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【ロードバイク】TCRはなぜ「トータルレースバイク」と呼ばれるのか?2019年2月24日

当社のロードバイクの変遷の中で、サンデーライダーからプロサイクリストまで、とても幅広いシーンで乗って頂いている車種があります。

それがTCR です。

2019年モデルでは、

アルミフレームモデル

-TCR SL

-TCR SLR

 

カーボンフレームモデル

-TCR ADVANCED

-TCR ADVANCED PRO

-TCR ADVANCED SL

 

 

そしてカーボンフレーム+ディスクブレーキ仕様モデル

-TCR ADVANCED PRO DISC

-TCR ADVANCED SL DISC

合計で7種類のフレームがあります。

(更に各グレードを数えると全13種類。多過ぎて展示しきれません!)

そんなTCRは今から20年程前に誕生しました。

当時、フレームに使用される素材はアルミ合金が全盛期で、

ツール・ド・フランスなどのレースでもアルミロードバイクが走っていました。

(この頃はDEFYPROPELの様なシーンに特化したモデルはありませんでした。)

以降のTCRはフレーム素材の進化と共にモデルチェンジを繰り返し、

ロードバイクとしての走行性能を磨いてきました。

2010年代に入ると、車種展開に変化が起こります。

ロードレースなどを走るスピードよりも、長時間のライドにおける快適性と安定性を重視したDEFY」

レーシングモデルとして磨き続けたTCRの速さに、エアロダイナミクスを盛り込んで高速化を目指すPROPEL」

それぞれのライドシーンに特化した2車種が登場したこともあり、TCRも6代目へモデルチェンジしました。

2019年からは、スペインのCCCチームへTCR ADVANCED SLを供給します。

その際に目指したものが、【トータルレースバイク】としての進化です。

長年の開発によって走りを熟成してきた「TCR」

長らく変更されなかったジオメトリにも手が加わっています。

PROPELにもTCRの新ジオメトリが採用されています。

従来から優れていたハンドリング性能により一層の磨きをかける為、

ヘッド周りの設計を変更。

旧フレームと乗り比べると、自分のコーナーリングが上達したかのように感じます。

BB周りのジオメトリ(BBハイト)も一新し、ペダリングの感覚が大きく変化。

ヒルクライム中のダンシングやコーナーリングからの立ち上がりなど、前作以上にレーシングモデルに乗る楽しさを体感できます。

フレーム剛性を犠牲にすることなく、重量も更に軽量化しています。

ヒルクライムはもちろん、平地や下りの高速走行時にも、新ジオメトリと相まって、走る気持ちを奮い立てます。

快適性だけでなくコーナーリング時のコントロール性にも関わる振動吸収性能の高さも、より一層魅力的になりました。

2018年ツールドフランスの石畳ステージを走るチームサンウェブのTCR ADVANCED SL DISC

ロードレースを知らなくても、

多くの方々が名前だけでも耳にしたことがあるであろう

「ツール・ド・フランス」

大会期間は約3週間。

野を越え山を越え、毎日150km以上を走行して個人の総合タイムを競います。

※コースの距離は比較的短い日もあります。

鍛え抜かれた身体能力と精神力を持つプロ選手でも、大会の終盤では相当な疲労を蓄積しているそうです。

そんなレースシーンにおいてもTCRは大活躍をしてきました。

プロ選手による異次元のスピード、アルプスの峠を舞台とする過酷なコース、総走行距離は3000kmを超えるレースで選手の走りを支えてきたからこそ、現在のTCR があります。

もちろんホビーライドのレベルにおいても、TCRのメリットは体感できます。

スタッフ川村がUFOラインをTCRでサイクリング

同じくUFOラインをPROPELでサイクリング

1時間以上登り続けるヒルクライムや、6時間以上のロングライドを走ると、同じくレーシングモデルのPROPELで走行した後よりも、疲労感が少ないです。

軽快に加速し、気持ちよく曲がり、登れる。

ロードバイクのご購入時に迷った際は、ぜひTCRを思い出して下さい。

今治店では、TCR ADVANCEDTCR SLRの試乗車をご準備しています。

皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。

 

新型DEFYのご紹介はこちらをどうぞ。

ロングライド向けのロードバイク。DEFYはどんなバイク?

 

 

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