ジャイアントストア仙台
チューブレスレディの扱い方~パンク修理など~2022年1月29日
こんにちは!
GIANTとLivのほとんどのロードバイクに
採用されているチューブレスレディタイヤ。
採用されて5~6年程経ちますが、
チューブレスに馴染みのない方やこれから始める初心者の方は
まだまだ分からないことも多いですよね。
本日はチューブレスレディの扱い方やパンク時の修理方法など
以下の4点をご紹介していきます!
1.チューブレスレディとは?
2.パンク時の対処法
3.シーラントの補充
4.チューブレスレディの扱いについて(補足)
1.チューブレスレディとは?
通常一般的に普及している自転車は、
クリンチャーという仕様でタイヤの内側に空気を入れるチューブが入っています。
チューブレスレディは名前の通りチューブが入っていないのが特徴で、
タイヤの内側にはシーラントという白い液体を入れて使用します。
このシーラントがチューブレスレディタイヤとセットで
タイヤの気密性を高めることでチューブが無くても走行を可能にしています。
チューブレスになることで、
・軽量化できる
・パンクリスクが減る
・低圧にできるので乗り心地が良くなる
・路面をとらえるグリップ力がよく、走りも軽い
などメリットが沢山あります!
2.パンク時の対処法
刺さりものパンクなど2~3mm程度の小さな穴はシーラントが一気に空気が抜けるのを防ぐので、
処置をしなくてもそのまま走って帰ってこれる場合があります。
パンクに気づかずに、翌日になってタイヤがへこんでいるのを見て
初めて気づく、なんてこともあります。
チューブがないので、段差などの衝撃でチューブに穴が開くリム打ちパンクがありません。
その分パンクのリスクは少なくなるのですが、
刺さりものやカットパンクなどは起こってしまいます。
3mmを超えるような穴になるとシーラントでは塞ぎきれないため
パンク修理が必要になります。
GIANTでおススメしているパンク修理の方法を2つご紹介します。
①パッチを外から貼る
穴が開いた場所が分かる場合は、タイヤの外から専用のパッチを貼って対応できます。
タイヤを外す必要が無いので楽ですし、シーラントで手を汚さずに済みます。
必要な物
・チューブレスタイヤパッチキット
・携帯用ポンプor CO2ボンベ
まずシーラントなどの汚れをふき取ります。
専用の接着剤で貼ってくっつくまで数十秒抑えます。
穴が塞がったら空気を入れるだけなのでとても早いです。
ただタイヤの中央に合わせて張るタイプのため、
穴の場所や大きさ、形によってはうまく塞げないこともあります。
その場合はチューブで対処します。
またタイヤの上から多少厚みのあるパッチを貼るので、
走行時のボコンボコンという違和感は多少あります。
②チューブを中に入れる
どこに穴が開いているか分からない時やパッチで塞げない穴などは、
中にチューブを入れて空気を補充します。
必要な物
・チューブ
・タイヤレバー
・携帯用ポンプor CO2ボンベ
・ウェス(シーラントなどの汚れを拭き取れるもの)
あるといい物
・タイヤブートなどのパッチ
・グローブ(手にフィットするゴム手袋など)
GIANTの動画をご参考になさってください(^^)/
チューブレスレディタイヤの端の部分(ビード)は固いので
慣れていなかったり、握力の弱い方はタイヤを取り付けるのに
苦戦するかもしれませんが頑張りましょう!!
カットパンクなど大きく裂けてしまった場合、
空気圧を低めにしないとチューブを傷つけて再度パンクしてしまうことがあります。
タイヤブートやパッチなど代用できるものでタイヤの裏側から
穴を塞いで対処しましょう。
※2つの対処法をご紹介しましたが、あくまでも帰宅までの応急処置になります。
放置しているとタイヤとチューブがシーラントでくっついて剝がれづらくなったり、
再度パンクしてしまうこともあります。
タイヤに穴が開いたら、できるだけ早く新しいタイヤに交換しましょう!
3.シーラントの補充
シーラントは時間が経つと固まってタイヤの裏側で固形化します。
固まると穴を塞げなくなるため、定期的に補充が必要です。
タイヤの太さによって入れる量が変わります。
25Cまではタイヤ1本につき30ml、
GIANTのシーラントの内容量は1本60mlなので前後で1本あれば足ります。
28C以上のタイヤは1本につき60ml必要です。
自転車の使用状況や保管方法によってシーラントの持ちも変わりますが、
目安は半年程になります。
ストア会員様は無料のライトメンテナンスにシーラントの注入も含まれております。
シーラントをお持ちいただくか、購入して頂ければこちらで補充いたします!
補充方法や注意点などはこちらのブログで詳しくご紹介しております。
ぜひご参考になさってください(^^)
4.チューブレスレディの扱いについて(補足)
バルブのネジが硬くて開かないことありませんか?
あまり乗っていなくて空気を入れる機会がないと、
空気を入れる時に出てきたシーラントが時間の経過で固まってしまうんですね。
固着して動かない場合は、バルブの先の部分(バルブコア)だけ
外して交換ができます。
お困りの際はぜひお持ちください。
自転車に乗らない時期が一定期間ある方へ
冬の寒い時期は自転車に乗らないという方もいらっしゃいますよね。
空気が抜けてホイールからタイヤが外れてしまうと、
ご自宅の空気入れでは圧力が足りず、自力で装着できない場合があります。
乗らなくても2~3週間ごとに空気を入れることをおすすめします。
また、シーラントが底の部分で一か所に固まってしまわないように、
タイヤをぐるぐる回したり位置を変えておくといいですよ。
こちらのブログもぜひご覧ください(*^^*)
いかがでしたでしょうか?
これから始める方にも参考にしていただければ幸いです。
一時期枯渇していたロードバイクも、少しずつ入荷し充実てきております!
ぜひ実車を見にご来店くださいませ。
スタッフ一同お待ちしております。