ジャイアントストア高知
スポーツクロスバイクとしてのEscape R Disc(2026モデル)の魅力2025年6月30日
毎年人気の
Escape R Disc(エスケープ R ディスク)
2026モデルのご紹介です。
近年、世の中にはたくさんのクロスバイクが出回っています。
最近は、明確な定義はないようですが、
「クロスバイクルック車」という言葉もあるようですね。
(スポーツ的な走行には対応していない街乗り自転車のような意味合い)
このような言葉が出てきたことの背景には、
「本来のスポーツクロスバイク」が存在しているということを意味しています。
それが、20年以上の歴史を持つ、
日本を代表するクロスバイク「エスケープ」だと言えます。

通勤・通学、そしてサイクリング。
便利で楽しいエスケープ。
今は、バリバリのロードバイクマニア… だけど、最初はエスケープだった、
バイクに乗ることの感動や魅力はエスケープが教えてくれた、
という方も多いのではないでしょうか。
20年以上も変わらぬコンセプトで、
愛され続けたエスケープ。
間違いのない1台です。

2026モデルは、
サドルが「Uniclipシステム」(ユニクリップ システム)対応になりました。
サドルに専用テールライトが取付できます。

サドルを高く上げて使う方は、
ワイヤーロックも取付できます。
他は、2025モデルとあまり変更ありませんが、

人気のカラー、パールホワイトが出ました。

そして、クラシックなメタリックネイビー、

定番のブラック系のマットグラファイト。
真っ黒ではなく少しグレーが入ってます。
オシャレな感じです。
以下は変更なしで継続されていますが、
もう少し詳しくご説明いたします。


ブレーキは前後とも、おなじみの油圧ディスクブレーキ。
ワイヤーは使わず、オイルの力でブレーキをかけます。
ワイヤーが錆びたりして、ブレーキの握りが重くなったりしません。
また、雨天でも安定した制動力を発揮します。
雨の多い高知県には向いています。


ブレーキレバーとグリップの間隔を微調整できます。
手の小さな方はレバーを手前に近づけたりしています。
当店では女性や小柄な方も多いので、
結構、気にして調整しております。
ここからがエスケープのこだわりです。

お気づきにならない方も多いのですが、
昨年からよりシンプルになったエスケープは、
シンプルな中にも、
こだわりのあるフレームになっています。

トップチューブ(上側のパイプ)
前から後ろの方へ細くなっています。

ダウンチューブ(下側のパイプ)
下へ行くほど、縦長から横長に変形させています。
このような工夫で、
フレームの強度を上げつつも、軽量化に貢献しています。
まだまだあります。

後輪に付いてるギザギザの歯車。

真ん中の軸をご覧ください。
軸に穴が開いています。
中空になっている軸です。
主にスポーツバイクで使用されるタイプの歯車。
カセットスプロケットと呼ばれています。
軽量で歯車のバリエーションが多く、
好みに合わせて変更やアップグレードができます。

これはボスフリーと呼ばれたりする歯車。
安価な自転車によく使われています(一部例外はあります)。
安価は大歓迎ですが、歯車のバリエーションが少なく、
自分好みに変更がしにくいです。
それだけならいいのですが、
一見丈夫に見える真ん中の軸、
ハードに乗ると曲がったり折れたりします。
軸が弱いのではなく、構造上、
軸を支える左右ベアリングの位置関係によるものですが、
ここではそのお話は割愛いたします。
安価な部品は大変魅力的ですが、
スポーツバイクとしては、
それを付けるとバイク自体の価値が下がってしまうように思えます。
その辺を妥協していないのがエスケープ、
真のスポーツクロスバイクだといえます。
しかも、手が届きやすい価格で!
ここが一番すごいと私は思います。

でも、もっと大切なこと。
このエスケープは、
通勤・通学にも便利ですが、
その先には、
スポーツバイクの魅力や
サイクリングの楽しさを感じてほしい!
という願いが込められているということです。
GIANTの熱い願いが込められた、
エスケープシリーズ、
😊自信をもっておすすめいたします。
