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暑い季節は破裂に注意!タイヤの空気圧管理のお話2021年7月18日

こんにちは、スタッフの小川です。

梅雨明けが宣言され、毎日30度を超えるような気温が続いていますね。

特にここ群馬は籠るような暑さで皆さん大変な季節をお過ごしておられると思います。

そんな中でも通勤・通学等で毎日自転車に乗らなければならない方、ご苦労様でございます。

そんな皆さんにぜひチェックしていただきたいのが、タイヤの空気圧です。

納車時に、お客様には一緒にタイヤ側部に記載されている指定空気圧を確認していただき、

上限・下限を超えず適切な空気圧管理のもと

ご乗車いただくようお願いしておりますが、覚えておられるでしょうか?

120psi maximum という表記が上限空気圧の表示になります

指定された空気圧の範囲から出てしまうと、

メーカーの期待するタイヤの性能を発揮できなかったり、

最悪の場合破裂してしまったりします。

こういったことを防ぐために必ず指定空気圧を守っていただきたいのですが、

厄介なのはこの季節です。

 

気温が上がると、当然チューブの中の空気も熱膨張します。

この時、指定空気圧の上限ギリギリまで空気を注入していると、

注入時には指定の数値に収まっていたチューブ内の空気圧が上昇して破裂してしまいます。

たとえば、120psiが上限のタイヤに120psiギリギリまで空気を入れてしまうと、

日中に気温が高くなった時などに120psiを超える空気圧になってしまうのです。

走行時に発生する摩擦熱などでも空気圧の変動は起きるのですが、

気温の高い季節はこの空気圧の変動が特に大きくなります。

ですので、気温の高くなるこの季節は少し低めの空気圧管理を行って

タイヤチューブの破裂を防いでいただきたいと思います。

当店では、上限空気圧の8割程度で調整していただくことをお勧めしております。

 

走行中のタイヤバーストは非常に危険です。

また、炎天下の中パンク修理の作業をするのも大変な苦痛になるでしょう。

防ぐことのできるパンクは未然に防いでいきましょう。

皆様も、夏はいつもよりい少し低めの空気圧で。徹底をお願いいたします。

ご質問等ございましたら小川までお問い合わせください。

 

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