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プチ・インプレッション 「マウンテンバイク TALON 1 」2016年10月29日
先日、2017年モデルのTALON1に乗って大会に出てきました。
「第一回松野四万十バイクレース」です。
マウンテンバイク TALON 1 の距離は90km(内未舗装路は40km)程度を走った時の感想です。
変速は前2段、後ろ10段。
前については従来良く見られた3枚ギヤのうち一番大きなギヤが
ありませんが、オフロード走行であればスピード域は低いので、
一番大きいギヤがなくても十分事足ります。
サスペンションはエア式になっており、体重に合わせて調整が
可能です(調整には専用ポンプが必要)。
サスペンションが動かないようにするロックアウト機能は
舗装の登りなどで使用しました。
ブレーキのタッチは油圧ブレーキらしく、カチッとした感触があります。
効き自体はそれなりなので、長い急傾斜の下りでは少し物足りなさ
を感じる場面もありましたが、初めての方などはちょうど扱いやすいかも
知れません。
車重はペダル等を合わせて13kgほど。
常に乗車できる林道などでは特に気になりませんでしたが、
押し、担ぎが必要な場面ではさすがに重さを感じました。
フレームはとてもコンパクトで、傾斜や段差、不安定な場所でも
余裕を持って足を着くことができます。
総評としては、
いろいろな大会にもチャレンジできるバイクだと思います。
大会において、上位入賞を目指す場合や、
更に長距離や、難易度の高いコースを走るには、
上位のPERFORMANCEカテゴリーの、
XTC や ANTHEM 等の機種をおすすめしますが、
この TALON 1 は、入門者が乗るバイクとしては十分な性能だと言えます。
また価格から考えると、
かなり使える、コストパフォーマンスに優れたバイクだと感じました。
これからマウンテンバイクをはじめたい方に、おすすめできる一台です。
今回は、ロングライドで使用しましたが、
今度はちょっと難易度のあるテクニカルなコースで使用してみたいと思っています。
少しづつ寒くなって草や虫も減って行くこの季節、
野山での自転車遊びにTALONシリーズはいかがでしょうか。
使用したバイク:GIANT TALON 1
過去の記事: 松野四万十バイクレースに参加しました。