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【スタッフのサイクリング】果たして好奇心は身を亡ぼすのか?~初心者のしまなみ海道往復サイクリング~2025年10月6日

こんにちは。今治店スタッフの川村です。サイクリングとは、時として好奇心の赴くまま挑むことも大切だと、常々感じています。その好奇心の対象となるのは走行距離であったり、標高であったりするわけですが。今回は私を含めたスタッフ4名それぞれの好奇心をきっかけに、しまなみ海道の往復サイクリングに出かけたお話です。

こちらが今回走ったルート。距離143kmで走行時間、休憩など全て含めて11時間のサイクリングとなりました。いやー長かった。

ことの発端はスタッフ清水の一言。

スタッフ清水 :「しまなみ海道を往復してみたいです!」

自身を「好奇心の塊」と称する大学生のスタッフ清水。

春から当店のアルバイトスタッフになったことをきっかけとして、初めて本格的なサイクリングに触れる機会を得ました。現在所有しているスポーツバイクは、高校生の頃から乗っているクロスバイクですが、この夏は朝活ライドに参加して亀老山をヒルクライムしたり、初めてロードバイクに乗って大三島を一周するなど。なかなかのポテンシャルを見せてくれています。そういった経緯で今度は走行距離に対する好奇心が出てきたというわけです。

そんなサイクリング初心者あるあるな好奇心に応えたのが、お馴染みこちらの3人です。

わたくしスタッフ川村とスタッフ竹内、そして彼にとっては大学の先輩でもあるスタッフ島田。この夏、スタッフ清水の姿を見ているうちに、彼にどれぐらいの可能性が秘められているのか、サイクリング経験者として好奇心が沸いてきた次第です。

そんなこんなで9月最後の定休日。4人でしまなみ海道往復サイクリングに出かけました。実を言うと、いつも大三島までしか走りに行かないスタッフ竹内にとっても、この日が初めてのしまなみ海道往復だったりします。

朝8時にサンライズ糸山で集合しまして、ぬるっと出発。今日は風も弱く、気温も程々で最高のサイクリング日和ですね。

しまなみ海道のメインルートにおいて、もっとも標高差が大きい大島を順調に通過しまして、2つ目の橋「伯方・大島大橋」を渡って伯方島に向かいます。

「あれ、1人増えてね?」

大島の宮窪峠で待ち伏せしていた佐藤店長がパーティーに加わりました。この日は途中まで一緒に走って折り返すとのこと。(折り返した後、帰りがめっちゃしんどかったらしいです)

なお、ロングライドには少々不向きなタイプのクロスバイクしか所有していないスタッフ清水。今日はお店の試乗車である「TCR Advanced Pro 1」に乗っております。当初は前記のクロスバイクで往復するつもりだったようですが、この日に備えて高性能なロードバイクを試乗してみたところ、機材の性能差という現実を知ってしまったとのこと。

スタッフ竹内はTCR Advanced Pro 0 (第9世代)

スタッフ島田はGusto (CADEX 42 Disc & AMPサドル仕様)

店長佐藤はAvail Advanced Pro 0に乗って大三島橋へ。ちょうどこのあたりで岡山店の方々とすれ違ったようですが、気が付かなくてすみませんでした。

大三島も順調に通過しまして、4つ目の橋である多々羅大橋に入ります。しまなみ海道はここから広島県へ。と、ここで店長佐藤が「広島県に入れない病」を発症して離脱。しれっとそれに便乗しようとするスタッフ竹内。

「竹内さん、冗談言ってないで行きますよ!」

まだまだ元気なスタッフ清水。ライド後半の余力を考慮して、序盤から平坦路の走行速度を25km/h程度でコントロールしていますが、この調子ならもう少しペースアップできるかも。

「先生、この中にコロッケを2つ食べた人がいまーす」

しまなみ海道は黙々とペダルを回して走ることだけが魅力ではありません。ちょうど小腹が空いてきたところですし、瀬戸田のしおまち商店街で人気店のコロッケをいただきますよ。

「パワー!」

生口島を通過して因島に上陸しましたらスイーツを食します。なお、こちらのお店では「はっさく大福」を11月頃から販売開始ということ。今回はシャインマスカットと金柑大福を購入しました。ちなみにこの2つはお土産用です。

焼肉チェーン店の食べ放題に行くとデザートばかり注文するほど、甘いものが大好物というスタッフ清水。ここの名物シュークリームは、注文後にサクサク生地へクリームをたっぷり詰めてくれます。これがまた美味いんですよね。

