ジャイアントストア今治
【スタッフのサイクリング】「台風は自転車ぐらいの速度で…」ってロードバイクならもっと速い件2024年8月29日
180°開脚目指してストレッチに励んでいます。
こんにちは。今治店スタッフの川村です。
ちなみに股関節まわりの柔軟性向上は、
腰や膝に掛かる負担軽減に効果大です。
無課金で走力も向上するのでオススメです。
さて。
※Yahoo天気より
「ボンビーでもくっ付いているのか?」
というぐらいに進まない台風10号。
その超絶スローペースに翻弄されるも、
今治では雨が降らなかった火曜日。
まぁ台風が来たら雨は降るわけですし、
その前にガッツリ走っておこうという事で。
今回もゆるっと12時過ぎに自宅を出発、
UFOラインまで行くことにしましたよ。
最近しまなみ海道ばかり走っていたため、
山を目指すだけでワクワクすっぞ。
今週、雨はほとんど降らなかったものの、
台風から送り込まれる湿った空気で、
蒸し暑い日が続いている東予エリア。
雨雲レーダーを見る限りでは、
西条で雨に降られそうですね。
だが、
「私は一向に構わんッッ」
真夏のライドに限っていえば、
途中で降る雨はむしろ好都合なんです。
きびしい暑さが軽減されるのでヨシ!
サクッと今治から丹原を通過して、
お馴染みの国道194号に到着です。
蒸し暑さによる体力消耗を考慮して、
ここまでペースはぼちぼちといった感じ。
台風10号より速い自信はありますけどね。
いつもの金子商店さんで補給を済ませ、
この後の長いヒルクライムに備えます。
お盆休み(当店には無い)の間は、
川遊びの人々で賑わった国道沿いも、
今日は渓流の音と蝉の声が聞こえるのみ。
ゆっくりと山の空気を味わいながら、
淡々とペダルを踏んでいきます。
山の上には雲が掛かっていますが、
川を見る限り強い雨は降ってなさそう。
対向車線を走るクルマの様子からも、
いまのところ雨の心配はなさそう。
(車体の濡れ具合やワイパーで判断します)
国道から狭い林道区間に入ると、
路面は濡れて空気もヒンヤリ。
35℃まで気温が上昇した平野部に比べて、
体感温度は10℃ぐらい低い印象です。
熱を持った身体が程よく冷却されて、
ペダリング自体に余裕が出てきます。
途中で天然の冷たいやつを補充。
首元にかけて冷却効率が増し増し。
この方もウェットでお肌ツヤツヤ。
2週間前にクルマで訪れた際は枯れていた滝。
山の上で降った雨により復活していました。
寒風山隧道は高知県側から風が流れており、
トンネル内の冷却効果が絶大。
「キンキンに冷えてやがる!!」
トンネルを抜けたらいよいよ本番。
UFOラインに至る旧瓶ヶ森林道
「町道瓶ヶ森線」に突入!
といきたいところだったのですが…。
「ゲート閉まっとるやないかい!」
JARTICの情報には無かったのですが、
私がここに到着する10分前。
落石と二次災害被害防止を理由に、
通行止めになっていたそうです。
まあこればかりは仕方がありません。
ここには冬季通行止め期間を除いて、
年間通してたくさん訪れていますが、
やはり自然と隣合わせの険しい道。
当然こういう事だってあるわけです。
さきほど購入した蒸しパンを食べて、
登ってきた道を折り返します。
愛媛県側にトンネルを抜けると小雨が。
空気が一層潤っていくのが分かります。
ミヤマカラスアゲハも嬉しそうです。
路面とタイヤグリップを見極めて、
ワインディングを走るこの感覚。
程よい緊張と集中、
そして爽快感が織りなす、
サイクリングの醍醐味です。
国道に出る少し手前。
最初「デカい蛇か?」に見えたコレ。
「は?」
ロード用クリンチャータイヤ!?
(大手販売店様のPB商品ですね)
というか。
なんでこんな所に捨ててあるのか?
パンクしてどうにもできず、
スペアタイヤに交換するにしても。
「1本持って帰るのも一緒じゃね?」
「いや忘れていったのかも?」
なんて持ち主に対する詮索をしつつ。
見過ごすのは良心が痛むので、
ハンドルバックに入れて回収。
国道の高速ダウンヒルを経て、
ふたたび金子商店さんで小休憩です。
こちらのかき氷が最高なんですよ!
豊富な種類のシロップに加えて、
+¥200でソフトクリームを追加可能。
ソフトクリームも数種類あるので、
自分好みの最強かき氷を作れるんです。
かき氷を食べたあとも、
無事に今治まで戻って参りました。
ここで終わらないのが当店のブログ。
今回、途中で拾ってきたタイヤ。
がっつりとサイドカットしてました。
こうなるとチューブが飛び出てしまい、
空気を入れたそばからパンクするんです。
といいますか。
トレッドがあまりにも摩耗し過ぎです。
これで走りに行く感性がある意味すごい。
せっかくの機会なので応急修理もご紹介。
サイドカットによるパンクの場合。
ひとまずはタイヤの亀裂を塞ぎ、
膨らんだチューブが出てこないように、
応急修理をする必要があります。
亀裂を塞ぐのに使える物ですが。
◇専用品のタイヤブート
◇補給食などに使われる強めのプラ包装
◇1000円札など引っ張り強度の高い紙
などが定番ですね。そして。
じつはその辺にある植物の葉っぱなどでも、
折り畳んで重ねたら使えたりします。
※国定公園エリアなどの場合には、
動植物の採取ができないのでご注意ください。
亀裂とチューブの間に挟みこんで、
慎重に空気を充填します。
うまくいけば5barぐらいまで空気が入ります。
こうしたライフハックテクさえあれば、
余程のメカトラブルが発生しない限り、
その場を脱することができます。
ぜひ参考にして頂けますと幸いです。
それではまた次回のサイクリングで!
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