ジャイアントストア今治
【入荷情報】2019年モデル ESCAPE RX DISC ディスクブレーキについてもご紹介します。2018年11月28日
本格的なサイクリングから、通勤・通学にも使えるESCAPE RX
2019年モデルは、油圧式ディスクブレーキ搭載モデルが新登場。
ESCAPE RX DISC
現在、店頭に展示している車体はSサイズ(465mm)です。
このバイク、まず価格を見て驚きました。
なんと!
シマノ製の油圧式ディスクブレーキを装備していながら、
ESCAPE RX 2より価格を抑えています。
ちなみに、
RX2はカタログ記載の重量が10.4kg(Mサイズ)です。
2台の各部を見比べてみると、
変速機周りはRX2と同じものを搭載していますし、
フロントフォークもRX2やRX1と同じカーボン製を採用。
シートピラーにはアルミ製を採用していますが、
それでも不思議な価格設定です…。
数年前まで、
15万円以下のモデルでは珍しかった油圧式ディスクブレーキ。
当社2019年モデルのクロスバイクの中では、
コストパフォーマンスにおいても注目の1台です。
ここからは、
この油圧ディスクブレーキについても、
少しご紹介をいたします。
1、少ない力でもブレーキコントロールができます。
身近な乗り物では自動車やオートバイク。
自転車では、
未舗装路の激しい下り坂を走るマウンテンバイクや、
近年ではロードバイクにも採用されています。
長い下り坂で、握力を酷使することなくブレーキを維持できる為、
非常に大きなメリットになります。
2、リムブレーキが苦手とする、悪天候時も制動力が低下しにくいです。
リムブレーキはホイール外側のブレーキ面で水や砂を拾う為、
ブレーキレバーを握った瞬間の効き具合が低下します。
油圧式ディスクブレーキでは、もともと制動力が強い点と、
路面から水などを拾いにくく、操作時の安心感が大きく異なります。
※制動力はタイヤの性能によっても変わるので、過信は禁物です。
3、そのイメージとは違い、メンテナンス性や耐久性にも優れます。
油圧ディスクブレーキは、
「メンテナンス性が悪いよね?」と聞かれることがあります。
実際に油圧式ディスクブレーキのメンテナンスを行う場合、
専用工具や作業技術も必要になります。(この数年の間で、作業性はとても向上しています。)
ですが、長年使い込まれたワイヤー式リムブレーキも、しっかりメンテナンスを行うとするとそれなりの費用や時間、技術が必要です。
【ワイヤー式リムブレーキの場合】
ブレーキシューが擦り減っていくとホイールのブレーキ面とブレーキシューの距離が広がり、ブレーキレバーの引き(握り)が深くなります。
この場合、調整ネジを回して握り量を再調整します。
また、ブレーキワイヤーが錆びたりすると、
レバーの引きや戻り具合も悪くなり、操作性が低下します。
【油圧ディスクブレーキの場合】
その構造上、ブレーキパッドが擦り減るのと同時に、
ディスクローターとパッドの距離を調整してくれます。
ブレーキレバーの握き量は変化をしません。
摩耗したブレーキパッドの交換方法も意外とシンプルです。
そして、
ブレーキレバーからブレーキ本体を操作する、
ブレーキフルード(油)は密閉されています。
金属製のワイヤーと違って錆などが原因で、
ブレーキレバーの引きが重くなったりもしません。
ただし、フルードも劣化はしますので交換は必要です。
使用条件にもよりますが、
ブレーキフルードの交換は2年に1回程度が目安です。
長期間に渡って専門店の無いような地域を走るツーリングなど、
かなり特殊な条件下で使用することを除けば、
とても優秀なブレーキシステムです。
走りの軽さにブレーキの安心感もプラスした
ESCAPE RX DISC
「スポーツバイクをクロスバイクからはじめようかな。」
という方には、ぜひ乗って頂きたい1台です。
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