ジャイアントストア今治

»トップへ

【スタッフのサイクリング】忙しい人のための四国一周2023年11月9日

こんにちは。今治店スタッフの川村です。

今回は表題にもある通り、

忙しい人のための四国一周をお送りします。

しかも、日帰りで一周します。

「は?そんなこと無理でしょ?」

「そんな戯言を」

ご覧頂いている方の殆どがそう思うでしょう。

その通りです。

※Googleマップより

四国一周の距離はおよそ1000km

自動車なら15時間以上走れば可能でしょうが、

自転車でとなると話は別です。

四国一周は通常でしたら10日間ほど、

規格外の走力を備える猛者でも3~4日掛かります。

ですが。

我々スタッフを含めて、

まとめて10日間、休日を取得することは、

正直に申し上げて難しい…。

でも、諦めたらそこで試合終了です。

ひとつのプラン実行が叶わないとしても、

ポジティブに別のプランを模索する姿勢こそ、

サイクリストがもつ素養です。

そこで。

「四国4県を経由するだけならいけるんじゃん」

そう。今回はこの辺りにルートをひいて、

四国4県を1日で走るロングライドに出掛けます。

 

前日に車検から戻ったクルマにTCRを載せ、

まずはスタート地点の四国中央市へドライブ。

伊予三島駅近くのコインパーキングに駐車して、

国道319号線から四国4県一周をスタートします。

まずは具定展望台を経由。

法皇トンネルまでヒルクライム。

ここは勾配もそれほどきつくない為、

いい準備運動になりました。

金砂湖を経て県道6号から県道126号へ。

ここから高知県との県境を目指して、

県道ならぬ険道へ突入します。

未舗装区間もあるとの情報ですが、

私にとってはご褒美みたいなものです。

なお、この県道126号区間。

11/1から来年の1/21までの平日。

工事による時間帯通行止めがあります。

※土日祝日を除く

通行される際は道路情報提供システムでご確認を。

渓流沿い区間をしばらく登ると、

小さな集落が見えてきました。

これぞ日本の原風景。

と、ここで前からクルマが1台。

この険道でまさかのHONDA S2000

ちらっと挨拶を交わしましたが、

険道酷道好きのオーラを感じました。

さらに標高を上げていくと、

姿をあらわしたグラベル区間。

この程度の未舗装でしたら、

25Cタイヤでも十分走破可能です。

舗装と短いグラベル区間を繰り返しつつ、

このあとも淡々と登っていきます。

ひんやりとした山の空気の中、

周囲には自分とバイクだけ。

この贅沢な時間を味わえるからこそ、

山岳ルートのライドが好きなんです。

嗚呼、幸せ。

「ヅラじゃない、カツラだ」

県指定と市指定の違いは少し気になります。

ここから少しだけ下りを経て、

高知県に抜ける隧道が現れました。

「白髪隧道」

なんだか吸い込まれるような暗闇。

うーーーん。

これはなかなかの雰囲気です。

隧道を抜けるとそこは高知。

よく見かける県境標識は無く、

ちょっとしたところで高知県を認識します。

この辺りで標高1000mぐらいでしょうか。

下りで身体が冷えないように、

防寒ウェアの準備をします。

「蒸着!!」

宇宙刑事のように0.05秒でとはいきませんが、

30秒で下り仕様に変身します。

その印象よりも落石などは少ないですね。

さあ、ガンガン下っていきます。

本日一番の紅葉ポイントで1枚。

勾配が緩くなってしばらく進むと、

久しぶりの市街地へ。

「よくぞ来たニャ」

ここまで約60km

早明浦ダムを横目に国道439号へ。

こちらで「聖剣」を食べたかったですが、

それはまたの機会に。

コンビニでカロリーと水分を補充して、

つぎは徳島県を目指します。

国道32号を三好方面へ左折。

ここは吉野川に沿って緩い下り基調。

脚に適度な踏み味を感じつつ、

いいペースで徳島県へ突入。

と、このまま国道32号を進むと三好。

でもそれじゃあちょっと物足りない。

そこで回り道へ。

再び峠を登り、祖谷渓を目指します。

トンネルを抜けて祖谷渓を望む県道32号へ。

標識の傾き具合がいい感じです。

ここの谷の深さと雄大さは圧巻です。

祖谷渓といえば定番のこの方。

「そろそろその恰好では寒いでしょ?」

狭いワインディングの下りを経て再び国道へ。

信号がぜんぜん青にならないぞ?

感応式の信号機あるある。

三好から国道192号で四国中央市方面へ。

うっすらと登り続ける国道をしばらく走り、

香川県観音寺市に抜ける県道8号へ。

ここで若干のハンガーノックを感じますが、

自販機のコーラ&微糖コーヒーを流し込み、

ブーストをかけます。

この日最大の集中力で峠の下りを経て、

再び愛媛県へ向けて国道11号へ。

サイクリストはお馴染み「MINOURA」

香川県だけほんの少しの登場で申し訳ないです。

本当は観音寺の寛永通宝を経由したかった次第。

ここからは平坦のみ。

自販機で翼を授かりラストスパートです。

ほどよい疲労感。

そして湧き上がる達成感で集中力も高まり、

最後までガッツリ踏みます。

そして、無事にゴーーーール!

だいぶ前にサイコンは卒業したスタッフ川村。

本日も走行ログをとっておりませんが、

走行距離はだいたい160㎞

身体に刻まれた感覚をもとに、

獲得標高は2000mぐらいでしょう多分。

帰りの高速パーキングエリアでうどん。

頑張ったので餃子もつけちゃいましょう!

やっぱりロングライドはいいものですね。

それではまた次回のサイクリングで。

 

―ジャイアントストア今治ではFacebookInstagramでも情報を発信しています―
普段ブログではお伝えしきれない、日常の店舗風景や、
スタッフのRIDE LIFEなどもUPしていますので、ぜひご覧下さい♪