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【タイヤ】標準タイヤだけではもったいない。前編2020年2月2日

こんにちは。今治店スタッフの川村です。

突然ですが、皆様が今お乗りのロードバイクには、

どの様なタイヤが装着されていますか?

今回は、

「タイヤを換えると走りが変わる」

というお話です。

すでに色々なタイヤを使用した経験もある方には、

「そんなの今更?」な内容かもしれません。

「とりあえず乗れればいいかな」という方には、

あまり興味が湧かない内容かもしれません。

それでも、

「今より少しでも走りを変えたい」

「タイヤについて聞いたことはあっても、

何となくスルーしている。」

という方々に、ぜひご参考にして頂けると幸いです。

当社のロードバイク(2018年モデル以降)で、

TCR,DEFY,PROPEL,CONTEND SL

これらの車種にお乗り頂いている方々で、

標準装備のGAVIA AC1を使用中の方は、とくに必見!

『その愛車の走り、進化する可能性大です。』

 

それでは。

まず初めにタイヤの役割について、少しお話を致します。

そもそも。

走行中、タイヤは何をしているのか?

タイヤの付いた乗り物好きの方々はご存知かと思います。

走行する乗り物には、絶対に必要な3つの要素があります。

それは、

「走る(進む)・曲がる・停まる(止まる)」

タイヤはこの3つを支える機能を備えています。

え?

「停まるときはブレーキの操作だし、

曲がる際はハンドルや車体を傾けることでしょ?」

「進むにはペダルを漕ぐことでしょ?」

それらはきっかけとして必要になりますが、

どの要素にも共通する事が一つあります。

それは。

『タイヤが路面をしっかり捉えていて、

はじめて成立する』ということです。

さらに。

タイヤは空気を入れて膨らます事で、

クッションとしての役割も果たします。

それにより、

路面の凹凸による振動を吸収してくれます。

 

ここまでお話をすると、気がつく方も多いはず。

「タイヤの走行性能が良くなると、

今よりもっと気持ちよく、楽に走れるのでは?」

そうです!

進みが軽くて、どんな路面もしっかり捉える。

さらに乗り心地も良い!

そんな高性能タイヤを装着すれば、

同じ車体でも驚くほど走りが変わります!

ですが完成車の場合。

その様な高性能タイヤが装着されていないケースもあります。

例えば、カタログをよく見てみると…。

カーボンフレームにシマノアルテグラをフル装備。

軽量なカーボンリムホイールを標準装備。

でも、

タイヤだけエントリーグレード

こういった組み合わせ、実は意外と多いのです。

そこには本体価格を抑えるなどの理由もあります。

高性能タイヤはお値段も高いですから…(^^;)

もちろん、

標準装備された低価格タイヤでも、

安全に走行する為の性能は十分に備えています。

ここで、

当社の完成車を詳しく見てみると….。

はじめにご紹介をしたロードバイク4車種。

カーボンフレームの最上級モデルを除くと、

その多くに採用されているタイヤがあります。

GAVIA AC1

このタイヤが持つ最大の特徴は、

耐摩耗性能がとことん優れていて、すり減りにくい点です。

通常、ほとんどのロードバイク用タイヤは、

2500~3000km程で摩耗による交換時期を迎えます。

(上の写真は後編でご紹介するGAVIE RACE 0です。)

ところが。

GAVIA AC1の場合には、5000kmを超えた頃にようやく、

すり減りを確認できる様になります。

タイヤの摩耗は、

前タイヤよりもすり減りが早い、後タイヤで判断します。

GAVIA ACは、

後タイヤを非常に酷使するローラー台で使用しても、

なかなかすり減りません!

もしも、

私がロードバイクで日本一周に出かけるとしたら。

タイヤにはこのGAVIA ACを選択します!

それほどまでに、

耐摩耗性能は最高レベルのタイヤです。

それだけを聞くと、

「すごく良いタイヤだな!」

「エコでお得なタイヤだな!」

と思いますが…。

ロードバイクでより速く軽快に。

そして、快適に走る為の性能については、

程々な面もあります。

それは何故でしょうか?

 

通常、タイヤの耐摩耗性、耐パンク性能を追求するとき。

その重量は重くなり、路面を捉えるグリップ力や、

乗り心地に関わるクッション性などは若干犠牲になります。

それぞれをシンプルに表すと…

耐摩耗性能UP→摩擦抵抗が少ない→グリップ力が劣る

ここで、

グリップ力が劣る→摩擦抵抗が少ない→走りが軽い?

とも考える事ができますが、

一概にそう言い切れない点もタイヤの面白いところ。

更に。

耐パンク性能UP→タイヤの構造を厚くする

→乗り味は硬く、重量が増ます→走りが重くなる

こちらについてはわかりやすいですね。

 価格帯による違いはもちろん、

配合する素材と構造で、全ての性能に優れるタイヤもあります。

 

だからこそ!

「もう少し速く走りたい!」

「下り坂のカーブで安心感が欲しい!」

という願いをお持ち方には、

タイヤのアップグレードをおすすめします。

 

次回は、

『どのタイヤを選ぶと良いのか?」について。

私が当社のチューブレスレディタイヤを使用して、

その中でも、おすすめしたい商品をご紹介します。

後編へ続きます。

 

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