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チューブレスレディーのパンク対応2020年7月3日
チューブレスレディーのパンク対応
GIANTではもうすっかりおなじみになってきたチューブレスレディータイヤですが、
「パンクしちゃったときの対応が…」という理由で使用していないという方もいらっしゃいます。
シーラント剤のおかげで小さなパンク穴は自動修復してくれます。
しかし、埋まり切らない場合もチラホラとあります。
そういう場合には、ご自身でパンク対応が必要となります。
いろいろな対応方法があるのですが、その中でもスタッフが実際にやってみて
現実的に使えるなと思った方法をご紹介します。
用意するのは、この2点。
- GIANT CONTROL MINI ROAD+(携帯用空気入れ)
- GIANT TIRE PATCH KIT SLICK(タイヤの外側に貼るタイヤパッチ)
あと、ウェス(ぼろ布)が1枚。
以上がオススメの携行品になります。
ゆっくり空気が漏れてる場合
パンク穴がシーラントで塞がり切らず、ちょっとずつ空気が漏れているという場合には、
無理に修理しようとしないことをオススメします。
携帯用の空気入れで都度空気を補充して、とりあえずその日のライドをこなして
帰ってきてから、修理するという方法です。
実はこのパターンで対応できる場合が最も多いパターンです。
この場合に対して、その場で修理対応して、シーラントで手やウェアを汚してしまったり、
作業ミスで走行不能状態になるリスクは冒さない方がいいかと思います。
この場合、そのままで当店に修理に持ち込んでいただければ、
内側からタイヤパッチを使って修理可能な場合があるので、低コストで済むことがあります。
すぐに空気が抜けてしまう場合
大きな穴が開いてしまい、空気を補充してもすぐに空気が抜けてしまう場合、
次の2つの方法があります。
チューブを入れる
※シーラントを取り除く作業をめっちゃ簡単に済ませてますが、実際には結構大変です。
メリットとしては
- 走行感は自然なまま
- タイヤは修復して再利用可能な場合もある
デメリットは
- 作業が大変(特にシーラントの除去が…)
- 予備チューブを持って行く必要がある
- 大きく避けている場合はタイヤブートが別途必要
タイヤの外側から専用のタイヤパッチを張って応急処置
こちらの方法の方が非常に簡単です。
メリットは
- 非常に簡単で短時間で再スタートできる
- タイヤパッチと専用接着剤だけでいいのでコンパクト
デメリットとしては、
- 走行感がデコボコする
- タイヤは再利用不可になる
オススメはタイヤパッチ
実際のところ、その場で修理が必要なパンクに見舞われた場合、
チューブを入れて帰ってきてもタイヤが再利用可能な確率は低いです。
だったら、タイヤは再利用不可ですがタイヤパッチの方がメリットは大きいと思います。
注意点
・乗らなくても空気圧の管理が必要
チューブレスレディーの場合、タイヤの空気圧が下がりすぎるとリムからタイヤが外れてしまい
ご自身では再加圧できなくなる可能性があります。
(外れてしまった場合は、コンプレッサーやチャンバーが必要となります。)
そうならないために、乗らなくても空気圧を保つ必要があります。
・シーラントは半年に1回程度の補充が必要
忘れやすいので、スマホのスケジュールに入れておくことをオススメします。
・CO2ボンベは使えません
シーラントが反応してしまうため、使用不可です。
必ずハンドポンプを持って行きましょう。
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