ジャイアントストア今治
【スタッフのイチ押し新製品】 Shadow Handlebar Bag – こんな製品を待っていました ‐2025年7月18日
こんにちは。今治店スタッフの川村です。GIANTからもこんな製品をリリースして欲しいと待ち焦がれて幾年月。そんな想いが伝わったのかは判りませんが、わたしの琴線に触れる製品が登場しましたのでご紹介します。
Shadow Handlebar Bag
¥4,950(税込)
サイズ:24cm x 8cm x 10cm
容量2l
Shadow SL Burrito Bar Bag
サイズ:19cm x 9cm x 9cm
¥3,850(税込)
容量1.2l
そもそも。バスケットやキャリアが無いスポーツバイクに、荷物を積むための方法として近年スタンダードとなっているのが「バイクパッキング」というスタイルです。
大容量のサドルバックやフレームバックといった製品を使用して荷物を積載するバイクパッキングスタイルは、ロングツーリング派サイクリストにとって定番のスタイルとなりました。ハンドルバーバッグもそういった製品の1つでして、身軽さを好むロードバイクユーザーの間でも、数年前から人気アイテムとなっています。
だがしかーし!
◇ H2Pro Handle Bar Bag M-L
¥9,900(税込) – ¥11,000(税込)
これまでにGIANTがラインナップしていたのは、ガッツリと荷物を積む本格派ツーリング仕様の製品がメイン。そのため「大きさ」と「使い勝手」の点で、私のようなロードバイクユーザーが求めるものとは少し違う感がありました。
「私が愛用する他社製バッグ」
結局のところ、大半のロードバイク乗りが欲しいと感じるハンドルバーバッグというのは、こちらのように軽量コンパクト。そして、物の出し入れが簡単に行うことができる製品なのではないでしょうか。
加えて、クロスバイクやグラベルロードと比較しますと、ハンドルのスペースが狭いドロップハンドルを装備するロードバイク。そこにフィットするサイズ感は妥協することのできない要素です。ざっくり申し上げると、横幅は25cmぐらい、高さは10cmぐらいのサイズ感が理想的です。
「ポケットがぱんでパンパン」
わたしの場合。通常のライドでは、サイクルジャージやジレの背面ポケットに補給食や携行品を入れて走ります。ですが、ほぼ丸一日走るようなのロングライドに出かける際は、腰まわりにかかる余計な負担を軽減するために、ハンドルバーバックを使用しています。
なかでも山岳ルートにおけるロングライドはその最たるものでして。長ーーいヒルクライムによる身体へのダメージを軽減するため、携行品などはできる限りバイクに積むことが吉と考えています。ちなみに、このネットショッピングで購入した愛用の他社製ハンドルバーバッグですが、最近は8割ぐらい家の人が使用しています。
そんなこんなで。
自分用にもう一つ手頃な製品が欲しいなぁと考えていた矢先。まるで狙ったかのごとく発表されましたのが、今回の製品というわけです。
【Shadow SL Burrito Bar Bag】
Shadow SL Burrito Bar Bagと600ccのサイクルボトルを並べてみました。横幅は19mmとかなり小さめの製品となりますが、サイクルジャージのポケットで携行するような物であれば、おおよそ収納できるサイズ感です。
横幅をコンパクトに抑えた形状は、ブラケット間の幅が狭いエアロ系フレアドロップハンドルとも相性がいいですね。
こちらは360mm幅のドロップハンドルに装着した状態になります。ブラケット部分、ドロップ部分ともに、バッグとの隙間に十分な余裕を残しています。
完全防水ではありませんが、ジッパー部分には水の侵入を抑える工夫も施されています。
【Shadow Handlebar Bag】
ひとまわり大きいハンドルバーバッグです。
Shadow Handlebar Bagと600ccのサイクルボトルを並べてみました。
レンズを装着した状態で、わたしの愛用カメラも入れてみましょう。
もう一つ交換レンズを入れられるぐらい、十分なスペースを確保することができます。
横幅24cmということで、ドロップハンドルに装着する際はブラケット間のスペースをある程度必要としますが、400mm幅のドロップハンドルであれば余裕をもって装着することができます。
高さも程よく抑えられているので、タイヤとのクリアランスを十分に確保することができています。
ハンドル位置の低いロードバイクや、高さのある40C以上のタイヤを履くグラベルロードで使用する際など、ここは重要なポイントでしょう。
バッグ前面にはメッシュポケットを2つ配置しており、すぐに取り出したい小物類の収納に役立ちます。
バッグの内側にもメッシュポケットが2つ配置されており、整理整頓がしやすくなっています。
ハンドルへ装着する際に使用するベルクロは、ベルト単体を着脱可能となっています。ここも細かいところですが、使い勝手の良さに影響する仕様です。ベルトが縫い合わされている製品になりますと、ハンドルへの装着位置を微調整することが難しくなりがちですからね。
さらに、ベルクロを通す位置を変更することも可能です。
◇ 内側
◇ 外側
ベルクロを通す位置を変更することで、サイクルコンピューターやフロントライトにベルといった、他のアイテム類との干渉を回避しやすくなります。
バッグの背面部分とハンドルコラムやフレームをつなぐパーツには、ゴム製のコードを採用しています。ここをベルクロにしなかった点も粋な計らいです。
結び目の位置を変えることで、取り付ける車体によって長さを調整できるのは嬉しい仕様ですね。
そして極めつけがこちらです。Shadow Handlebar Bagには、ショルダー用ベルトが付属いたします。
ハンドルバーからバッグを取り外しても、スマートに持ち運びができます。
これだけの仕様で¥5,000以下というプライス。もしもあと数年、登場するタイミングが早ければ、ハンドルバーバッグ部門のベストセラー製品になっていたことでしょう。そこだけが唯一惜しいです。
どちらの製品についても初回入荷分は少なめです。皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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