ジャイアントストア今治
【スタッフのサイクリング】Eバイクとロードバイクで山岳コースを走ってみました。2021年6月4日
こんにちは。今治店スタッフの川村です。
梅雨の時期にしては珍しくカラッと晴れた休日。
この機を逃す訳にはいかない!ということで、
UFOラインへサイクリングに出かけて参りました。
GW前にも今治からの自走でUFOラインを走ってきた私。
実はその後にもUFOラインに行ってきました。
その日はスタッフ南と道の駅木の香からスタートして、
絶景ポイントのUFOラインのさらに先、
「山荘しらさ」を目的地にしていたのですが…。
出発する時間が遅かったことで、
ラストオーダーを10分過ぎてしまい、
コンビニで購入していたドーナッツで我慢。
しかも景色は真っ白!
UFOラインの絶景とランチまで逃したことで、
メンタルも真っ白に燃え尽きたスタッフ南。
そこで。
それぞれの走力にあう快適なペースを刻み、
目的地までの時間短縮を実現するべく!
スタッフ南はEバイクのROAD E+
スタッフ川村はTCR ADVANCED PRO 1 DISC
この2台に乗って「山荘しらさ」ライドを再挑戦!
さてさて。
Eバイクとカーボンロードバイクの組み合わせ。
一体どうなるのでしょうか?
ROAD E+はバッテリー充電率80%でスタート。
ロングヒルクライムを含む約60kmの山岳コース。
モーターアシストの恩恵はどれ程なのか?
走行後のバッテリー残量は?
そもそもスポーツバイクとしての楽しさはあるのか?
その実力、とくと拝見させて頂きましょう。
TCR ADVANCED PRO 1 DISCについては、
亀老山10往復チャレンジでもその登坂性能の高さを体験済み。
車体重量はなんとROAD E+の半分以下!
ライダーの能力を速さに活かすべく開発された、
生粋のロードバイク。ここはやはり、
Eバイクには負けたくない!
というのが本音でしょうか。
そうなんです。
今こそ!
とびしま海道「一峰寺公園 展望台」での無念を晴らします。
【クロスバイク】GRAVIERでいろんな道を走ってみました。
(この時はあまりのハードさに撃沈)
そんな私情はさておき。
スポーツバイクとして求める物が異なる2台で、
一緒に走ると楽しいのか?それとも?
そんな部分もお伝え出来ていれば幸いです。
道の駅木の香をスタートして前半10kmほど。
寒風茶屋(旧寒風山トンネル前)までは、
緩めの勾配で標高を上げていきます。
緩斜面や平坦路では、
やはりロードバイクの方が軽く進みます。
Eバイクの場合。
車体の重さとアシスト制御の関係上、
登り坂でモーターの恩恵が得られるのは15~18km/hのあたり。
アシストが効く速度で走る限りは快適そのものです。
それよりも高い速度を維持する為には、
運動強度を上げてペダルをこぐ必要があります。
これが意外とキツいんです。
※ROAD E+にはアシストモードが4段回備わっています。
・スポーツ
・アクティブ
・ツアー
・エコ
省エネ重視のツアーとエコはアシスト力が乏しいので、
登坂ではスポーツかアクティブを選択します。
スポーツは18km/hあたりまでの加速が鋭くなりますが、
それよりも上の速度になると、
アクティブとの差はあまり無い印象です。
この前半区間。
Eバイクがもっとも性能を発揮するのは、
ヘアピンカーブ内側の急勾配です。
左カーブの最短距離を通っても、
ほとんど失速せずに登れています。
乗っている本人はもちろんですが、
客観的に見ましても「すごいなぁ」と感じます。
これは後半区間も楽しみですね。
スタートから約10km
寒風茶屋前に到着です。
感覚的には7割強のペースで登って来ましたが、
この時点で前回よりも30分近く速い!
スタッフ南も「もうここまで着いたよ⁉︎」
と驚いている様子。
これならランチタイムに余裕で間に合う!
スタッフ川村はトイレ休憩を待つ間、
旧寒風山トンネルで涼んでおります。
これからの季節、
トンネルは涼しくて快適ですよね。
反対側から喋りながら人が近づいてきた際は、
別の意味で涼しくなりました。
(ちゃんと足もあってミニベロに乗っておられましたよ)
ここから先、瓶ヶ森林道へ入ります。
先ほどのミニベロの方を颯爽と追い抜くスタッフ南。
この日は数名のサイクリストを見かけました。
このあたりから標高1500m付近までは、
前半よりも急勾配区間が多くなります。
舗装路とはいえ路面状態も荒れ気味。
車体には優れた登坂性能のほかに、
安定性や振動吸収性なども求められます。
先に登場したESCAPE RX E+と比べて、
乗り心地が少し向上しているイメージのROAD E+
スタッフ南によると、
乗り心地はカーボンバイクには少し劣るとの事でした。
それでも19kgの車重は安定性に一役かっている様子で、
後ろから見ても重心が低く安定しているのがわかります。
ここに来てTCRの走りも快調です。
アクションカメラを調整する間に少し離されても、
追い着くための余裕は十分にあります。
これまでに所有するPROPELとDEFY、
旧型TCRでもUFOラインを走りましたが、
ここまで軽く登るバイクは初めてです。
そして。
スタートから1時間10分程でUFOラインに到着!
ここから山荘しらさまでは約10km
標高1500~1700mにあるUFOラインを通過して、
九十九折を爽快に下って行くと、
目的地の山荘しらさに到着です。
前回はここまで3時間。
それがなんと!
今回は1時間40分で到着。
さてさて。
早速、ご飯をいただきましょう!
私はUFOライスとソフトクリーム。
スタッフ南はスープカレーとパフェ的なデザートを。
ごちそうさまでした。
一休みした後は、
写真撮影を交えつつUFOラインへ折り返します。
「こりゃ~いいわ!」
今回のライド中、少なくとも5回はそう思いました。
スタッフ南も写真撮影に満足している様子。
写真撮影を終えて下山に入ります。
どちらも油圧式ディスクブレーキを搭載しているので、
UFOラインからの長い下り坂まで快適そのものです。
ROAD E+は低重心を活かした走りで。
TCRはレーシングバイクならではの走行性能で。
登りだけでなく下りも安全に楽しめる!
スポーツバイクに乗ることの楽しさを、
それぞれが十分に体感するサイクリングとなりました。
【おまけ】
「これなら石鎚山スカイラインまで行って、
往復してくることも出来るのでは?」
と考えていたのですが。
ROAD E+のバッテリー残量は山荘しらさ到着時点で40%
道の駅木の香まで戻ってきて残り20%でした。
仮に充電率100%でスタートしても、
そこま長距離の山岳ライドは厳しいようです。
今回の様な山岳コースでサイクリングをする場合。
ある程度の場所まで自動車で移動して、
そこからサイクリングを楽しむスタイルもお勧めです。
(Eバイクは車載するのも一苦労ですが)
如何でしたか?
サイクリングの楽しみ方は様々ですが、
ぜひ、ご参考にして頂ければ幸いです。
ジャイアント/リブストア今治
―ジャイアント/リブストア今治ではFacebookやInstagramでも情報を発信しています―
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