さあ、この坂を登れば6つ目の因島大橋。じつはここ、初めてしまなみ海道をサイクリングする大半の人は、目の前に迫る坂道をみた瞬間「えぇーまじかー」となるのですが。そんな素振りを全く見せないスタッフ清水。なかなかやりおる。

ときどき私が写真撮影スポットまで先行する際、ペースアップに付いて来ようとするぐらいの元気があります。当初はHP(お尻のライフゲージ)が削られることを心配していましたが、どうやら大丈夫みたいですね。

向島から尾道駅前へ渡る前にお昼ご飯休憩です。せっかくならガッツリ食べたいという事で、以前から気になっていたこちらの台湾料理店へ。

わたしは鶏肉のネギ油ソースがけを定食スタイルでいただきましたが、このボリュームでなんと800円。スタッフ島田は+200円で卵スープをラーメンに変更していましたが、これがまた半ラーメンではなくて、フルサイズのラーメンが出てきてびっくり。次回もリピート確定ですな。うーーん、ごちそうさまでした。

さてさて。お腹もいっぱいになりましたので、食後の休憩を兼ねて渡船で尾道に上陸します。

昼ごはんの前に大福とシュークリームを食べたのに、1人だけデザートにマンゴーシャーベットを注文していたスタッフ清水。

血糖値上昇と心地よい海風、程よい疲労感でめっちゃ眠そうやん。

その様子を暖かい目で見守る3人。これは後半も面白いことになりそうだぜ。

ここまで来たことですし、せっかくなのでOnomichi U2にも立ち寄りましたよ。

当たり前ですが尾道店も定休日です。

さあ、ここから再び今治に向けて出発しますよ。

通常、向島のしまなみ海道メインルートは西側外周ルートを走りますが、せっかくなので東側外周から因島大橋に行こうと提案するスタッフ川村。

東側ルートは距離が少々長くなり、多少のアップダウンもありますが、景色や道の変化が楽しいのでお薦めです。(まぁちょっとした記憶違いで、思いのほか距離もアップダウンもあったのですけどね)

生口島に入ってすぐのコンビニで休憩後、様子を見ながら少しだけペースアップ。平坦路を30km/hあたりで走行しながら、沈む夕日を追いかけるように今治を目指します。

スタッフ島田 :「僕、さっきサングラス落としたかも知れません」

ほか3人 :「えっ今かけてるやつは?」

久しぶりの長時間ライドで少々疲れが出始めたのか、往年のギャグネタである「あれ?メガネメガネ…」をサングラスで披露したスタッフ島田。やっぱり天然ものは鮮度が違いますな。

まあ、この状態だったらわからないでもないけどね。

ようやく戻ってきました愛媛県。ゴールまでは残り35㎞です。

スタートから7時間が経過しまして、さすがにちょっと疲れてきた感じも見受けられます。とはいえ、体力的にはまだ余裕がありそうですし、この先は少し刺激を入れつつ、気分転換を交えながら進みます。

宮窪峠までの登り、何度も競り合ってくるスタッフ清水を意地で振り切ったスタッフ竹内。このあとも坂道アタックがはじまったり、激坂チャレンジしたりと、前半にがっつりペースを抑えて蓄えたエネルギーを放出する展開に。あまり単調すぎるよりはこれぐらいの変化があったほうが、ロングライドも楽しかったりしますよね。

そして、夜7時にサンライズ糸山へゴールしましたよ。みんなお疲れさまでした。余談ですが。スタッフ清水はこのあとバレーボールの部活に参加して、さらに友達と朝4時までタコパ(たこ焼きパーティー)したらしいです。やべーな。ちなみに次は山でマウンテンバイクに乗りたいとのこと。

なお、今回のサイクリングを通じて、スタッフ清水が初心者でもこれだけは準備したほうが良いと感じたアイテムがあるそうです。

それは「サングラス」です。

【本人談】

短時間のサイクリングや、ゆっくり走行している時は無くても大丈夫でしたが、速度が増したり、サイクリングの時間が長くなると目の乾燥が辛く、日差しによる眩しさで目がとても疲れました。ときどき目に虫が入ったりするのもストレスでした。

やっぱり大切なんですね、サングラス。

さて、今回のスタッフのサイクリングはいかがでしたか?

長時間に及ぶロングライドを完走するためには、基礎体力、技術、知識、経験、機材といった要素も不可欠ですが、やはり最後に必要となるのは好奇心だと、スタッフ清水の姿を見て改めて感じました。それではまた次回のサイクリングで。

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