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ツールドふくしま2025に参加してきました!2025年9月11日

こんにちは!

スタッフ金田です。

 

ようやく朝晩涼しくなり、秋が見えてきましたね~

 

ツールドふくしまHP

さて、9/6-7に福島県浜通り地域で開催された「ツールドふくしま2025」に参加してきました。

参加したカテゴリーは9/7開催の「グランフォンドふくしま140」、名前の通り140kmのロードレース部門です。

 

昨年の「ツールドふくしま」は「平坦85km+山岳160km」の2日間構成で行われていましたが、

今年はワンデーレースとして開催されました。

この変更は「アマチュアレーサーの世界選手権」とも呼ばれるグランフォンド世界選手権が

来年、北海道・ニセコでの開催になったからです。

世界選手権の予選大会として例年6月に開催されていたニセコクラシックが2026年の決戦大会として8月開催にスライド。

そのため、2026年の日本での予選大会として「ツールドふくしま」が6月開催となる予定です。

そして今年の「ツールドふくしま」は、来年の予選大会に向けた「プレレース」として、

グランフォンドのルールに則った形式で実施されることになりました。

少しややこしいですが、まとめると「来年の世界選手権予選レースの予行レース」ということです。

詳しくはこちらに

 

前置きはこのあたりにして、

昨年総合3位に入った身として、今年のレースは優勝を目標に!…と言いたいところですが、

8月初めに怪我、怪我を抱えた状態で海外遠征(デュアスロン)、帰国後にコロナ感染、と

3-4週間ものあいだトレーニングができず、コロナが明けてから1週間という弱体化したコンディションでの

レースになってしまったので、来年に向けて完走を目標にして参加しました。

 

コース自体は昨年の2ステージを合わせて短縮したようなコースで

超高速の平坦→上り→下り→アップダウン→激坂を経てゴールという感じです。

ツールドふくしまHPより

 

さて、以下から当日の様子です。

当日は4:00ごろに起床し、コンビニで買ったものを食べて4:30に宿を出発。

コンビニ経由で5:00前に会場に着き、荷物を預けて5:30ごろからスタートラインに整列し始めました。

昨年の入賞者ということで先頭に整列させてもらいました。

6:00にローリングスタート開始

 

巨大な集団で平坦を45-50km/hで巡行します。

20kmを越えてからはスプリントポイントに向けて位置取りが目まぐるしく変わります。

この辺りはまだ僕も元気でちょっと遊ぼうかという気分になり、スプリントポイント前で前方に。

とはいえ当然のようにポイントは取れるわけもなく、吸収されてその後も集団内で高速巡行。

第1FeedZoneまでの間にあるコーナー先で道幅の狭くなるポイントがあり、

集団後方では道路鋲、看板などで落車があったらしいので集団前方に移っておいてよかったです。

依然集団の人数が絞られていないまま到達した第1FeedZoneは大混雑していました。

ここではボトルを取れないことを見越して背中に1本入れていたのは正解でした。

山岳区間に入ってもフロントアウターギア(54T)で登れる斜度だったので集団効果で人数は減らず、

先頭ではアタックがかかるも集団に吸収されを繰り返しKOMも通過。

案の定、第2FeedZoneでも人数が多かったですが、何とかボトルをゲット。

その後は下り気味なアップダウンを経て2度目のKOMへ。

この辺がかなりきつく千切れかけましたが、何とか耐えて約10kmの長い下りへ。

下った後はゴールに向けて数分の短いパンチがかかるアップダウン。

ラスト10kmに入ってからは有力選手が逃げようとアタックし、それがもう本当にきつくて…。

ラスト5kmで決定的なアタックがかかり、集団は追うものの差は開きラスト1km地点の激坂へ。

追走の先頭で進入したものの、足がなくズルズルと後退して何とか集団後方でゴール。

優勝したのは今年、富士ヒルやニセコを勝っている石井選手!強かった…。

ひとまず、トラブルや怪我なくゴールできて一安心。

来年に向けてレース強度でのコース試走と補給が試せたので、目標は一応達成です。

 

ちなみにですが、最初のローリングを含む136km中に1700mを上った平均速度はなんと40km/hオーバー!

選手層が厚くなったとはいえ、地力が試される昨年のコースから集団優位なコースになりましたね。

 

ちなみに今回の19-35歳年代の参加者は80人。

世界選手権参加資格は予選レース各年代25%以内なので今回でいえば20位以内。

最後の坂まで先頭集団にいて先頭後方ゴールの私が年代別19位なので私の年代では

「最後まで先頭集団に残る」が世界選手権参加の一つの水準になるかもしれませんね。

 

来年はパワーを戻して、パンチ力も付けて優勝を目指します!


以下は参考までにつくばからの遠征について。

つくばの家から土浦駅まで自走で行き土浦駅から輪行。

9時過ぎの常磐線に乗り水戸駅で同ホーム内乗り換え(いずれも始発列車)をしながらトータル3時間半ほど。

13時前に木戸駅に到着後、輪行を解除し、その足で会場まで10分弱走って前日受付。

ホテルに荷物を預かってもらい、コースのラスト15kmをピストンして1時間ほど足を回しました。

試走?が終わるころにはチェックインの時間になっていたのでホテルにチェックインして、

落ち着いたころにライダーズミーティングを聞いて、近くのコンビニ(1.5km)まで夕飯と朝ごはんの買い出し。

その後は夕飯と入浴、翌日の準備をして9時には就寝。

翌朝4時に起きて買っていたものを食べて4時半に宿出発。

以後は上記の通り・・・。

 

帰りはつくばの知り合いの方の車に乗せていただきました。(ありがたいです。)

 

会場が常磐線沿線かつ自転車目線では駅からさほど離れていないので

比較的輪行でも参加はしやすいのかと思います。

ご参考までに。


「アマチュア世界選手権が来年日本にやってくる!」ということで、

来年のツールドふくしまはさらに盛り上がると思います。

レースへの参加はもちろん、ハイレベルな公道レースの観戦もぜひ検討してみてください!

 

ではまた。

スタッフ金田