ジャイアントストア今治
【スタッフのサイクリング】ペダルをこいでリールを巻く休日2023年2月10日
今季はここ数年でも銀河ギリギリ‼
ぶっちぎりの凄く寒い日々が続いておりますね。
こんにちは。今治店スタッフの川村です。
先月末、私はドライブで久万高原町に出かけたのですが、
一面真っ白で銀世界な面河渓を初めてみました。
さて、面河といえば昨年の秋。
わたしはミニベロに乗って渓流釣りに出かけました。
そのときの様子がこちら
面河水系のあまご釣りは2月から解禁しているので、
また近いうちに釣行しようと思います。
で!
本日のスタッフのサイクリングはこちら。
『ミニベロで行くしまなみ海道釣り』
サイクリングやバイクツーリングも楽しいですが、
しまなみ海道は釣りやキャンプも楽しいんですよ。
ということで今回の企画はずばり。
「自転車で釣りに出かけて釣れた魚をその場で食す」
もしも釣果が無ければ「ぼうず」どころか、
企画そのものが「丸ぼうず」というリスクも。
なんとしてもそれだけは避けたい!
前カゴには釣り道具類を積載、
SCOUT SAET BAGにクッカー類を詰め込み、
いざ発艦!
ひとまず前日に釣果があったポイントへ。
【ちょっと豆知識】
一般的に海釣りには釣れるタイミングがあります。
『潮位変化(良い潮の流れ)がある時間帯』
海にはその日の最高水位に達する満潮と、
反対に最低水位に達する干潮の時間帯があります。
そうして満潮と干潮に達すると、
しばらく潮の流れが止まる時間があります。
ちなみにこれを「潮止まり」と言いまして、
魚の反応が極端に渋くなります。
もちろん、地域や釣法で例外もあります。
『早朝及び夕方の明暗が変化する時間帯』
早朝に周囲が明るくなりはじめる「朝マズメ」
夕方に暗くなりはじめる「夕マズメ」
どちらも魚の活性が高くなる、
人間でいうところの「ノリ」の良さが増します。
以上の様に。
魚のテンションがアゲアゲ↗になるタイミングを、
『時合い』と呼ぶこともあります。
両方がジャストタイミングで重なると、
釣りにとって好条件ではあります。
なお、これは個人な感想ですが、
近隣のポイントでは潮位変化よりも、
夕マズメが釣果に繋がっている気がします。
マズメを狙う釣行の際は、
必ずフロントライトやリアライトを点灯しましょう。
NUMEN HL1800ぐらいの大容量バッテリーなら、
釣りの最中に作業照明としても重宝しますよ。
今回のようにサイクリングで釣行に出かける際は、
これらのタイミングもしっかり踏まえて、
ポイントに向けてペダルをこぐ必要があります。
この日、最初のポイントに入ったタイミングは、
満潮の1時間半前ぐらいでしょうか。
じつは前日にも釣果があったエリアなので、
早々に魚をゲットして企画終了!と思っていたものの。
反応がまったくない。まったく。
なかなか空気を読んでくれるじゃあないか。
いや、反応が無いこともないのですが、
小さいフグに疑似餌を食いちぎられ、
釣果のあった100均ルアーを消耗する羽目に…。
しばらく粘りましたが、
つぎのポイントへ移動することに。
前カゴにサドルバックと積載量が多いこともあり、
登り坂がめちゃくちゃキツイ!
いつもでしたら大した苦労をしない坂も、
軽いギアを使ってカメ走法で進みます。
さ・ら・に!
強い向い風も元気に『営業中』です。
前カゴと上半身の起きた乗車姿勢は、
前からの風の抵抗を最大に増幅します。
こうなると、いつものルートがやたらと長く感じます。
途中でホームセンターにちょっと寄り道。
是が非でも釣果を出すべく課金します。
そもそも「魚を買ったほうが安い」とか、
決して言ってはいけません。
釣れないと余計に道具が欲しくなる、
そこが釣りの恐ろしいところです…。
そして、どっこい到着した2つ目のポイント。
いろいろ試すもイマイチ反応がないぞ…
気付けば満潮から干潮へ、潮が引き始めています。
またペダルをこいで別のポイントへ移動するも、
あれよあれよという間に潮が引いて、
釣りにくい時間帯になっていきます。
瀬戸内海は潮位変化がとんでもなく大きく、
ある程度以上に潮位が下がってしまうと、
釣りのポイントそのものが成立しなくなります。
YouTubeなどで見かけるお手軽そうな『穴釣り』も、
このあたりでは岸の近くにポイントが無いんです。
こうなるとあとは一つ。
粘りに粘って「夕マズメ」のチャンスに賭けます。
そして!
念願の「フィーーーーシュ!」
一匹目のガシラ(カサゴ)は小さいのでリリース。
また大きくなっておくれ。
そして2匹目。実はここ数日、
狙っていてもなかなか食いつかなかった魚。
メバルをゲット!
どうにか、丸ぼうずを回避することに成功です。
命に感謝。
早速、調理に参ります。
なお、帰りが遅くなってしまったため、
自宅で調理しております。
正直に申し上げます。
いやー、ほんとうに疲れましたよ。
普段なら大したことのない距離でしたが、
フル積載のバイクで走るのは非常に大変。
さらに釣れないと精神的にも疲れる次第。
頑張って荷物を運んで走っていたことですし、
ちゃんと道具を使って調理をいたします。
途中で購入した唐揚げ粉と油。
そして鮮魚コーナーで売れ残り、
半額になっていたオコゼも一網打尽。
※熱伝導が優れるアルミ製メスティンで揚げ物をする際は、
温度管理に注意する必要があります。
昨夜に釣れたガシラは25cmぐらいあったため、
半身は刺身でいただきました。
捌いてから冷蔵庫で一晩熟成するのが、
美味しくいただくポイントです。
ガシラの刺身、旨すぎてヤバいです。
ご馳走様でした。
ということで。
ほぼ魚釣りの内容になってしまいましたが、
どうにか記事にすることができました。
釣れてくれた魚たちに心から感謝をいたします。
今回のように自走でポイントに向かうだけでなく、
駐車場にクルマを置いて、
釣りのポイントまでは自転車で移動すると、
釣り場近辺での行動がしやすくなります。
ママチャリなどとは異なり、
車輪の着脱でクルマへの積載能力に優れる点は、
スポーツバイクならではのメリットです。
しかも、適度な有酸素運動になる!
わたしのようにサイクリングと魚釣り、
どっちに行こうか迷う場合も両方一緒にできる‼
アウトドア好きには魅力的な要素が詰まっております。
皆様もぜひ、トライしてみてください!
それではまた、次回のサイクリングで。
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