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【スタッフの勇気爆発ロングライド】 四国西南・無限大ライドに参加しましたDAY12024年3月13日

こんにちは。今治店スタッフの川村です。

今回はタイトルにもある通り、

『2024 四国西南・無限大ライド』に参加してきました。

ミニベロTENに乗って。

え?なぜロードバイクじゃないのかですって?

その理由は1つ。

「ミニベロでもいけるんじゃね?」

という天からの声が聞こえたからです。

※大会ホームページより

なお、こちらのロングライドイベント、

わたし自身は今回が初参加となります。

申込の際にコース選択が可能でして、

私は2日間で合計280kmを走る最長コース

『無限大コース』にエントリーしました。

なお、一緒に参加するスタッフ南も、

同じコースにロードバイクで出走しました。

※大会公式Ride with GPSより

大会初日は宿毛市をスタートしたのち、

アップダウンとヒルクライム区間を含む、

土佐清水市の足摺岬を時計回り。

大月町を経て宿毛市に戻る130kmのルートです。

2日目も同じく宿毛市をスタートしまして、

四万十市から黒潮町の海沿いを走り、

四万十町からは川沿いに西へ。

四万十川を眺めつつ宿毛市に戻る150kmのルート。

2日間のルートをマップ上で組み合わせますと、

∞(インフィニティー)の文字になります。

これが大会名の由来なのだとか。

わたしが今回乗る愛車の1台。

ミニベロTENは2022年まで販売されたモデル。

普段は通勤からちょっとしたサイクリングで乗り、

本格的なロングライドで駆るのはこれが初めて。

このバイクの性能を最大限以上に引き出すべく、

通常のメンテナンスを含めてカスタマイズ。

ブレーキシューやタイヤ、シフトケーブル。

チェーンにスプロケットといった消耗品交換。

ホイールハブのベアリングもメンテナンス。

繊細な玉あたり調整を入念に行う事で、

回転性能をカリッカリに仕上げました。

当日は晴れ予報なのでフェンダーも外します。

軽量化に加えてフロントの空力性能が向上。

(しているするはず)

ビンディングペダルとシューズを使用して、

高速域のハイケイデンスにも対応します。

なお、変速機はシマノTourney TX

フロント48Tシングルのリア8スピードです。

ミニベロはローギアにさほど必要性が無いため、

11-28Tのスプロケットでクロスレシオ化しています。

あとはこのニトロ(風なステンレスボトル)

ここぞという場面で気合を入れます。

前かごはいろいろと便利なので装備。

結果、お土産や補給食を入れるのに活躍。

大会の前日夜に現地入りいたしまして、

晩御飯を食べてエネルギーを充填します。

宿から30分歩いて伺った「誠道」さんは、

どちらのメニューも非常に美味でした。

そして翌朝8時。

「やってやるぜぇ~」

DAY1の130kmがスタートしました。

ばっちりメンテナンスした愛車は絶好調。

せっかく走るならガンガンいこうぜ!

ということでニトロON

先頭グループまで加速してジャンプアップ。

追い抜くたびに2度見されるのは言わずもがな。

ゲストライダーの元レーシングドライバー、

そして現在は熱心なサイクリストでもある、

片山右京さんも先頭グループをガンガン行きます。

これは燃える展開です。

「えぇ~!なにそれ電動?」

「いいえ、ニトロです」

今回の大会中、このやり取りを何度したことか。

メンテナンスで絶好調とはいえ、

最新のエアロロードなどと比べれば、

空気抵抗の塊でしかない私のミニベロTEN

DRS(ただの前傾ポジション)を発動して、

見えない空気の壁に挑みます。

さすがに平坦の単独走行や、

高速域で前との車間が少し開くとキツイ。

35~40km/hを超える場面では、

120rpmぐらいまでケイデンスが跳ね上がります。

気持ちは1万1千回転まできっちり回して、

数名のグループができた際は風を避けつつ、

ペースを維持していきます。

その反面。

登坂力には優れる20インチタイヤのお陰で、

集団のペースが落ちる登りはむしろオアシス。

その結果。平坦と下りで頑張って、

登りでは休むという場面が多くなります。

そろそろ身体が温まってきたころ。

後方から1人、先頭集団の前に上がっていき、

そのまま抜け出します。

ここで再びニトロON。やってやりますか!

