ジャイアントストア今治
【スタッフの勇気爆発ロングライド】 四国西南・無限大ライドに参加しましたDAY22024年3月14日
『2024 四国西南・無限大ライド』
2日目の開会式&抽選会での一幕。
MCの方:「ゼッケン38番の方!」
わたし:「よっしゃぁぁキター!」
MCの方:「あ、ロングコースの赤色38番の方です」
※スタッフ川村は無限大コースの紫色38番
わたし:「うわぁはずかしいわ」
会場:「wwwww」
赤い38番の方、すみませんでした。
ということで。
今回は走り以外にも爪痕を残す結果となりました。
こんにちは。今治店スタッフの川村です。
無事に初日130kmを完走したスタッフ川村。
ゴール後の昨晩はストレッチに3時間以上を費やし、
回復に専念して腰痛はそこそこ落ち着きました。
\エイドリアーン!/
2日目の作戦は「いのち(腰)だいじに」
ということでDAY2スタートです。
今日は追い込み過ぎ、ダメ絶対。
【コースについておさらい】
2日目は宿毛市をスタートしまして、
四万十市から黒潮町の海沿いを走り、
四万十町からは川沿いに西へ。
四万十川を眺めつつ宿毛市に戻る150kmのルート。
序盤は川沿いの平坦路を海に向けて進みます。
ゆっくり4番目のグループでスタートした私。
が、やはり本能には逆らえず。
ターボエンジン全開。
しれっと前に出て先行グループを追走開始。
この男、全く反省していません。
出だしからガンガン回しております。
大丈夫か?
最初のエイドポイントにて、
高知のご当地飲料「リープル」をいただきます。
先頭グループの1つ後ろのグループで、
次のエイドまでの区間を進みます。
当初の「いのちだいじに」作戦はどこへ?
調子にのって先頭にも出つつ、
追走集団内の場の空気を盛り上げます。
さすがに2日目ともなりますと、
「なんかミニベロのヤバい人がおる」
という存在から、
「あ、ミニベロの人がおる」
に印象が変化したことも雰囲気で伝わります。
そうであったなら期待に応えるしかない。
結局、海沿いの国道に入る前のエイドにて、
先頭集団に合流しました。
カツオバーガーを食べて、
更なるペースアップに備えます。
それにしてもこの先頭グループ。
私がミニベロに乗っている点を差し引いても、
やたらとハイペースで進行します。
「イェーーー!」
沿道で応援してくれる方々には、
しっかり手を振って応えます。
「ありがと~」
こういった瞬間、いいですよね。
ロードバイクに混ざるミニベロの姿に、
時々2度見される方もちらほら。
そりゃ頑張っちゃいますよわたし。
海沿いから内陸に向かう前のエイドにて、
追加でハンドルポジションを変更します。
上半身が極端に起きたポジションですと、
高強度域で背中と脚に掛かる負担が大きく、
そこで生じたストレスは全て腰に集中します。
前傾姿勢を取りやすくすることで、
ある程度はこの問題に対処することができます。
あとは前傾による空力向上効果ですね。
2日目の方が各エイドの食べ物も充実、
エネルギーの充填にも抜かりありません。
この時点で作戦は「ガンガンいこうぜ」
中間の75kmエイドまでとことんやりますよ。
ここでひとつ。
【サイクリングイベントの豆知識】
今回のようなロングライドイベントや、
エンデューロレースなどに参加するとき。
参加経験がそれほど多くない場合に、
案外見落とされがちなポイント。
それは単独走行と集団走行の速度差です。
集団走行では風よけの効果が大きく働き、
1人では困難な速度域でも巡航できるため、
長距離を走るうえで非常に有効な反面。
普段単独のサイクリングが中心の方ですと、
すぐ前の人だけを見て走行してしまい、
日頃慣れた体感速度よりも高い速度域で
カーブに侵入している場合があります。
ヒヤっとする瞬間なのはご想像できるでしょう。
ここで慌てて雑にブレーキを掛けてしまうと、
タイヤが滑って…なんてことに。
できるだけ数人前を走る方を見て、
常に広い視野を意識すること。
周りと自分の速度をしっかり感じとること。
これがうまく走るコツです。
これ、クルマの運転にも似ていますね。
なお、こういった場面が発生しやすいのは、
スタート直後や序盤のエイドを出発した後。
走力や熟練度に関係なく、
集団内の人数がとても多い状態の時です。
(私も今回2件ほどそんな場面を見かけました)
さて。
エイドを出発後はしばらく狭い道を走り、
途中には3kmほどの峠越えがあります。
登りに強いミニベロの特性を発揮。
平坦路で前を多く引いて頂く分、
長い登りでは前方でペースメーカーを務めます。
しばらくして川沿いの広い国道区間に入ります。
というかこのロングライドイベント、
大会先導車のムーブが完全にロードレースです。
先頭ライダーのペースと車間に合わせて、
蓋をせずにガンガン行くんですよね。
通常は各エイドの到着予定時間などを加味して、
走行ペースを調整するものでは?
