ジャイアントストア今治
新型アルテグラDi2搭載のDEFYに乗ってみました。2022年4月11日
過去から未来へこんにちは。今治店スタッフの川村です。
なんと!
この度、最新技術を搭載したモデルに試乗する機会を頂きました!
その乗り味があまりに楽しかったもので、
予定よりもだいぶ長ーく走ってしまいました。
そのロードバイクがこちら。
DEFY ADVANCED PRO 1
昨年秋に発表された新型アルテグラDi2(電動式変速)を搭載。
リア変速段数は12速。
およそ10年前、Di2が登場した時は10速が最新でしたが、
今後、変速段数はどこまで増えていくのでしょうね!
そして、こちらもロードバイクで標準化して参りました、
油圧式ディスクブレーキ搭載しております。
この新型アルテグラでは、
ローターやキャリパーの設計がアップデートされています。
こちらの車体、2022年モデルDEFYシリーズの中で、
正真正銘の最上位グレードになります。
今回、試乗した私が普段乗るTCRと共通する点は、
フレームとホイールがカーボン製という点のみ。
何度かコンポーネントを組み替えており、
シマノ社製アルテグラ10速→シマノ社製アルテグラ11速
そして、現在はスラム社製10速コンポーネントを使用中です。
いずれも機械式(ワイヤー式)の変速機になります。
主に過去乗っていた車体の部品を流用しており、
コンポーネントの年式は2010年→2016年→2008年と、
ここだけバックトゥザフューチャー。
現在がもっとも軽量な状態で、
乗り味の仕上がりもいい具合になってきました。
なお、変速の癖は強めですが。
(そこも含めて愛着があります)
そんな変速機を愛用していることもありまして、
この最新コンポーネントの性能には大変驚きました。
機械式と比べて、操作に必要な労力が少ない点は当然ですが。
過去、試乗や組立整備の経験がある旧シマノDi2よりも、
コンポーネントとして大きく進化しています。
まずはこちら。
新形状が採用されたDi2用STIレバー。
旧型よりも変速ボタンの形状が縦長になり、
どの握り位置からも指が届きやすくなっています。
さらに今作から前後変速機とその駆動バッテリーのみ、
専用ケーブルによりフレーム内で繋がっています。
変速操作はワイヤレス通信となった為、
STIレバーから物理的に繋がっているのはブレーキのみ。
外観もすっきりしています。
たとえば、機械式だとこんな感じ↓
ハンドル下がアウターケーブルで混雑する機械式コンポーネント。
ケーブルには弾性がある為、ハンドリングにも多少影響します。
その点、Di2搭載バイクのハンドリングはとっても軽い!
丸一日走る長距離ライドのほか、
低速でもまっすぐ走る必要がある急勾配など。
こういった僅かなハンドリングの軽さが意外と効いてきます。
また、変速操作を行う場合。
これまでのコンポーネントでは、
変速タイミングで「踏み込む力を僅かに抜く」
というのが常識でした。
※前世代までのDi2も同じです。
ところが!
新型Di2発表の際、耳にしていたとおり。
かなり荒っぽいタイミングで変速操作を行っても、
隣のギアにチェーンがバシッとに掛かります‼
「セミワイヤレス」通信とは思えないほど動作も素早く、
とくに、フロント変速のスムーズさに大変驚きました。
新しいリア変速機はモーター音が静かになり、
動作も非常に滑らかです。
12速化で各ギアの歯数差が小さくなり、
ギアの繋がりも気持ちいいです。
ギア段数の少ないコンポーネントでこの感覚を求めますと、
どうしても軽いギアを犠牲にする必要がありますので、
多段化が進む事による恩恵は大きいですね。
さらにこちら↓
このような従来のリムブレーキですと、
長期的にみればリムの摩耗が避けられません。
その点、ディスクブレーキなら全く問題なし!
ディスクブレーキではリムの摩耗が生じない為、
超軽量カーボンホイールでもガンガン使えます!
標準装備のSLR 1 36 DISCホイールも軽くて速い!
この乗り味はまさに至高の領域
TCRのほか旧型DEFYにも長い間乗ってきましたが、
最新型DEFYの乗り味はかなり魅力的に感じました。
こんなバイクで四国一周などにチャレンジできましたら、
それはきっと楽しい旅になりそうです。
こちらのDEFY ADVNACED PRO 1
今治店にはSサイズ(適応身長165~175cm)の在庫が1台ございます。
現在、新型アルテグラDi2搭載モデルとして、
大変貴重な1台になっておりますので、ぜひお見逃しなく。
ジャイアントストア今治
―ジャイアント/リブストア今治ではFacebookやInstagramでも情報を発信しています―
普段ブログではお伝えしきれない、日常の店舗風景や、
スタッフのRIDE LIFEなどもUPしていますので、ぜひご覧下さい♪