ジャイアントストア京都紫明通

»トップへ

油圧式ディスクブレーキのクロスバイクって何がいいの?2025年2月14日

本ページでは、【新入生必見!おすすめの通学用クロスバイク】の記事の補足として、GIANTの油圧式ディスクブレーキ仕様のクロスバイクの利点をご案内いたします

GINATの油圧式ディスクブレーキ搭載クロスバイクの利点は、通常のクロスバイクと比べて4つ!ございます。

1、ブレーキがよく効く

2、使い心地が変わらない

3、部品が長持ち(ランニングコストが下がる)

4、車輪も長持ち

 

結論から申し上げますと、油圧式ディスクブレーキ仕様のクロスバイクをお選びいただくことによって、確かなブレーキ力を安定して得ることができ、かつ部品の消耗が遅いのでランニングコストを抑えることができます。

・週4以上、1日合計30分以上 / 10km以上乗るような方

・雨でも乗らなければならない方

・通る道に下り坂がある方

このようなご使用環境でしたら、是非とも油圧式ディスクブレーキ仕様のクロスバイクをおススメいたします。

では、それぞれ詳しく見てまいりましょう。

 

1、ブレーキがよく効く

油圧式ディスクブレーキは、軽い力で強いブレーキ力を発揮します。

下り坂も安心して走行でき、京都市街地のように信号が多く頻繁にブレーキをかける場面では手の疲労を軽減できるため、通勤・通学の安全性や乗りやすさを向上させます。

 

2、使い心地が変わらない

通常のブレーキはケーブルで動作するのに対し、油圧ディスクブレーキは“油”で動作します。


▲銀色の円がブレーキケーブル

通常のブレーキのケーブルは年月が経つと錆などが発生し、レバーの動きが重くなるといった不調が出てきますが、油圧式ブレーキはそれがありません

さらに、油圧式ブレーキには握り幅を自動で一定に保つ機能が備わっています。

通常のブレーキはブレーキのゴムが擦り減るとともにブレーキレバーの握り幅も深く変化してしまいます。

最初は『こんなものだろう』と思っていても、握り幅が深くなるにつれて『以前よりも深く握っている』『ブレーキが効きにくい』と感じるようになります。

一方で油圧式のブレーキは、ブレーキパッドの消耗に合わせて予備の油を送り込むことでブレーキレバーの握り幅を一定に保つようになっています。

つまり、ブレーキパッドが交換時期に至るまで、使い心地に変化が生じないのです。

 

3、部品が長持ち

油圧式ディスクブレーキのブレーキパッドは、通常のブレーキシュー(ブレーキゴム)と比べておよそ2倍の寿命を持ちます。

京都市街地で片道30分程度の通勤・通学をされる方の場合、通常のブレーキですとおおよそ1~2年で交換の周期が訪れますが、油圧式ディスクブレーキになるとおよそ2~4年と約2倍の周期になります。

※いずれも当店のお客様の修理履歴から集計しました。

これは、修理頻度が減り、ランニングコストを抑えることができるということです。

コストを具体的に記してみます。

週5日、片道10km(約30分)の方の場合、使い方によりますが、通常のブレーキですと1年ほどでブレーキシューの交換を迎えます。

それが油圧式のディスクブレーキになると、おおよそ2年ごとの交換で済むようになります。

通常のブレーキの交換コストは部品代と作業料を合わせて約2,500円/片側。

ディスクブレーキの交換コストは約3,500円/片側。

2年経過時点で通常のブレーキは約5,000円のコストがかかるのに対して、油圧式ディスクブレーキは約3,500円に抑えられます。

 

その他に、通常のブレーキは、3年ほどでブレーキケーブルの動きに劣化が感じられるようになります。

冒頭に記しましたように経年で錆が発生するなどで動きが悪くなるためです。

ブレーキケーブルの交換は片側で部品代と作業料合わせておよそ4,000円です。

油圧式ディスクブレーキの作動油は3年経過しても問題なく使えることが多く、この点のコストも抑えられると言えます。

 

4、車輪も長持ち

やや専門的な話になりますが、GIANTの油圧式ディスクブレーキのクロスバイクの車輪は、軸部分が耐久性の高い構造になっています。

まず、防水性に違いがでます。

 

通常のクロスバイクに採用されている車輪の軸部は防水カバーが1層なのに対して、ディスクブレーキクロスバイクの車輪軸は防水カバーが2層になります。

通勤や通学で使用していると雨の中を走る状況があるでしょうし、駐輪中に雨に降られてしまうシーンもあるでしょう。
こういった際に軸に水が浸入しにくくなることで内部の錆の発生を抑えることができます。

 

そして、回転部分が消耗してしまった場合にも、通常の車輪は車輪まるごとの交換となりますが、ディスクブレーキの車輪なら傷んでしまった回転体だけを交換することができます。

 

つまり、防水性が高くて長く使えるだけでなく、傷んでしまっても部分交換で済むということですね。

ちなみに、車輪1本の価格は1万~2万円。回転部分の交換なら数千円です。

 

 

以上から、GIANTの油圧式のクロスバイクをお選びいただくことで、長く快適に修理コストを抑えながらご使用いただくことができます。

通常のブレーキのクロスバイクよりも車体価格は高いですが、数年お使いいただくものと考えますと、結果的に費用を抑えられる油圧ディスクブレーキ仕様のクロスバイクもぜひご検討いただけましたら幸いでございます。

 

とはいえ、当店では油圧ディスクブレーキを一辺倒におすすめしているわけではなく、お客様のご使用用途や使用環境に基づいて通常のブレーキのクロスバイクでも良いのか、ディスクブレーキの方が良いのかご案内しておりますので、安心してご相談くださいませ。

 

対象バイク

ESCAPE R DISC(エスケープRディスク)

税込77,000円

軽さと乗りやすさのバランスに優れたR3がディスクブレーキになり、さらに使いやすくなりました

 

GRAVIER DISC(グラビエディスク)

税込78,100円

太いタイヤで乗り心地と安定感が抜群のグラビエ。

ディスクブレーキになることで安定感がさらに向上!

もともと部品持ちがよいグラビエがディスクブレーキになることで、さらに部品持ちがいいバイクに!

 

ESCAPE RX 2 DISC(エスケープRX2ディスク)

税込118,800円

スポーティな走行性能を持つRXがディスクブレーキになることで、より安心して走りを求めることが可能に。

近郊の上りも下りも不安なく走り抜けます

 

ESCAPE RX 1 DISC(エスケープRX1ディスク)

税込154,000円

ロードバイクのパーツを搭載し、2×10段もの変速段数とさらに高い操作性をもつRXシリーズの最高峰です

 

ちなみに、当店ではブレーキのエア抜き作業や水平出しを全台数実施しておりますので、バイクの仕上がりは京都随一です!

是非当店でお求めくださいね