ジャイアントストア前橋
備えあれば憂いなし。ディレイラーハンガー携行のススメ2020年11月23日
こんにちは、スタッフ小川です。
どんなに気を付けて自転車に乗っていても、
転ぶときは転んでしまいますよね。
転んだとき、自分の体より自転車を心配してしまうのは
自転車乗りの性ですかね(笑)。
そんな皆さんが、
落車した時一番最初に確認するパーツってどこでしょうか?
フレームの傷、ホイールの振れ等
いろいろ気になることはありますが、
落車して一番最初に曲がるのはディレイラーハンガーですよね。
納車時に皆さんにご説明していますが、
ディレイラーハンガーは変速機とフレームをつなぐアルミの板です。
自転車を真上から見たとき
側部からせり出しているディレイラーに加わった衝撃が
一番替えの利かないパーツであるフレームに伝わってしまわないために
緩衝材のような役割をするパーツです。
いわば、
曲がって折れることを宿命づけられた
パーツなわけです。
右側に倒して転んだ際は、
経験上70%くらいの確立でこのパーツが曲がっています。
ディレイラーハンガーが曲がってしまうと
後ろの変速に異常をきたし、
最悪の場合スポークと変速機が干渉して
非常に危険な状態になる可能性もあります。
そこで、予備のディレイラーハンガーです。
だいたい1000円~2000円前後でご購入いただけます。
これさえあれば携帯工具で取り換えて、
何事もなかったかのように復帰することができます。
私は心配性なのでツールボックスの中に
交換用ハンガーを2つ忍ばせています。
2回転んでも大丈夫、という心の余裕が安全なライドに導いてくれることを信じて
お守りのような気持ちでハンガーを携行しています。
もちろん転倒することなく安全に帰ってくることが一番なのですが、
備えあれば憂いなし、
ディレイラーハンガーひんまがって自走できなくなる前に
予備のものを用意することをお勧めいたします。
ディレイラーハンガーは各自転車の専用品となりますので、
お求めの際は店頭にてお問合せください。
極力多くの車種のハンガーを在庫するようにしていますが、
店頭にない場合はお取り寄せという形で対応させていただきます。
ご了承ください。
スタッフ小川