ジャイアントストア今治
【スタッフのサイクリング】寒い冬はポタリングもおすすめです2024年12月12日
こんにちは。今治店スタッフの川村です。比較的温暖といわれる今治でも、この一週間はグッと気温も下がり冬らしい日が増えて参りました。こうなると割合多くのサイクリストが、いわゆる「冬眠」状態になるのですが。さらに言えば梅雨の雨、長く続く夏の暑さ、10月を過ぎてもまだ暑いから乗れないなぁ…って、あれ?
「最後に出かけたのはいつだっけ?」
となっている方も、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
年間通じて普段からガッツリ走っている人でしたら、真夏の暑さにもある程度順応する事は可能ですが。乗る頻度が極端に少ない方ですと、身体の暑熱順化を促進するのも非常に難しいんですよね。
そこで、わたくし気が付いたのですが。
お住いの地域によって条件こそ異なりますが、近年の猛暑日だらけで長ーいサマーシーズンよりも、気温の低いウィンターシーズンの方が、現代のサイクリングに適しているのでは?
寒さは服装による防寒対策で対応できますし、ペダルをこいで走れば程よく身体が温まります。
多少、頑張って走っても汗をあまりかかないで済みますし。でもでも。
「冬用のサイクルウェアなんて持っていないしなぁ」
とおっしゃる方へ。
お手持ちのジャケットやパンツにサイクリングウェアを組み合わせてみましょう。例えば夏用のサイクリングショーツをお持ちでしたら、その上からストレッチ生地のロングパンツを履くと冬でも快適に走れます。
上着についても同様です。ハイペースで走るようなライドでは、タイトなウェアを着た方が風の抵抗が減り、スピードの維持が断然楽になります。ですが、ゆっくりとしたペースで走るならカジュアルなジャケットでも十分です。その場合もインナーウェアだけは吸湿速乾性に優れる素材のものを選びましょう。速乾性の低い綿のTシャツなどは、運動で少し汗を掻いたときに乾きにくく、汗冷えをする原因になります。ウェア選びも適材適所ですよ。
ということで、そんなスタイルで今月出かけたポタリングの様子をご紹介します。まずはこちら。
え?なんで12月なのに半袖?ってなりますよね。実はこの日、最高気温が18度もありました。そんな暖かい休日にしまなみ海道の大三島多々羅しまなみ公園から、生口島の瀬戸田周辺をポタリングして参りました。
ランチは瀬戸田パーキングエリアにて、広島県福山市「池口精肉店」さんの看板商品ミンチカツを使った定食セットです。これ、ソースなんて要らないぐらい旨いです!
ちなみにご存知の方も多いでしょうが、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアは、専用ゲートから徒歩でも入場できるケースが多いです。
しまなみ海道ですと、今治の来島海峡SAと生口島の瀬戸田PA(上り)、そして因島の大浜PAにレストランがあるので、ポタリングのランチ場所としても穴場なんですよ。ただし、もれなく坂道が待っていますけどね!
さて、ランチの後はサンセットビーチを経由して瀬戸田港へ。
瀬戸田水道沿いの道をゆっくり走っていると、これ以上ないグッドタイミングで「サイクルシップ・ラズリ」が航行してきましたよ。定員75名、自転車はなんと約50台も積載可能というフェリー。基本的に休日やイベント時のみ運行するそうですが、ごく稀に平日のしまなみ海道でも遭遇するんです。これはちょっとラッキーですね。
ちなみにわたし、サイクルシップ・ラズリにはまだ乗ったことはありませんが。
瀬戸田港からしおまち商店街を通り抜けた先にある「耕三寺」は、しまなみ海道の中では珍しい紅葉スポットです。
「ウソみたいだろ、12月なんだぜ、それで」
12月に紅葉と半袖短パンって、季節感ゼロもいいところです。
このあとはしおまち商店街の「たびたす」さんと合流しまして、瀬戸田小学校の中にあるアート作品へ。
生口島に点在するアート作品のうち、この「飛び石」は小学校にある作品。場所的に普段はなかなか見ることができなんですよね。ローカルを熟知している方が一緒だと、こういった貴重な体験ができます。
渾身のジャンプでご期待に応えます。
このあとは黄色い橋を渡った先の島。高根島をぐるっとポタリングしてサンセットを迎えました。
そして。
翌週は生口島からゆめしま海道をポタリングです。
ちょうど干潮のタイミングということで、生口島のベルベデール瀬戸に寄り道です。先月の今治店Livライドでも立ち寄っていましたね。
Livライドのときは作品まで渡ることができなかったようですが…
この日はまさにベストタイミング!
