ジャイアントストア前橋

»トップへ

【ESCAPE R-E+】新作Eバイクの特徴と試乗の感想2022年5月6日

皆様ご無沙汰しております。元スタッフの森田です。
少しの間お手伝いをしに来たのですが、新しいEバイクの試乗が出来るとのことだったので
1ユーザーとして乗らせてもらうことにしました。
試乗したのは2022年モデルより新たに登場したESCAPE R-E+
昨年まで販売していた「ESCAPE RX-E+」の跡継ぎとなるモデルです。

せっかくなので、Eバイクを検討されている方に向けて参考になるよう
R-E+の特徴を、試乗の感想も交えてレポートに残そうと思います!

 

・タイヤが太いことによる安定感

Eバイクはどうしても車体重量が重くなってしまいますが
太めのタイヤがその重量をしっかりと支えてくれています。
直線はもちろん、曲がるときにも不安定さを感じませんでした。
ロードバイクのような特化した走りの軽さはないかもしれませんが
スポーティな走りと安定感を両立した「ちょうどいい」サイズ感だと思いました。

 

・電動アシストにありがちな急加速を改善

電動アシスト自転車に乗ったことのある方なら
踏み始めた瞬間「ギュン!」と身体が置いていかれるように
急加速をしてビックリした経験があるのではないでしょうか。
R-E+はそんな急加速が改善されており、安心して発進することができました。
(※これは私的な意見ですが、Eバイクとしてかなり重要なポイントだと思います。)
もちろん、走行中のアシストはしっかりしてくれるので
踏めばグングン進み、楽しく走ることが出来ました。

 

・4つのアシストモードと、最長約200km走れる長持ちバッテリー

アシストの強さが違う4つのモードを搭載しており
パワー重視のモードでも約80km
省エネ重視のモードでは約200kmも走れます。
これだけ長持ちであれば、長距離での電池切れの心配をしなくて済みそうです。
また、踏んでいる足を一緒に押しているような自然なアシストをしてくれたので
違和感なく走れて気持ち良かったです。

 

【Eバイクとしてかなり高い完成度】

総合して評価すると、かなり完成度が高いEバイクだと思いました。
大事なところを抑えた、誰にでも使いやすいジャイアントらしい自転車です。

信号待ちからの発進、坂や多少の向かい風を気にせず走れるのは
サイクリングでも、街乗りでも、ポタリングでも役立ちます。
ライトやキャリアを取り付け可能なので、通勤の頼れるパートナーにもなり
気になる荷物の重量をアシストがカバーしてくれるのもEバイクの良いところ。

 

反対に、ロードバイクに乗り慣れていてEバイクにも走行性能や加速性を求める方は
物足りなさを感じ、相性が良くないかもしれないと思いました。
「アシストOFFの状態でも平地で30km巡行、登りだけアシストをつけて…」
といった乗り方はあまり向いておらず、もう少しのんびりした乗り方に合いそうです。
個人の見解ですが、アシストは付けたままを前提とした自転車かなと思いました。
(アシストを付けたままでも、大容量バッテリーのおかげで気を遣わずに乗れそうです。)

 

気になる点としてライトが別売りとなってしまったのがとても残念ですが
キックスタンドが標準装備、普段着でも乗りやすいクッション性のあるサドルといった
使いやすいポイントは揃えているので、必要な方だけライトを買い足す今のスタイルの方が
もしかしたら多くの方にマッチするのかもしれません。

 

Eバイクへの偏見も薄れてきて、気兼ねなく乗れるようになってきた今!
気になっている方には是非オススメです。

あ、Eバイクでもヘルメットは忘れないでくださいねー!
その方がカッコイイです!٩( ‘ω’ )و

 

森田