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ハルヒルにむけて!その32018年3月31日

こんにちは、スタッフの宇津木です。

ハルヒルに向けてのカスタム、今回はコンポーネントです!

坂を攻略する際、重いギアで踏み込んで一気に登りきる
ということもできますが、ヒルクライムレースになれば
10km以上が上り坂、、、、
なかなか重いギアで踏み続けることはできないですよね。

平坦にも言えることなのですが、長く走るコツは
筋肉を使い過ぎないこと
筋肉は一度疲労すると回復に時間がかかってしまします。
一方で心臓や肺は長時間の仕事に慣れています。

したがって、軽いギア比でたくさん回していく方が
長距離に適応しやすいのです!
ギア比とはペダルを回してどれだけホイールが回るかの
指標でチェーンリングの歯数÷スプロケットの歯数で計算できます。

ギア比を軽くするにはチェーンリングの歯数を減らすか、
スプロケットの歯数を大きくするかのいずれかです。

チェーンリングを小さくする場合、チェーンを短くする必要があります。
スプロケットを大きくする場合チェーンを伸ばす必要があります。
また、歯数によってはリアディレーラーのケージを変える必要があります。
ショートケージの場合は25-30T、ミディアムケージの場合28-34Tとなります。
ここからは、各コンポの重量になります。

最上位グレードDURA-ACE(ワイヤー引き)の場合、
フロントディレーラーが70g、
リアディレーラーが158g、
シフトレバーが365gになります。

セカンドグレードのULTEGRAの場合、
フロントディレーラーが92g、
リアディレーラーが200g、
シフトレバーが438gになります。

ミドルグレードの105の場合、
フロントディレーラーが98g、
リアディレーラーが234g、
シフトレバーが486gになります。

DURA-ACEとULTEGRAの差は137g
DURA-ACEと105の差は225gになります!

ちなみにブレーキは順に326g、360g、378gとなります。

この重量の差を大きいと思うか少ないと思うかは
人それぞれですが、単なる重量の差だけではなく、
ワイヤーの引きの軽さも変わります。

特にヒルクライムでは勾配に合わせてギアを
細かく変えることが上手く疲労をためないコツとなります。

性能の良い変速はギアチェンジの回数を増やし、
バイクスキルの向上が期待できます!Σ(・ω・ノ)ノ!

ハルヒル前はメンテナンス等も増えるので、
コンポ載せ替えの場合は早めにお持ち込みください(^^)

   

宇津木