ジャイアントストア目黒通り
国道(酷道?)425号を走ってみました。2010年8月30日
こんにちは、スタッフ.Kです。
先週、夏休みをいただいたので紀伊山地を走ってきました。
コースは三重県の尾鷲市から和歌山県御坊まで、紀伊半島の真ん中を横断する
国道425号の走破をします。全長は210kmぐらいの大きな峠を2つ含む山岳コースです。
この道路、ツーリング好きの間では「日本三大酷道」の一つと言われるようです。
一部を除いた全線に渡り、1車線か1.5車線。落石も多く、路面は荒れて苔も生え、谷が深くガードレールも無い!!沿道にはコンビニなんてありません。
もちろん携帯は圏外ばかり。
youtubeなど動画サイトに、オートバイでオンボード撮影した方が動画もアップされているので興味のある人は検索してください!!
まずは、三重県の尾鷲駅まで輪行。425号スタート時間は16:20です。
そんな時間ですが、なにを血迷ったか100km先の山の中、奈良県十津川温泉に宿を決めてしまったスタッフ.K。 その日一番の秘境を真っ暗闇の中、峠越え含めて40km近く走ることに。
満月の明かりが届く区間は少しマシですが、大体5mより先は全く見えません…。
途中、真っ暗の中、鹿の親子が突然視界に現れた時は
ここ数年一番のリアクションでビビりました…。幽体離脱するかと思いましたよホント。
そんな感じで、十津川温泉に20:40ぐらいで到着!!
宿近くまで来たら、30kmぐらい前に
追い越して行った唯一の自動車に乗っていた人に偶然出会って、「ホントに山を越えての!!」
と言われました。たしかにそう思って当たり前ですよね。
二日目は近くの玉置山にある玉置神社を参拝してから龍神温泉郷に行きます。
事前の情報では十津川~龍神の区間がもっとも過酷らしく、気を引き締めます。
地元の人に聞いたら「あっちはやめておいた方が。」という声ばかり。
高低差などはそうでもないのですが、国道としては、やはり路面の悪さと道の狭さはすごい!!
途中すれ違ったオートバイの人がビックリしていました。
二日目は合計75kmぐらい走って到着。
三日目は残りの終点、和歌山県の御坊まで。
この区間はロードバイクでも一番まともに走れる感じでした。
ここまでパンクなどのマシントラブルが全くなかっただけでも運が良かった気がします。
正直、ロードバイクで走る場所ではないようです。
国道425号走破後は、残りの休日をフルに使って、おもに海沿いを走り、尾鷲まで戻りました。
その道中の写真も載せておきます。