ジャイアントストア仙台

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シーラントは不足していませんか?2019年10月19日

仙台店は皆さんのお陰でオープンしてから先月の9月でまる二年を迎えることができました。

2年経過したところで、最近増えてきたのがチューブレスタイヤのシーラントが不足している状態です。

上の写真ではシーラント剤がもう残りあとわずかで液体の色も透明になりつつあります。

こちらのタイヤはある程度残っていましたがやはり透明になっていました。

この状態のシーラントではタイヤに穴が開いたときに塞ぐことができません。

納車してから1年以上経過している方はこの状態になっている方が多いと推測されます。

その場合は、ストアでシーラントの補充ができますので車体をお持ちください。(有料)

 

自分でやってみたい!という方もいらっしゃると思いますが、リスクがあります。

リスクとは、シーラントを入れる為にタイヤの空気を抜いた後、再び空気を入れようとした時にフロアポンプではビードが上手く上がらないことがたまにある事です。

そんな時はコンプレッサーや、コンプレッサーの代役として利用できるCONTROL TOWER BOOSTCONTROL TANKを用いれば作業は格段にやりやすくなると思います。

「お店に持っていく時間が無いけれどすぐに補充したい」という方向けに、補充の仕方をご説明いたします。先ずは空気を抜きます。

そしてチューブレスバルブのコアを外します。外す際には専用ツールを利用すると便利です。

こちらはチューブレス仕様のジャイアントの完成車に一つ付属しております。これを、

このように付けてコアを回して、

取り外します。

そうしてバルブに開いた穴からシーラントを流し込んでいきます。ロードバイクは約30ml、MTBは約60mlになります。

実際はシーラントがポタポタしないようにティッシュやウエスをあててください。

必要量を注入し終わりましたら、バルブコアを外した時の逆の手順で戻します。

最後に、空気を入れます。

今回はコンプレッサーを使わずにすんなりビードをあげることができました。

ここで中々ビードが上がらない方はCONTROL TOWER BOOSTCONTROL TANKを検討ください。

空気を入れた後はシーラントがタイヤ全体にいきわたるようにホイールを回転させてあげてください。

以上でシーラント継ぎ足し完了になります。難しいと感じたらお店に持って来ていただければ問題ありません。

 

 

余談になりますが、バルブコアを外す専用工具ですが、もう一つの使い方があります。

VALVE CORE REMOVE TOOL (2PC)

ディープリムに取り付ける際にバルブ長を延長させる時に使うエクステンションバルブの付け外しに用います。

 

 

如何でしたでしょうか?

チューブレスレディタイヤが装着されている自転車に乗って1年以上経っている方は、シーラントのチェックが必要な時期になっているはずですので、いざという時に困らないように事前の備えをお勧めいたします。

因みに、以前チューブレスレディタイヤのパンク時の対処法などを紹介したブログもありますので、併せて参考にしてみてください。

 

【 TUBELESS READY】チューブレスレディータイヤのメンテナンスやパンクについて

 

分からないことがあればストアにいらしていただければ必要な物や方法などご相談いたします。

みなさまのご来店をお待ちしております。