ということで追走して2人で後方を引き離します。

「逃げるものがいれば追う、本能なんだ」

のちほど伺ったお話ですが、

この時集団内がちょっとザワついたらしいです。

「あの小径車、電動だよね…」と。

「追うだけじゃなくて前にも出るぜ!」

様子を拝見するために一度前へ出るも、

どうやら常に先頭がお好きな方のようで。

すぐに抜き返されました(汗)

そんなこんなで。

スタートから2度のエイド休憩を経て、

アップダウンが連続する足摺岬区間へ。

と、ここで。

エイドから先導車が出発するのを待機していたら、

いつの間にか先頭数名が出発していた模様。

「え、さっきまでの先頭、いないですよね?」

エイドを出発してしばらく進むと、

先導車よりも前に参加者の姿がちらほら。

ここからはアップダウン区間なので、

単独でもそれなりのペースを維持できます。

そして。

実ははじめてきました足摺岬。

足摺岬のエイドポイントに到着です。

ここは簡単な水分補給のみ。

「もっと撫でてくれてもええんやで~」

この日、参加者のアイドルになっていたらしい、

地域ネコと束の間のふれあいタイム。

お土産屋さんでお菓子を購入して、

足摺スカイラインのヒルクライムポイントへ。

今大会で1番ハードな長い登りでしたが、

臆することなくガンガンいきます。

追い抜いた方が1人喰らい付いてきて、

「ヒルクライムレースのワット数出てます!」

なんて言われてしまいますと、

俄然やる気が沸くのがサイクリストの性。

ダンシングを入れながら攻めます!

足摺岬をはじめて走りましたが、

これは油断すると足攣りますね。

ハードヒルクライム後の下りは爽快感MAX

非常にいいペースで走られているこの方。

あとでお話したら、なんと今年で77歳。

ロードバイクに乗りはじめたのも、

65歳ぐらいからなのだとか。凄い。

中間地点のエイドステーションが設定された、

「ジョン万次郎ミュージアム」に到着です。

しっかり食べてエネルギーを充填します。

ロードバイクで走る時以上に、

エネルギーの消耗が激しいですからね。

等間隔のパイロンを見つけると、

ついスラロームをやってしまう。

これもサイクリストの性なのか?

ここで長めの休憩を入れてスタッフ南と合流。

後半に向けて再スタートします。

途中の道の駅でお土産をゲット。

スタッフ南もペースの合う方と協力して、

順調に走っている様子です。

お互い先頭交代をしながら走っており、

この様子なら大丈夫でしょう。

あと50kmぐらいか?

というところから待ち受けていたのが、

海沿い特有の強烈な向かい風。

そして微妙な勾配でだらだらと続く登り。

後ろにロードバイクが付いてくるからと、

意地になって頑張りすぎたのが失敗。

上半身を強制的に低く抑え込み、

無理やり踏み続けた結果、腰痛が…。

ゴールから2つ手前のエイドに到着です。

こんなときでも焼き芋は旨い。

焼き芋しか勝たん。

エナジードリンクでブーストアップ。

この休憩ポイントでハンドル位置を下げて、

ポジション変更で身体への負担を分散します。

それにしても前カゴの空気抵抗が半端じゃない。

終盤はペースを抑えてペダルをまわし、

身体へのダメージを最小限にします。

そして初日のゴールに到着です。

ゴール後のおもてなしをいただきます。

ハードライド後はタンパク質補給が大切です。

「これあかんやつかも」

「さぁ、もりもり食べて明日もビシバシ走ろう」

晩御飯は宿近くの中華料理店へ。

宿に戻ったあとはひたすらストレッチ。

DAY2に備えて回復に専念します。

こんなこともあろうかと、

マッサージガンを持ってきて正解でした。

果たして。

スタッフ川村はDAY2を無事に走れるであろうか?

後編・四国西南・無限大ライドDAY2に続く

 

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