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頼れる旅の相棒・Panaracer GRAVEL KING のご紹介2021年6月19日

こんにちは、スタッフの小川です。

自転車乗りにはつらい季節、梅雨がやってまいりました。

晴れ間を縫って自転車に乗りに出かけるのが楽しみなこの頃です。

今回ご紹介するタイヤは、

Panaracer GRAVEL KING

です。

日本のタイヤメーカー・パナレーサー製の

グラベル用タイヤになります。

GRAVEL KINGはタイヤに付いているノブのパターンによって

SS、SK等ラインナップされていますが、

今回ご紹介するのはロードバイクにも合わせやすいスリックタイプのものです。

私物のGRAVEL KING がもうじき寿命を迎えるにあたり

使用した所感を綴らせていただきます。

 

使用環境

タイヤ Panaracer GRAVELKING 28c

チューブ MAXXIS

ホイール ZIPP 202 firecreast disc

使用者の体重 56~58kg

主な用途 山岳ツーリング

 

1.路面抵抗

グラベル(=砂利道)と名の付くタイヤですが、スリックタイプのグレードに関しては

オンロードのツーリング向けタイヤと考えていただいて構いません

ジャイアントでいうとFOUNDOグレードに当たるでしょうか。

ドレッドが杉目の切り込みなので、

レース用のタイヤに比べると多少巡航速度は落ちてしまいますが、

足を引っ張られるような感覚はなく走行してくれました。

このタイヤでオーバー300kmのライドも数回無事にこなすことが出来ています。

 

2.グリップ

特に秀逸なのがこのグリップ性能です。

GRAVEL KING の名に負けず、

ガれた林道や旧道の峠道なども安定したグリップ力を発揮します。

また、ウェットコンディションでのグリップ性能も秀逸です。

昨年の秋頃に全行程雨の中群馬県高崎市から長野県の上高地まで向かったのですが、

長野県青木村付近のヒヤッとするような下り坂も安心して走行することができました。

未舗装路に関しては、前述したとおり基本的にはオンロード用のタイヤなので

本格的な走行には向きませんが、多少のものならこなしてしまいそうです。

群馬県南を横断する御荷鉾スーパー林道のような

状態の良い未舗装・舗装ミックスのルートなどでは、

真価を発揮するのではないでしょうか。

 

3.耐パンク性能

サンプルが私だけなので何とも言い難いのですが、

使用した約8か月の間でパンクは一度も起こりませんでした。

長距離にわたる未舗装路を走行するなど、無理な使い方をしたのですが、

幸運にも一度もパンクには見舞われませんでした。

タイヤに小傷が付く程度で

致命的なダメージには至らず寿命を迎えることが出来ました。

 

4.耐摩耗性

走行距離が6000kmに至るようなところで寿命を迎えました。

頻繁な雨中の走行、状態の悪い道でのツーリングメインでこの数値であれば、

優秀なのではないでしょうか。

 

5.乗り心地

選択した28cは、サイドの絶妙な硬さも相まって路面をなめるような

走行感覚で非常に快適に走ることが出来ました。

5.7bar程度まで空気圧を落として運用していたのですが、

細かい振動をくまなく拾ってくれるような感覚は癖になります。

 

 

総評としては、耐久性(耐摩耗性、耐パンク性ともに)とグリップ性能に重きを置きつつ、

抵抗や重量を満足できるレベルまで高めた

バランスの取れたタイヤであると感じました。

巡航速度は低めの30km近辺で、

200kmを超えるような長距離のライディングを繰り返すような方

(重量や抵抗より様々な場面での耐久性を重視する方)に

強くオススメしたいタイヤです。

 

Panaracer GRAVEL KING

tubed           tubeless compatible
700×23c  700×32c
700×25c  700×35c
700×28c  700×38c
¥5344      ¥5710

詳細はスタッフ小川までお問い合わせください

 

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