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2025富士ヒルを走ろう前編2025年5月29日

こんにちは。

スタッフ金田です。

 

きたる5/31-6/1に富士スバルラインでMt富士ヒルクライムが開催されます。

富士ヒルHPより

私は男子主催者選抜に出走予定です。

目標は選抜の表彰台、最低限プラチナリング(60分切り)です。

この「2025富士ヒルを走ろう」シリーズでは、富士ヒルに向けた機材や前日、当日の動き、

簡単なレースレポートを前後編に分けて綴っていこうと思います。

 

さて、レースに向けての回ということで、

今回は富士ヒルに特化した機材のセッティングと身体の準備についてについて。

フレームはPropel Advanced SL(MY23)にホイールはCADEX 50 ULTRA

メインコンポはUltegra、ギア周りとブレーキ周りがDuraaceといった感じがベースです。

富士ヒルはヒルクライムレースではありますが、目標タイムではおおよそAve24km/h。

最後の平坦区間は45km/hに到達することもあるので軽量化はしつつもエアロなセッティングを目指します。

エアロを損なう軽量化(ホイールのハイトを下げるなど)はしない方向です。

 

大きく変えたのは3点で

①ハンドルを340mmに

②タイヤを軽量TTタイヤに

③フロントシングルに

です。

 

①ハンドル

自転車を始めたころは400mmでしたが、競技志向を持つ頃に380mm、1年半前に360mmにして、

満を持して?TCRの…というよりもLangmaのハンドルである

Contact SLR Hnadlebarの340mmに交換しました。

理由は、

「スプリントとダンシングのしやすさを捨ててでも常にエアロのいいポジションが取れるようにしたい」

という思いがあり、ずっと変えたかったところを富士ヒルを契機に変えたということです。

ステム長130mmと合わさり、我ながらかなりアグレッシブなセッティングですね。

 

②タイヤ

タイヤはこれまでVittoria Corsa Proを使用してきましたが、TT用のCorsa Pro SPEED(28c)に交換しました。

重量は295gから250gなので前後で100g弱の軽量化ですね。

漕ぎだしの軽さと転がりの軽さ(ノイズの低減)はさすがTTタイヤです。

 

③フロントシングル

いつもはフロント54-40tリア11-34tで運用していますが、

富士ヒルでは軽量化のためにフロント46tリア11-30tのフロントシングルで挑もうと思います。

(写真では筑波山の10%前後の斜度に対応するために11-34t)

STRAVAより

富士ヒルは平均斜度が5%、最大でも8%のコースレイアウトで

46t×11-30t、700×28c(タイヤ周長214cm)の条件で

平均的なケイデンス90rpmだと最高速度48.3km/h(46×11t) 最低速度17.7km/h(46×30t)となり、

平坦での加速・最高速に対応できて、最大斜度(=最低速度)にもターゲットパワーの5w/kg前後なら対応できますね。

 

フロントシングルに際して、

フロントディレーラーとディレーラーマウントを外し、チェーンリングが2枚から1枚に減り、

スプロケが11-34tから11-30tに減り、チェーンも数コマ減ったことでおおよそ250gの軽量化を達成。でかい!

 

上記のような変更に加えて、

・フロントディスクローターを160mmから140mmへ

・ボトルケージは1つに

・各種マウントの撤去

をした結果、My Propel 富士ヒルverの重量はペダル・サイコン込みで6.7kgを切りました!

PropelCadex 50 ULTRAが空力に対して重量が優秀すぎるという前提はありますが、

エアロフレームに50mmハイト、アルテグラ組でかなりいい水準にもっていったと思います。

 

機材の準備はできたので、エンジンはどーなんだいという問いに答えますと、

そこそこいいんじゃないかと思います。

上りコースのスタート地点

パワー水準としては、

2週間前の20分走3本のパワーが、321w/5.7倍-321w/5.7倍-330/5.9倍であったり、

先週の高強度の日では20分317w/5.7倍の心拍が162bpmまで落ちたり、そのあとに15分334w/6倍を出せたりと

パワー水準はかなり高い状態です。

当日までにしっかり調整してベストなコンディションで臨みます。

 

結果報告のブログを楽しみにしていてください。

ではまた!

スタッフ金田