ジャイアントストア今治
【サイクリング】ストレッチをしましょう。2020年4月20日
こんにちは。「家の中で何か打ち込めることを探そう。」ということで、
ギターをはじめて1週間、なんとかFコードができるようになってきました。
今治店スタッフ川村です。
(Fコードおさえるのに10秒ほどかかりますが)
今回は製品のご紹介ではありません。
さらには費用もかかりません!
快適なサイクリングに役立つ、
身体づくりのお話です。
まず、前回のブログでもご紹介しましたが、
今、お家でローラー台に乗るという方も増えているかと思います。
「室内で愛車に乗って運動をしませんか?」
日頃からローラー台でのトレーニングに取り組んできた方はご存知の通り。
例えば30分間、市街地などを含む公道で走るよりも、
トレーニングの効率が非常に高い点もローラー台の特徴です。
ローラー台の上には交差点や下り坂、追い風など、
止まることはもちろん、楽が出来るような外的要因もありませんからね。
道路を走行することでしか得られない操作技術などの習得を除けば、
サイクリングに必要な身体能力を効率よく鍛えることができます。
と、ここまでが前回のづづきです。
そんなローラー台を持っている方も、持っていない方も。
お家にいる時間が増える今こそ、はじめていただきたいこと。
それは、
ストレッチです。
たとえば、
①サイクリング中、時間が経つと腰が痛くなる。
②それと同じように膝が痛くなる。
③沢山練習しているけど、身体が疲れやすい。
などなど。
皆様の中にもこんなお悩みを抱えている方はいませんか?
そこで、ご自身の身体の柔軟性について思い出してみてください。
身体が硬いと思う方、硬いと言われた経験のある方。
ぜひ、ストレッチを習慣化してみましょう。
身体の痛みについては車体のセッティングが合っていないなど、
機材が原因というケースも中にはありますが、
走るためには身体を鍛えることが必要です。
機材のセッティングやアップグレードで車体の性能は向上しますが、
それだけでは解決できないものの方が圧倒的に多いのも事実です。
そうなると。
いかにして身体を良い状態にできるか?それを維持できるか?
という部分がとても重要になってきます。
実をいいますと、わたくしスタッフ川村。
以前はストレッチというものを真剣に考えていませんでした。
学校で実施されるスポーツテスト(今は新体力テストというそうですね)
当時は八角形のグラフで各能力を評価されていましたが、
柔軟性の項目のみ、グラフの線が思いっ切り内側へ食い込んでいました….。
ところが!
一昨年の夏のこと。
ヒルクライムレースに向けて練習を積む中で、
大会2週間前にひどいぎっくり腰になってしまいました。
鍼灸院に通いつつ、どうにか乗れるようになったのは大会3日前。
前傾姿勢+重めのギアでペダルをこぐことができず、
大幅にセッティングを変更することでなんとか完走しましたが、
練習の成果を発揮しきれない悔しさを経験しました。
加えて、身体の痛みに不安があると、
走りたい場所へ出掛けることさえも難しくなってしまいます。
その経験から、
「乗ること意外にも何かをやらないと、また同じことが起きる。」
と自覚して、ストレッチにも真剣に取り組みはじめます。
はじめて2ヶ月ほどはあまり自覚もなかったのですが、
意識してコツコツとストレッチをすること半年。
ぎっくり腰はもちろん、ときどき感じていた膝の痛みも
ほとんど出なくなりました。
正確には、少し痛みを感じた後にも重症化せず、回復が早くなりました。
さらに。
以前よりも深い前傾姿勢でペダルをこぐことが出来るようになりました。
そして迎えた1年後のヒルクライムレース。
大会前までしっかりと練習を積むことができ、自己ベストを更新することができました。
まさに。
お金を掛けずに、いまよりも楽に走れるようになる!
こんなにうれしいことはありません。
(自転車屋さんがこんなこと言ってしまうのもなんですが。)
では。
ここからは、どんなストレッチをしているのかをご紹介します。
ポイントとなるのは1つ。
お尻から膝裏までの筋肉をしっかり伸ばすことです。
・まず前かがみになり、両手で左右の足首を握ります。
このとき、両膝を胸の辺りにしっかりつけます。
・ググーっとお尻を持ち上げます。
身体から膝が離れないよう意識しつつ、膝を伸ばしていくイメージで。
お尻から膝裏までの筋肉が引っ張られている感覚があればOKです。
・ここで30秒キープ!
・これを何度か繰り返します。
このストレッチと合わせて、普通の前屈もときどき行います。
はじめのうちは両手の指が床に届くぐらいでしたが、
数か月続けると膝に額がつくようになりました。
(調子が良いともう少しいけます!)
このストレッチ。床に座る必要がない為、
お仕事の休憩中やドライブの休憩時など、
気がついたときに出来るのが良いところです。
股関節周りの柔軟性を高めるストレッチと合わせると、さらに効果的です。
ある程度まで柔軟性が向上してくると、
頻繁に行わなくても柔軟性を維持できるようになります。
スクワットや体感トレーニングも並行して取り組むと、
長距離のサイクリングで疲れにくくなります。
コツコツと続けることが大切です。
ジャイアント/リブストア今治