ジャイアントストア今治

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その走りにきっとワクワクします。新型TCR2020年5月18日

そういえばまだ来ないですねぇ~とスタッフで話していた新型TCRが、

ようやく今治店にやってきました。

実際に現物を観察してみますと、

想像をしていた以上に、フレーム各部の形状が変更されています。

キャリパーブレーキタイプの旧TCRと比較をしてみると….

車体前方(左の写真が新型です。)

 

ヘッドチューブ側面

 

フロントフォーク後部

 

ダウンチューブ

これからTCRにお乗り頂く方はもちろん、

これまで数世代のTCRに触れ、お乗り頂いた経験がある方にとっても。

今回のフルモデルチェンジは、驚くこと間違いなしです。

 

この度、今治店にやってきたのは2つのモデルです。

TCR ADVANCED PRO 1 DISC

¥450,000(税抜)

マットローズウッドという新しいカラーリングを採用しています。

今回の新型TCRシリーズは、

これまで無かった新しいカラーリングを多く採用している点も特徴です。

当社のロードバイクをご覧いただいてきた方でしたら、

カラーリングを一目見るだけでも、新モデルだという事がわかりますね。

 

TCR ADVANCED 2 DISC  SE

¥265,000(税抜)

こちらのADVNACEDグレード。

上位グレードのADVANCED PRO と異なるのはフロントフォークコラムの仕様。

そして、搭載されるホイールセットや各パーツ類のグレードです。

フレーム本体のカーボン素材、フレーム設計はADVANCED PROと共通です。

エントリーグレードながらも新型TCRの魅力を体感できるモデルです。

後々カスタマイズすることで、車体の性能を高める楽しさも秘めています。

 

カラーリングやフレーム各部の形状も新しくなった新型TCRですが、

「実際のところ、そんなに違うの?」と思われている方も多いでしょう。

そこで。

昔からスポーツバイクの走行性能について、よく言われてきたお話を1つ。

走る為の性能を重視するスポーツバイクは、

「フレームとホイール(とタイヤ)で走行性能の殆どが決まる」

とさえも言われています。

おそらく今までに数台、車体を乗り継いできたような方は、

いずれかの機会に経験されたことがあると思います。

 

2020年も半分という時期に、早くも2021年モデルとして発表された新型TCRは、

走行性能に大きく影響する、その両方が進化しています。

新型ホイールはADVANCED PROグレード以上のモデルに装備しています

新しくなったホイールについては、旧モデルと比較してご紹介をしております。

宜しければどうぞ。

👉”NEW”SLR WHEELSYSTEM

 

当社のカーボンロードバイクは、その走りの得意分野ごとに3つのモデルがございます。

空気抵抗を徹底的に研究することで、

優れた高速走行性能を身に付けたエアロロードバイク【PROPEL】

どこまでも快適に走り続ける為の性能を追求したロングライドモデル【DEFY】

そして、数々のレースシーンで活躍をしてきた、

オールラウンドレーシングモデル【TCR】

これら3台のカーボンロードバイクの中でも、

群を抜いてヒルクライム性能に優れているTCRですが、

新しく採用したフレーム設計と製造工程により、より一層の軽量化と剛性強化を実現。

その軽く鋭い走りに、さらに磨きがかかりました。

今回、当店には入荷しておりませんが、最高峰モデルTCR ADVANCED SLについては、

フレームに使用するカーボン素材も、従来のものよりアップグレードされています。

そして。

実はフレームに使用されるスモールパーツにも変更点があります。

シートピラーを固定するこちらの部品。(左が新型、右が旧型)

なんと、

旧型と比べて、9gの軽量化。

固定をする際の動きも変わりました。

旧型

新型

たったの9gと思うのか、すごい!9gも!と思うのかについては、ひとそれぞれです。

1つだけ申し上げるとすると、

どんなものでも、その機能を維持しながら軽くするというのは、大変なことです。

 

徹底した軽量化に留まらず、歴代TCRと比較しても大幅に空力性能が向上しております。

ボトルを装着した状態で、動くマネキンを乗車させ、風洞実験を行った点は、

エアロロードバイクのPROPELの開発に共通します。

【軽さ・剛性・空力】

新型TCRが手に入れたそれらの性能は、

数秒を競うようなレースシーン以外にもメリットがございます。

たとえば、ソロで3時間、4時間と走り続けるような、休日のロングライド。

より一層、磨きのかかった登坂性能は、ちょっとした登りでも威力を発揮します。

さらに、平坦路などの比較的高い速度で走行する場面において、

とても重要になる空力面も強化されたことにより、

体力を温存しつつ、これまでよりも「速い」サイクリングが実現します。

もちろん中には、

「そんなに速く走れないし、空力なんてほとんど効果ないでしょ?」

と思われている方もいらっしゃると思いますが、そんな事はありません。

この新型TCRは、現実的な条件下で空力の開発をしています。

宜しければ、空気抵抗について少しご紹介したブログもどうぞ。

👉サイクリングの空気抵抗について。

 

生まれ変わった新型TCR

過去にアルミからカーボンまで3世代のTCRを乗ってきた私スタッフ川村も、

今回のフルモデルチェンジにとてもワクワクしております。

始めてのカーボンロードバイク選びから、

本格派ライダーの2台目以降の愛車選びまで。

新型TCRシリーズは只今ご予約受付中です。

 

 

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