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【スタッフのサイクリング】春の山と川とダムを巡るサイクリング。2021年4月1日

こんにちは。今治店スタッフの川村です。

先週、土曜日にお休みを頂きましたので、

少し遠くへサイクリングに行って参りました。

訪れたのは、高知県の山の中。

国道194号線と439号線、

そして吉野川と早明浦ダムを望む、

全長100kmのルートです。

高知県で2002年に開催された国体では、

自転車ロードレースの特設コースになった経緯から、

「早明浦国体ルート」と呼ばれているそうです。

 

今回はいの町の木乃香温泉からスタート。

早起きが出来た際には、今治から往復してみたいところ。

まずは国道194号線、別名「そらやま街道」を南下します。

新大森トンネルを抜けると、爽快な下り区間が続きます。

空を翔るような安望大橋のヘアピンカーブ。

これはもう、「最高!」の一言に尽きます。

ふと山の方へ目を向けると、遠くに滝を発見。

「大樽の滝」というそうです。

この橋の近くには「にこ淵」という神秘的スポットも。

山から川へと流れる水と共に、

機会があれば太平洋を目指のもいいですね。

勾配がゆるくなったところで国道439号線に入り、

再び川の上流に向けて進路をとります。

「酷道ヨサク」とも呼ばれる、

徳島から高知の四万十へつながるこの国道。

この道幅の広い区間からは想像できませんが、

対面通行を拒むような区間が無数に存在しており、

一部マニアに人気の国道です。

スタッフ川村もそんな酷道好きの1人でして。

10年ほど前には日本3大酷道の1つ、

紀伊半島の国道425号線を関東から出向いて走破しました。

残念ながら写真は消失しておりますが、

当時のブログが残っていました。→【国道(酷道?)425号を走ってみました。】

この頃から、四国のヨサクは憧れの道だったんですよ。

そんなことも思い出しながら、

しばらくは緩い登り勾配が続きます。

クルマで走ると殆ど気にもならない登り勾配ですが、

自転車で走ると印象もガラリと変わります。

郷ノ峰トンネルを越えると土佐町に入ります。

ここからは下り基調で吉野川との合流地点へ。

途中、道の駅土佐さめうらでは土日祝日限定、

ほっくほくの「あか牛コロッケ」が食べれます!

(冷凍でしたら、平日も購入できるようです)

道の駅からもう少し進んだところにあるコーヒー店で、

コーヒーブレイク。

すぐ下を流れる川では、ラフティングを楽しむ方々も。

この日、ダム周辺のサクラは満開を迎えていました。

ダムの上へとつづくキツイ坂道の途中。

初代ビートルがひっそりと眠っておりました。

田舎に行くと、こんな場面に時々遭遇しますね。

きっと、

選ばれしドライバーとの出会いを待ち続けているのでしょう。

さらにダムの上にはこんな場所も!

私のバイクとの対比から、

その大きさがお分かりいただけるかと思います。

ここで偶然お会いした方と少し話をしていてビックリ。

なんと!

こちらのご主人がロッククライミングの経験を活かして、

懸垂下降で描いているそうです。

さらにサイクリストでもあるとのこと。

すみません。

てっきりダム事務所に出前に来られた方かと思いましたよ。

ここからはダムの上流を目指して、

爽快なワインディング区間を走行します。

この日はバスボートを沢山見かけました。

小、中学生の頃はバスプロ(バス釣りのプロ)に憧れていた私。

「将来はバスボートを買うぞ!」と意気込んでおりました。

そのせいでしょうか、いまでも見かけると嬉しくなります。

この辺りでは、

ヒキガエルを「おんびき」というそうです。

登って、下って、曲がってを繰り返す。

軽快な走りを得意とするロードバイクに乗っていると、

こういった道を走るのは、本当に楽しいです!

途中、土砂崩れによる工事の為、対岸の迂回路へ。

 

こんな狭い迂回路でも、酷道好きにはご褒美です。

いつのまにか谷の景色はダムから渓流へ。

なんだかそそられる廃道を横目に、桜の綺麗なポイントを過ぎると….。

 

国道194号線との分岐に戻って参りました。

ガッツリ走った後は木乃香温泉で癒される!

とても贅沢なサイクリングルートです。

皆様も機会がございましたら、ぜひ訪れてみてください。

 

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