるのでしょうかね。

四国の山里らしさ満点の場所でございました。

一通りの散策を終えまして、つぎの目的地に向かいます。一旦国道へと下りまして、再び仁淀川の上流を目指します。

そして再びはじまるヒルクライム。次の場所には一度クルマで訪れたことがあるので、どのぐらい登るのかは経験済みです。国道からの登坂距離としては、しまなみ海道の亀老山と同じぐらいですね。なお、亀老山よりも全体的に勾配はきつめです。

景色の開けた場所まで登りますと、2つの目的地はもうすぐそこ。

ちなみにこの目的地までの道は幅員が非常に狭い為、登り方面は一方通行となっています。

なにッ!猫だと!?

うおぉっ、めっちゃおるやないか!

こっちにもいる!

この景色に猫とは、わたしの中で好感度が爆上がりです。すぐそこにある目的地をそっちのけで、しばらく遠くから猫を眺めていたスタッフ川村。

もうね、桜の木の下でじゃれ合う猫達の姿なんて、ずぅーーーと見ていられます。くぅ~、一眼カメラの故障中で望遠レンズが無いのが悔やまれますぞ。

ということで、2つ目の目的地は「ひょうたん桜」です。おそらくこの辺りのエリアでもっとも人気のスポットですね。

先ほどの花の里公園で見かけた人やクルマもちらほら。こういう観光地、みんな同じ場所を目的地にしているあるある。ちなみにこの日、遭遇したサイクリストはゼロでしたが何か?

「ゴー、ヨン、サーン、ニー、イーチ、ゼロ、GO!」

再び仁淀川沿いを進み、高知県に現存するものでは最古の久喜沈下橋へ。

橋を渡ったその先、これまた激狭いコンクリート舗装のガタガタ道を登ると小さな集落に到着です。

こちらも色とりどり春の風景が待っておりました。

国道に戻り、続いての目的地は中津の花桃ゾーン。こちらは国道からアクセスがしやすく、上からも眺められるのでサクッと。

少し先で一旦国道439号を経由、仁淀川上流の大渡ダムを目指します。

ここもそこそこのヒルクライム区間。町内放送で夕方5時の音楽が流れ、そろそろ日も落ちてくるので先を急ぎます。

が、途中で見つけたのがダム公園の公衆トイレ。こういうの見つけると、ついネタに走ってしまうのがスタッフ川村なんですね。

「おや、お前さん新入りかい?」

物語の主人公が捕えられた時に登場する、けっこう重要ポジションのキャラクター。だいたいこんな感じの牢獄にいるあるある。

今日はこの大渡ダムを折り返し地点とします。

今回のルート担当者によりますと、さらに上流部にある山里エリアにも行く予定だったのですが。ここから往復すると1時間以上を要する為、折り返して宮の前公園を目指します。と、言いますか。当のご本人いわく、ルートを全部まわっていたら脚が終わっていたそうです。

そして、下り基調の国道をローテーションしながらひたすら突き進み、辺りが暗くなり始めた頃。無事にスタート地点まで戻って参りました。

それではゴール後のウイニングライブをどうぞ。

「ワッショイッ!」

「フォウッ!」

あっ。そういえば途中でランチもいただいたのですが、写真を撮るの忘れてました。ちょうどお腹が空いていたのと、いただいたスープカレーが旨くてうっかりしていました。すまんかった。

ということで、写真多め濃いめでお送りしました今回のサイクリング。如何だったでしょうか。桜も花桃も見ごろの期間が非常に短いですが、今年はなかなか良きタイミングで訪れることが出来たように感じております。

それではまた次回のサイクリングで。

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