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【ロードバイクとクロスバイク】CONTEND SL2とESCAPE RX1は何が違う?2020年9月12日

はじめてスポーツバイクを選ぶ際に気になること。いろいろとありますよね。

店頭でも様々なご質問を頂きます。

そんな中で多いものが、

「同じアルミフレームなのに、

クロスバイクとロードバイクでそんなに違うの?」

という疑問です。

確かに。

【クロスバイク】

ESCPAE RX1

¥105,000(税抜価格)

ホームページ記載の車体重量は9.9kgです。

 

【ロードバイク】

CONTND SL2

¥135,000(税抜価格)

ホームページ記載の車体重量は8.9kgです。

 

この2台の価格差は3万円。車体の重量差は1kg

タイヤの仕様やサドルなど細かい部品の違いを除くと、

・当社オリジナルの軽量アルミ合金ALUXX SLフレームを採用。

・シマノTIAGRAという同じグレードのギア部品を搭載。

・カーボン製のシートピラーとフロントフォークを採用

以上の3点は2台に共通しています。

それでしたら、

「あと違うのはハンドルの形だけじゃないの?」

となりそうですね。

でも、違いはそれだけでございません。

 

ロードバイクとクロスバイクの一番の違いは、

『ペダルをこいで実際に走行したとき』

に体感することが出来ます。

 

その走りの違いを生み出しているのが、

自転車の骨格と呼べる「フレーム」の設計です。

フレーム各部分のパイプの長さや角度など。

ほんの数ミリ異なるだけでも乗り味は変化します。

 

2021年モデル

CONTEND SL2

このCONTEND というロードバイクは、

レーシングモデルのTCRと、ロングライドモデルのDEFY

2台の特徴をアルミフレームによって再現したモデルです。

・レースモデルとして、キレのある速さを追求したTCR

・淡々と一定ペースを刻む事を得意とするDEFY

それぞれのフレームジオメトリーから、

エントリーモデルとしての乗りやすさを追求した結果。

走行感に癖が無く、様々な道を走って楽しめる。

そんなアルミロードバイクになりました。

これは、

ロードバイクに初めて乗るという方にこそ、

とても大切な要素です。

 

そんなフレーム設計に加えて、

走行時の快適性に大きく貢献するのが、こちらのタイヤです。

近年、流行している幅広サイズのロードバイク用タイヤ。

28㎜というタイヤの太さ自体はESCAPE RX1と同じですが、

CONTEND SLにはチューブレスタイプのタイヤを採用しています。

チューブレスタイヤは、低い空気圧で走行してもパンクしにくく、

通常のチューブを使用するクリンチャータイヤよりも、

転がり抵抗を抑えることができる特徴があります。

当社のチューブレスタイヤには、シーラント液という、

空気の気密性を向上させる液体を注入いたします。

このお陰で小さな刺さりものによる穴でしたら、

シーラントによって自己修復します。

空気も殆ど漏れることなく、そのまま走行を継続することが可能です。

このチューブレスタイヤ。

乗り心地も従来のタイヤとは全く異なります。

一度乗ってみると、ロードバイクのタイヤに対する印象が変わります。

かつては、

「より細いタイヤに空気圧を最大まで充填することが一番いい!」

と言われていた時代もありましたが、

改めて考えると、なかなかのリスクと隣り合わせな乗り方ですね。

チューブレスタイヤがエントリーグレードにも装備されるとは、

とても良い時代になりました。

 

長年、当社がフレーム開発で培ってきた技術と、

近年のトレンドを融合したアルミロードバイク。

CONTEND SLは、

とにかくロードバイクに乗りたい!

ロードバイクで色々な道を走ってみたい!

という方にお勧めのモデルです。

 

『次回』

ロードバイクとクロスバイクの乗り味の違いを、

もう少し詳しくご紹介させて頂くと共に、

クロスバイクESCAPE RX1のご紹介を致します。

 

ジャイアント/リブストア今治