ジャイアントストア今治
【スタッフのサイクリング】祖谷そば食べてポタリング2024年11月11日
こんにちは。今治店スタッフの川村です。11月10日のGSCCライドよりも少し前の休日。
いつものようにロードバイクで朝活ライドに出かけたあと。徳島県でちょっとしたサイクリングを楽しんできましたよ。
場所はだいたいこの辺り。
観光地として名高い「大歩危」「小歩危」そして「祖谷渓」エリアです。
わたくし、昨年の同じ季節にもこの辺りをサイクリングしているんですよね。その際は『忙しい人のための四国一周』と題して、愛媛県の四国中央市をスタートして高知県の本山町と大豊町、徳島県の三好市、香川県の観音寺市を日帰りロングライドする道中で通過しました。
その時の様子はこちらからどうぞ。
今回はポタリングにちょっと毛が生えたぐらいの感覚で、このエリアを楽しむサイクリングです。
まずは腹ごしらえからということで、国道沿いのお店で「祖谷そば」をいただきます。このあたりでは急勾配による水はけの良さを活かして、昔から蕎麦粉を多く生産してきたそうです。繋ぎの小麦粉などをあまり使用せず、太く短い形状の十割そばをほんのり甘い出汁で頂くのが特徴です。と、店内にあったポスターに書いてありました。関東出身の私からすると、はじめはそばの出汁がほぼ透明な点に意外性を感じました。
さらにこちらの黒いおでん。蕎麦の出汁は透き通っているのに、おでんの出汁は黒いという。もちろん旨いんですけどね。
途中にあった吊り橋。自転車でも渡れるようなのでちょっと寄り道。中央部分が金網のため、下に目を向けるとけっこうドキドキします。
この辺りの気温は12度程度。さすがにちょっと寒いので携行していたジレを着て冷えを防止します。あと、いまの季節はアームカバーも重宝するほか、登りでかいた汗で身体が冷えないように吸湿速乾性に優れるインナーウェアを着ることがすごーく大事ですよ。
さて、大歩危の国道から祖谷に向けて峠越え区間に入ります。
ここの登りがそこそこキツイんですよね。それもそのはず、距離も標高差も実はしまなみ海道の亀老山とほぼ同じ。10%勾配をグングンと登っていきます。
旧道はさらに山の上を越えていきますが、現在はトンネルを抜けたところがピークになっています。ちなみにこのトンネル、左端の白線上にいわゆるキャットアイ(反射板)が配置されているため、うっかり踏まないように気を付けましょう。
峠を越えて一度下ったあとは、ふたたび緩い登りが続きます。
この場所、山側の壁の隙間に滝が流れていて、道路の下を通って再び谷へ水が流れ落ちています。昨年通った際はペースも速くて気が付かなかったのですが、こんなスポットがあったとは。
さらにもう少し先、「ひの字渓谷」と書かれたバス停があります。
写真ではその壮大さをお伝えしきれないのが実に惜しい。山と渓谷のスケールがデカくて、ちょっと鳥肌が立ちますよ。
そして県道32号線をしばらく進んだ先、祖谷温泉のすぐ先にある断崖の上に立つのがこちら。有名な小便小僧です。おひさしブリーフ、とはいっても履いてませんね。
そんなこんなで、ここからは再び国道と合流するまで下り基調です。狭くてタイトなカーブが続きますが、これも山岳ルートの醍醐味ですよね。ちなみにこの日はほかに2名ほどサイクリングの方を見かけました。お1人は海外からお越しの単独ツーリングでした。最近は四国山地で海外からのサイクリストを見かける事が多くなりましたね。加えて関東や関西からお越しで、UFOラインや四国カルストへ走りに行くという国内のサイクリストの方々も、今治店に立ち寄って頂く機会が増えたように感じます。四国の山岳ルート好きな私としても、その魅力が伝わっているようで嬉しい限りです。
サイクリングのあとは温泉で疲れを癒しますよ。
「トリートメントはしているか?」
サイクリングを終えたあとは山奥かつローカル感も最高な松尾川温泉へ。一度ドライブで訪れたことがあるのですが、非常にいい湯なんですよ。温度はそれほど高くない感じですが、ツルツル系泉質によるものなのか、保温効果が優れている印象です。あと、お値段がとってもリーズナブル。
帰りは四国中央市の端っこにあるお店でナン&カレー。やっぱりチーズナンは旨くてヤバい。
「酒はダメなんでオレンジジュースください」
段々と秋が深まり、山岳ルートの景色も少しずつ紅葉が進んできている様子です。皆様もぜひ今の季節にしか味わえないサイクリングに出掛けてみてくださいね。
それではまた次回のサイクリングで。
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