そりゃ先頭が早いわけですよね。
まぁ、「わたしは一向に構わん!」ですが。
先頭一人を追走するこのグループ。
高速区間のペースは40km/h弱。
峠を越えて形成されたグループで走行します。
「1人1分でローテーションしようや」
ということで私も少しだけ前へ。
が、サイコンも時計も無いので、
「え!」ってなりましたが。
前に出た瞬間、空気抵抗が半端じゃない!
今年77歳の方もしっかり先頭交代。凄い。
こちらの皆さん「速い速い!」っていうわりには、
ペースを全く抑えようとしないところが面白い。
これもサイクリストの性なのか。
こういった協調が生まれる点も、
ライドイベントの面白いところですよね。
そして本日の中間75km地点エイドに到着です。
ここでもしっかり食べて後半に備えます。
皆さんそれぞれはじめて会う間柄ですが、
すでに何度か一緒に走ったような空気感。
「このあとも一緒にいこうや」
とお誘い頂いたのですが、
このままいくと腰がリミットブレイクします。
「一緒にきた人をここで待ちます」
ということでスタッフ南を待ちながら、
入念にストレッチをすることにしました。
この後もエイドの度にしっかりストレッチ。
背中から腰
そしてハムストリング周り
このあたりをしっかり伸ばすことが大切です。
1時間ほどしてスタッフ南と合流。
こちらも当日に知り合った方々と、
ちょうどいいグループを形成していたようで、
私も混ぜていただくことに。
平和なペースで景色を眺めつつ、
腰の回復に専念します。
なかなか珍しい観光列車にも遭遇。
四万十川の景色を眺めつつ、
気持ちのいいペースで後半を進みます。
わたし:「ヤエーーーー!」
ライダー:「スーーーーン…」
手を振っても全然返してくれへん(涙)
今回、ルートには含まれなかった沈下橋。
途中で寄り道して写真撮影タイム。
ああ、平和だ。
\テテテテン!/
「どこにもいけないドア~」
いたって真面目です。
みなさんいいバイクにお乗りです。
各エイドの食べ物をご準備して頂いた皆様、
ありがとうございます。
どのメニューも美味しかったです。
無事に迎えた最終エイド。
2日目の各エイドの充実度が素晴らしい!
終盤になって現れた短い峠越え。
腰の痛みも回復してきたことですし、
ここでニトロON!
「えぇ~それ電動でしょ?」
「いいえ、ニトロです」
そして最後に再び向かい風区間を経て、
スタート&ゴールの運動公園へ。
公園までの登りが地味にキツイ。
「ありがとうございました!」
わたしの満足度200%
ものすごくいいトレーニングになりました。
スタッフ南も無事に2日間280kmをゴール。
鯛めしとじゃこ天がいつもの倍旨いぞ。
ということで、いかがでしたか?
初めてミニベロで参加した本格ロングライドイベント。
そう、あれは私がロードバイクに乗り始める以前、
重いMTBで頑張って走り回っていた頃の思い出。
そんな記憶が蘇りました。
やっぱりロードバイクって良くできていますね。
最後に改めまして、大会運営に関わって頂いた皆様。
そして大会中、一緒に走って頂いた皆様。
本当にありがとうございました。
流石に次はロードバイクで参加しようかな?
それではまた次回のサイクリングで。
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