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雨の日に乗ったあとの簡易お手入れ2022年4月15日

こんにちは。今治店です。

雨の中に乗った際はぜひ行っていただきたい!

簡易お手入れの方法をご紹介します。

雨でも自転車通勤や通学をされる方へ。

専用工具や設備がなくても作業可能です!

ぜひご参考にして頂ければ幸いです。

 

作業その1

【洗車をする】

水洗いが出来る環境があるようでしたら、

まずは砂汚れなどを洗い流します。

砂や埃が付着したままですと、

隙間に入り込んで部品の動きが重くなったり、

潤滑油と混ざり、黒い汚れの塊になります。

変速機についた砂汚れも洗い流します。

「えっ、水をかけて壊れないの?」

大丈夫です。

(そもそもすでに雨で濡れております)

洗車後は水分をふき取って頂き、

必要箇所にオイルを注油すれば大丈夫です。

ブレーキ周りの砂汚れもしっかり洗い流します。

 

【ここで豆知識】

『ホイールの回転軸』

『ペダルの回転軸』

『クランクの回転軸』

『ハンドルの回転軸』など。

これらの箇所には高圧で水をかけないようにしましょう。

また、洗車後のオイル注油も避けてくさだい。

これらの回転軸にはグリスという、

ねっとりしたペースト状オイルが入っています。

ここにさらさらな液状オイルが侵入すると、

グリス本来の機能が無くなってしまいます。

最終的にはグリスが抜けてしまい、

結果として回転軸を痛めてしまう原因にもなります。

(グリスを入れる為には、分解・調整を含む作業が必要です)

さてさて。

洗車後は車体全体の水分を拭き取ります。

チェーンや変速機のプーリー(小さい歯車)など。

表面の黒い汚れも水分と一緒にふき取っておきます。

 

 

作業その2

【注油をします】

変速機の隙間「リンク」と呼ぶ部分に、

浸透性が高いメンテナンスオイルを注油します。

「水置換」機能を備えたオイルを注油することで、

部品の隙間に残った水分を追い出すことが出来ます。

さきほどの作業その1でも触れましたが、

グリスが入っている回転軸には注油しないように!

 

チェーンには「チェーン用オイル」を使用します。

また、注油の際はメンテナンススタンドがあると便利です!

メンテナンスオイルでもチェーン注油は可能ですが、

付着具合が安定せず、走行中に飛び散ってしまったり。

チェーン専用品に比べますと、潤滑性能が劣ります。

なお、スプロケットには注油をしなくても大丈夫です。

チェーンに注油したオイルは、

走行中、スプロケットにも潤滑を致します。

サークル錠を使われているようでしたら、

ここにも軽くメンテナンスオイルを注油しておきます。

注油後は施錠↔解錠を繰り返しておくのがポイントです。

 

【豆知識】

雨の日のライドでは、ブレーキシューやパッドの摩耗が早くなります。

ブレーキレバーの握り代が深くなっておりましたら、

ブレーキシューの残量に気をつけてください。

 

ここまでが「雨の日に乗ったあとの簡易お手入れ」です。

雨の中、乗ってそのまま放置を繰り返しますと、

部品は傷みやすくなります。

日々のメンテナンスと合わせまして、

もう少し時間がとれる日には、しっかりメンテナンス!

チェーンクリーナーなど洗浄剤を使用して、

ガッツリ洗浄しましょう!

「自分でやるのは心配」という方も大丈夫です‼

ジャイアントストアでは、

各種メンテナンスメニューも御準備しております。

詳しくはストアホームページをチェック。

ジャイアントストア メンテナンスメニュー

皆様のご来店、スタッフ一同お待ちしております。

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