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自転車で事故にあったら?どうすればいい??2025年11月13日

こんにちは。
今回は突然事故にあってしまった場合の対応を考えてみました。
突然事故にあったら、パニックになってしまいますよね(-_-;)
怪我がなかったので相手の連絡先も聞かないまま別れてしまったけど、後から自転車の修理費が必要だった!
なんて話もよく聞きます。ですが、後にかかるその金額は高額になる可能性があります。
もちろん自転車だけでなく、数日後に身体に痛みが出ることも。
そこで、下記の対応を頭の片隅に入れておいて欲しい!と思います。
京都市では子供も含め自転車保険への加入が義務化されています。)
事故直後にするべきこと
  1. 負傷者の救護と安全確保
    • 自分や相手に怪我がないか確認し、怪我人がいる場合は、すぐに119番に電話して救急車を呼びます。
    • 二次被害を防ぐため、安全な場所に移動するなどして現場の安全を確保します。
  2. 警察への連絡(110番)
    • 怪我の有無や事故の大小に関わらず、必ず110番に電話して警察に事故を届け出ます。
    • 自転車は「軽車両」にあたるため、事故を起こしたら警察への報告義務があります(道路交通法第72条)。
    • 警察への届け出がないと「交通事故証明書」が発行されず、保険金の請求や損害賠償請求が困難になる可能性があります。
  3. 相手の情報の確認・記録
    • 相手(加害者または被害者)の氏名、住所、連絡先(電話番号)、勤務先などを確認します。
    • できれば相手が加入している保険会社(自転車保険や個人賠償責任保険など)の連絡先を確認します。
  4. 事故現場の証拠保全
    • スマートフォンなどで事故現場全体の写真、自転車の破損状況、路面の痕跡、信号機の色などを撮影し、証拠を記録します。
    • 目撃者がいれば、その方の連絡先を聞いておくと後で証言を依頼できる可能性があります。
事故後の対応
  1. 病院での受診
    • 怪我がなくても、事故に遭ったらできるだけ病院(整形外科など)で診察を受け、診断書を作成してもらいます。
      (後日、痛みや痺れなどの症状が出る「遅延型」の怪我もあるため、早めの受診が重要です。)
  2. 保険会社への連絡
    • 自身が加入している自転車保険や自動車保険の特約(個人賠償責任保険など)の保険会社に、事故の状況を速やかに連絡します。
  3. 専門家への相談(加入している保険会社へ相談)
    • 示談交渉や賠償問題は複雑になることが多いため、交通事故案件に詳しい弁護士などの専門家に相談することをお勧めします。
    • 京都市や京都府の交通事故相談窓口(京都市公式サイト、京都弁護士会など)を利用することもできます。 
実際に事故現場で慌てずにここまでのことを考えるのは難しいかもしれませんが
これらの対応は、事故後のトラブルを防ぎ、適正な賠償を受けるために不可欠です。
怪我もないのに大袈裟な・・・と、思われるかもしれませんが大切なことだと思います。
特に街中を自転車で移動することが多い子供たちには普段から『直後にするべき事』をお伝えいだだくとともに
おおまかな内容だけでも書いたメモなどを持たせておくのもいいかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください。