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【サドル】フルモデルチェンジは伊達じゃないです。2019年11月17日

ロードバイクからマウンテンバイクまで。

車体を構成する上で重要なパーツは沢山ございますが、

そのうちの1つ、

サドルは乗る方との相性を非常に重視するアイテムです。

今回はそんなサドルを題材にお話します。

まず、

ここ3年程、今治店スタッフ川村が使用するサドルは、

CONTACT SLサドル(2015〜2018モデル)

 

乗車姿勢に合わせて3種類の形状を展開するサドルです。

FORWARD(フォワード)

NEUTRAL(ニュートラル)

UPRIGHT(アップライト)

それぞれの形状に対し、

現在はクッション性や重量などが異なる3グレードを展開。

CONTACT エントリー向け

CONTACT SL スタンダードモデル

CONTACT SLR シリーズ最上位モデル

2015年に登場以降は完成車にも標準装備がされています。

この3つの中から私が使用する形状は、

深い前傾姿勢での乗車を考慮したFORWARDです。

完成車に装備されていたものを最初に使い始めて、

現在は所有するバイク全てにこのサドルを使用中です。

 

余程のことがない限り、

相性がいまいちなサドルに出会うことはなかった私。

このサドルについても違和感を覚えることもなく、

耐久性に優れている為、長らく使用してきました。

 

完成車では、
TCRやPROPEL、CONTENDにFORWARD(フォワード)を。
ロングライドモデル向きのセッティングを施したDEFYには、
NEUTRAL(ニュートラル)が標準装備されています。

 

可もなく不可もなく扱いやすいCONTACT SLサドル。

初登場から4年が過ぎた2019年には、

大幅なフルモデルチェンジをしております。

これにより、

サドルに必要とされる性能も大きく向上を致しました。

まず、

①クッション性は旧モデル比で30%向上

乗り心地にも関わるクッション性。

旧型は少し座面が硬い印象もございましたが、

触って比べるだけでも、

その差がはっきりとわかります。

 

②ペダリング時の柔軟性が30%向上

え? サドルに柔軟性?

と思う方も多いのではないでしょうか。

自転車は「ペダルを漕ぐ=脚だけを動かす」

という姿を思い浮かべるかもしれませんが、

スポーツバイクのペダリングでは、

骨盤周りから背中にかけて様々な筋力を使います。

近頃よく耳にする体幹と呼ぶ箇所ですね。

このサドル本体が、

左右のペダリングに合わせて適度に変形追従する事で、

体幹→脚→ペダルまで力の伝達もスムーズになります。

 

金属のレールを採用のCONTACT SLは勿論、

カーボン製レールを採用する上位グレード

CONTACT SLRにおきましても、

その機能は驚くほど向上をしています。

手前が新型、奥が旧型です。

(新型)

 

(旧型)

こちらはカーボンレールの形状も変更されており、

強度を犠牲にすることなく、柔軟性を向上しています。

 

余談ではございますが、

旧型のCONTACT SLRサドル。

200gを下回るその軽さは魅力ではございますが、

その使用感はかなり硬めの部類に入ります。

小柄で体重も軽いスタッフ川村には(身長163cm体重54kg)

残念ながら使い熟すことが出来ませんでした(T_T)

 

乗り心地が良くてスムーズなペダリングも可能にする。

スポーツバイクの走行に最適化されたこのサドル。

今治店では、

3種類の形状からお客様に最適なサドルを選択する

DCF

(ダイナミック・サイクリング・フィット)

ご利用頂くことも出来ます。

GIANTとLivのサドルをご用意しています。

お乗りの愛車にフィッティング用サドルを装着。

走行時の姿勢に対して、最適なサドル形状を導き出します。

最適なサドル形状を決定後は、

テスト用サドルを装着し、ご試乗頂くことも可能です。

この度、新型のテストサドルもご準備を致しております。

DCFをご希望の際はスタッフまでお気軽にご相談ください。

 

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