私もこれまで何度か立ち寄ったことはありますが、これほどの好条件にはなかなか巡り会えないんですよ。
ということで、まだ走り始めて15分ほどでしたが長めの撮影タイムに突入です。
ベルベデール瀬戸田をたっぷり満喫しましたので、ここから少し先にある洲江港からフェリーに乗り、岩城島の小漕港へ渡ります。
このエリアには「かみじまサイクルフリー券」というものがございまして、必要事項を記入すると自転車料金が無料になります。
が、フェリー乗り場には筆記用具が無いんですよね。
さてどうする。
はっ! 電話ボックスって「街ページ」的なものと一緒にボールペンが置いてあるんじゃね?
と昔の記憶を頼りにすぐ近くの電話ボックスへダッシュ! ところが、あったのは電話機のみ。えぇー? 昔は電話ボックスにありましたよね? 黒い紐でボールペンぶら下がっていましたよね? わたしの記憶違いかなぁ。ひとまず、フェリー乗船後に船員さんからボールペンをお借りすることができました。ありがとうございます。次回は持参しよう。
岩城島で個人的に立ち寄りたい場所のひとつ「ポプラ」。ローカル感漂う少数派のコンビニって、なんだか惹かれるんですよね。
そしてここでまさかの遭遇。11月1日より中四国限定として企画・発売されていたコレ。発売日から幾日、今治駅近辺やしまなみ海道のコンビニでチェックしつつ、結局一度も見ることのなかった「今治焼き豚卵飯風バージョン」まさかゆめしま海道にあったとは。これだから少数派ローカルのコンビニって面白いんですよね。ちなみにわたし、旅行などで遠方に行くとローカルなスーパーマーケットにも必ず立ち寄ります。そういうお店のご当地惣菜が好きなんですよね。
そして実を申し上げますと私。
岩城橋を渡った経験がなかったんですよね。開通から2年、ついにその時がやってきました。
遠くから見るとべた踏み坂のような迫力ですが、実際の勾配はそこそこといった感じです。この橋が完成する前、岩城島から弓削島方面に行く場合はフェリーを利用する必要がありましたからね。便利になったものです。
先に開通していた上島架橋3本と合わせて、ゆめしま海道に住む地元の方々の生活も大きく変わったことでしょう。
さて、本日の目的地だった弓削島の「kitchen313」さんに到着です。
久しぶりの訪問ということで、お店までの路地を一本間違えました。
お馴染みのベーグルは売り切れで。でも、温かい飲み物と美味しい手作りスコーンに癒されました。ごちそうさまでした。
で、このあとうっかりランチ難民になった我々。ゆめしま海道は平日の午後1時以降、とくに火曜日はお昼を食べるお店探しに困るんですよ。
ということで、岩城島の岩城港へサクッとUターン。
到着!
「岩城島といえばレモンポーク」
ラストオーダー10分前でしたが、無事に「レモンハート」さんにてお昼ご飯をいただくことができました。ごちそうさまでした。
「おいしくな~れ、萌え萌えぇ~気功砲ーーーぉ!!」
「地元の子供たちお手製のサイクルスタンド」に癒されるミニベロTEN
お腹いっぱいになったら1周ルートで小漕港へ。フェリーが到着したタイミングで、kitchen313さんでお会いしたサイクリストの方と合流。
これもなにかのご縁。この日は今治から自走でお越しということで、多々羅大橋の入口までご一緒しました。楽しい時間をありがとうございました!また機会があれば、今度はゆるポタしましょうね。
「ロードバイクでがっつり走っている人」というイメージを持たれる事が多いスタッフ川村ですが。実際にはこうしてゆっくりポタリングを楽しむこともできる、ストライクゾーンがそこそこ広いサイクリストなんですよ。
ということで、ゆっくりとしたポタリング風景と共にお送りしました休日のサイクリング。いかがだったでしょうか。それではまた次回のサイクリングで。
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