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グラビエの個性。——タイヤが太いのに漕ぎ出しが軽い理由2015年4月6日

グラビエは太いタイヤが特徴のクロスバイクです。

実際に乗ってみるとタイヤが太いのにペダルの漕ぎが軽いんです。

今回はその理由をお話しいたします。

 

 

自転車のタイヤって、

小さくなると漕ぎは軽いけどスピードが出ない路面からの衝撃が強くなる

大きくなると漕ぎは重いけどスピードが出る路面からの衝撃が弱くなる

と言う性質があります。

 

なので、クロスバイクに太いタイヤをつけちゃうとペダルの漕ぎが重くなっちゃうんですが、

グラビエは小さめのホイールを使う事で太いタイヤでも漕ぎが軽くなるようにしています。

 

エスケープ系は700c(直径約62cm)のホイールに28mm幅のタイヤがついています。

グラビエは27.5インチ(直径約58cm)のホイールに40mm幅のタイヤがついています。

 

つまり

エスケープは大きいホイール細いタイヤ

グラビエは小さめのホイール太いタイヤ

と言う組み合わせ。

 

 

タイヤを太くするのに合わせて小さめのホイールにする事で、

外径が大きくならないようにし漕ぎ出しが重たくならないようにしているんです。

 

以上、「タイヤが太いのに漕ぎ出しが軽い理由」の意味ご理解いただけたでしょうか?

今はまだエスケープの陰に隠れた感じですが、次世代主力の予感です。

 

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