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【スタッフのサイクリング】ほぼ海抜0mからUFOラインへ2021年4月29日

こんにちは。今治店スタッフの川村です。

前回、早明浦方面へサイクリングに出掛けたブログ内で、

私はこんな感じの事を言っておりました。

「今治から走っていってみたいところです」

そこで。

1週間後にゴールデンウィークが迫った休日。

自宅からスタートして、

往復190kmのサイクリングに行って参りました。

今回の目的地は、早明浦ではなくてUFOラインです。

「UFOラインってなに?」

という方は、以前ご紹介したブログもどうぞ。

【スタッフのサイクリング】UFOラインへ行ってきました。

表題にもありますように。

ほぼ海抜0mからということで。

海水のお濠に囲まれた今治城を通過して、

まずは湯ノ浦を目指します。

湯ノ浦を過ぎた辺りで国道196号線から一旦逸れます。

こちらは多少の遠回りになりますが、

196号線の荒れた路面とクルマの交通量の多さから、

この区間は迂回をするのが断然お勧めです。

こちらは四国一周の推奨ルートにもなっています。

見晴らしの良い丹原を通り抜けて小松方面へ走ります。

段々とこのあとに登る山々が近づいてきました。

中山川沿いの道路に合流しましたら西条駅方面へ。

そして、

加茂川沿いの国道194号線を高知方面へ。

自宅からここまで50km弱走行して参りましたが、

ここからが本番です。

とっても長ーい山登り区間が始まります。

UFOラインまではおよそ30kmのヒルクライム。

そう。

お馴染、しまなみ海道の亀老山は2.7kmなので、

距離だけで比較するとその約10倍。

(獲得標高については、亀老山10往復の方が高いですよ)

尚、ここから先。

しばらくはコンビニなども無いため、

手軽にエネルギー補給ができる食料を必ず持参しましょう。

この日、私はバナナケーキとナッツバー、

自宅に残っていたエネルギージェルを持参しています。

さて。

前日に交換したタイヤGAVIA RACE 0の走りも上々です。

長い登りでもリズムを乱すこともなく、

淡々と標高を上げていきます。

新寒風山トンネル手前にある水汲み場で、

冷たーい天然のやつを補充します。

UFOラインは新寒風山トンネルを境に愛媛県側と高知県側、

どちらからもアクセスできる為、

今回は愛媛県側から登ろうと目論んでおりましたが。

残念、こちらはまだ通行止めでした。

仕方がありません。

あまり気は進みませんが、

総延長が5kmを越える新寒風山トンネルへ。

ところで。

「5kmのトンネルってどれぐらい長いの?」という方へ。

しまなみ海道で一番長い橋。

来島海峡大橋の全長はおよそ4kmあります。

それよりも長い!さらに。

通行無料&自転車に乗車して通行できるトンネルでは、

日本国内最長とのこと。

トンネル内は愛媛県側から高知県側に向けて、

ゆるい登り勾配になっています。

20km/hほどで走行すると通過に15分ほどかかります。

トンネルの苦手な人には、ちょっと厳しいですね。

あ、来島海峡大橋も高所恐怖症の人にはキツイですけど。

折角、心を無にしてトンネルを越えてきましたので、

道の駅木の香に寄り道です。

ここでお昼ご飯を頂くことにしましょう。

メニューを拝見して5秒、

唐揚げ定食と迷いましたがキジラーメン(味噌)を選択。

「うまい!」

レストランは大きな窓が開放されており、

テーブルの距離も大きくとられています。

風通しもよく、屋外にいる感覚で食事ができました。

ひとやすみをしたら林道区間に突入します。

前半の10kmは九十九折の緩い勾配が続きます。

旧寒風山トンネル前(現在通行止め)を過ぎて、

瓶ヶ森林道に入りますと、荒れた舗装に急勾配も。

細いタイヤを履いたロードバイクにとっては、

路面の状態も決して良いとは言えません。

これはこれで楽しいですが、油断は禁物です。

路面の陥没等もある為、

クルマでも車種によっては下まわりを擦りますよ!

旧寒風山トンネル前から7kmのところ。

時間帯通行規制による休憩が入りました。

道路工事作業の為に50分間の通行止めと、

10分間の通行止め解除を繰り返す通行規制。

山道をツーリングしていると時々遭遇します。

こんな時はただひたすら、ぼーっと山と空を眺めて待ちます。

ほどよく脚も回復したタイミングで通行止めが解除。

(10秒セルフタイマー、3回目で撮影に成功しました)

この写真の場所に、何となく見覚えがあるような。

じつは当社の2020年モデルカタログ。

CONTEND ARのページに載っている場所なんですよ。

このあたりから目的地まで、あと3kmほど。

短いトンネルを抜けてカーブを曲がると…!?

目の前にひろがる絶景ポイント。

ほぼ海抜0mから登ってきますと、感動も一味違います!

私、日頃から海を見ている影響なのでしょうか。

ときどき山奥にやってきますと懐かしさを覚えます。

もう少し時間に余裕がありましたら、

よさこい峠を経由して帰りたいところでしたが、

それはまたの機会に致しましょう。

 

さてさて。

日頃は片道30分ほどの自転車通勤に加えて、

1~2時間ほどのライドを中心とするスタッフ川村。

200kmに迫るロングライドは数年ぶりでしたが、

意外にも余裕を持って走り切ることが出来ました。

やはり日頃から継続することが大切なんですね。

コツコツと積み重ねてきた事に対する成果を実感する瞬間。

これもまたサイクリングの楽しさです。

そんなことを再確認できた一日となりました。

それではまた次回。

 

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