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しまなみ海道とそのまわり。2017年8月8日

こんにちは。今治店へやって来て一年、スタッフ川村です。

実を言いますと、
しまなみ海道も愛媛県もこちらへ転勤するまでは
訪れたことがありませんでした。

そこで

今回はこちらへやってきて1年のスタッフ川村が、
しまなみ海道とそのまわりで自転車に乗り、
驚いたこと・新鮮に感じたことを少しだけご紹介いたします。
初めてサイクリングに訪れる方にもご参考にして頂けると幸いです。

その前に。

わたしの生まれた場所は関東平野のど真ん中。
海も山もない場所です。

(今治店に来る前は関西におりました。)
ここ今治の山と海に囲まれた環境では、

一歩踏み出すだけで新しい発見に出会う事ができます。


そんなスタッフ川村がしまなみ海道で最初に感じたことがこちら。

「しまなみ海道にはそれなりに坂道が多い。」


平地をイメージされてサイクリングへ訪れる方も多いしまなみ海道ですが、

島へと渡る橋もかなり高い位置にあるため橋の前後では坂道が続きます。

 
そして、各島々の中には丘や山もあります。
たとえば多くの方々が立ち寄る亀老山展望台

素晴らしい景色が見える山頂まではかなり本格的な登りが待っています。

日頃から本格的なサイクリングをされている方からも

「意外とアップダウンが多かった。」という声をお聞きします。

初めてのしまなみ海道は、余裕を持ってサイクリングを楽しむのが一番かと思います。

「しまなみ海道は何度か走ったけれど、もっと坂道も走りたい! 」という方は、

ぜひ四国の山を巡るコースもお勧めです。


スタッフ川村がしまなみ海道以外のロケーションで
驚いたことの一つがここ。

今治市内からそれほど遠くない場所でも、
他ではなかなか走る事が出来ないような
素晴らしい山岳コースが広がっています。
しまなみ海道の次はこういったコースに
チャレンジしてみるのも如何でしょうか?

サイクリングにちょっと嬉しいものも整備されています。
代表的なのはこちら。

通称「ブルーライン」

このブルーライン。今治―尾道を結ぶしまなみ海道の
道しるべ的なイメージがあります。
実はしまなみ海道周辺だけではなく、
県内の至る場所で見る事ができます。
(ラインではなく、1kmごとに目的地と距離が記載された
短い目印タイプもあります。)

こんな山奥の道にも! という場所にもブルーラインがあります。
地域によって1kmごとに主要の目的地までの
距離や方向も記載されています。

驚くのがその材質。
普段から道路で見るこの白いライン。

雨などで濡れていると非常にタイヤが滑ります。
ところが! ブルーラインには一部を除いて
滑り止め効果がある材料を使っているそうです。
県内のブルーラインを中心としたサイクリングルートは
こちら→愛媛マルゴト自転車道

お次はこちら。

駐輪用のバイクラック


普段はスポーツバイクを取扱う自転車屋さんの
店先でしか見かけないこのバイクラック。
キックスタンドを装備していないロードバイクなどを
駐輪する際にとても助かります。

そんなバイクラック、しまなみ海道や
サイクリングルート上の至る所に設置されています。
コンビニやスーパーマーケットにファミリーレストランまで。

余談ですが、以前こんな事をご質問されたこともあります。
「普段は市内でサイクリングしているけど、
県外に出かけたときはどうやって駐輪するの?」

それだけしまなみ海道周辺には

バイクラックが多いという事なんでしょう!

場所によってはフレンチバルブ対応の空気入れ
を置いて頂いているところもございます
「しまった! パンクした! しかもスペアチューブがない!」そんなとき…
なんと!しまなみ海道にはチューブの自動販売機があるんです
設置数はそこまで多くはないですが、いざという時には活躍するかもしれません。

ここで。

しまなみ海道をご自身のバイクでサイクリングされる際には、
ご持参をお勧めしたいスペア部品があります。
それは、

「ディレイラーハンガー」です。


後の変速機をフレームに取り付けるこの部品。
輪行や転倒時に少し曲がっていたり、
それを修正していたりすると
予期せぬタイミングで破損することも。

当店でもサイクリングシーズンになると
多くご相談をいただく修理内容のひとつです。
この部品はメーカーごとに互換性も無く、
専用品が無い場合には応急処置を行うことが難しい修理です
各メーカーのお取扱い店にて購入するしかありません。


当店でもGIANT純正ディレイラーハンガーを
ご準備いたしております
あらかじめ予備を持ち歩いてはいかがでしょうか。

また、もしも走行が困難な状態になったときには
サイクルタクシーというものがあります!
いくつかのタクシー会社では、お電話の際に
「自転車乗せます!」と伝えると、
サイクルキャリアを搭載したタクシーや
ワンボックスタイプの車両が迎えにきてくれます。

今治市内を含むしまなみ海道エリアのほとんどの宿泊施設では、
客室もしくはロビーまで自転車を持ち込むことが可能なことも驚きました!
連休や夏休みシーズンはどちらの宿泊施設も満室になることが多い為、
早め早めに計画を立てて頂くことをオススメします!

ちなみに昨年スタッフ川村がはじめて今治へ訪れた日には、
駅周辺の宿泊施設はすべて満室でした!
結局その日は少し離れた海岸のキャンプ場にて一泊。

しまなみ海道の周辺には素晴らしい景色のキャンプ場が沢山あります。

ツーリングといえばテント泊! といった方には最高の環境かもしれません!

しまなみ海道とそのまわり。

素晴らしい景色はもちろん、
安心してサイクリングを楽しむための環境も整っているため、
宿泊を含むロングツーリングをはじめて計画される方にもお勧めです。

ぜひお越しください。

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