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【CADEX】CADEXホイールでがっつりロングライド2023年6月7日

こんにちは。今治店スタッフの川村です。

先日久しぶりにCADEXホイールを使用する機会があり、

せっかくなのでロングライドに出かけてみました。

山の上のほうは雲の中で真っ白でした!

目的地は毎度おなじみ「UFOライン」です。

自宅から今治市内と丹原、

壬生川を結ぶ50kmの平坦基調。

西条市の加茂川沿い国道194号線から始まり、

標高約1700mのUFOラインまで40kmの登り。

それを再び下って折り返す、

180kmの行程を8時間弱で走行しました。

そこで感じたホイールの印象について、今回はご紹介致します。

なお、使用したCADEX 42は、

完売しているモデルです。

そのため、ホイールに対する印象の1つとして、

参考程度にお読み頂ければ幸いです。

まずは私が普段使用するホイールについて、

少しご紹介いたします。

SLR 1 (リムハイト42㎜モデル)

軽さと耐久性に優れた、

カーボンコンポジット+フックレス構造リム。

ペダリングで絶妙なスポークバランスを実現する、

独自のDBLハブフランジを採用。

CADEX譲りの機構とDLC処理を施した面ラチェット。

軽快な加速と滑らかな回転を発揮するホイールです。

これまで様々なホイールを使用して参りましたが、

扱いやすく気に入っている製品の1つです。

日々のライドからロングライドイベント、

ときどき参加するヒルクライムレースも、

ほぼこのホイールで対応しています。

なお、TCR ADVANCED PROや、

PROPEL ADVANCED PROなどをご購入頂いた場合、

同じくSLR1やSLR2ホイールが装備されています。

これらのバイクにお乗り頂いている皆様にも、

今回は参考にして頂けるのではないかと思います。

遠目にみるとそっくりな製品ですが、

その価格には大きな差がある、

SLR1ホイールとCADEXホイール。

その価格差は性能に反映されておりますが、

外見から分かりやすい違いの1つがスポークです。

SLR1は金属製スポークを採用しますが、

CADEXはカーボン製スポークを採用しています。

この違いが重量や乗り味にも影響しています。

ちなみにCADEXのカーボンスポークは、

破損しても交換可能な設計です。

なお保管や運搬に気を付けていれば、

簡単に破断する事はありませんのでご安心を。

SLR1は踏み込んだ力を一瞬貯めてからグイっと加速するホイールで、

このわずかな貯めにペダリングが同調すると、

軽さも相まって車速が伸びていきます。

空力性能にも優れているため、

平坦路も気持ちよく巡行できます。

対しまして。

CADEXはペダルを強く踏みこんだ際、

グイっという貯めが極めて少なく感じます。

踏み込みにホイールの回転が素早く反応して、

スーーっと押し出すような加速感があります。

ある程度の速度を維持できる緩斜面は、

スプロケット1,2枚分重いギアでも、

ガンガン踏めてしまう感じです。

が、剛性任せに調子に乗って踏み過ぎますと、

後半脚が終わってしまうので要注意(汗)

SLR1よりもヒラリと軽く、

カッチリ硬めな乗り味なので、

装着したバイクの印象もかなり変化します。

もともと機敏な走りが魅力のTCRですが、

一段とレース機材らしい乗り味になりました。

登り坂や平坦の加速や旋回性能が底上げされた分、

下り坂での挙動は若干尖った感覚になり、

これには少しだけ慣れが必要な印象もあります。

なお、リムハイトが同じ42mmということで、

平坦路の巡行性能については、

SLR1とそれほど大きな差を感じませんでした。

 

今回のホイールに装着されていたタイヤは、

CADEXブランド発表当初より展開されている、

CADEX RACE

対して、普段SLR1で使用するタイヤは、

より高性能なシリカコンパウンドを採用、

接地面積を減らし空力性能も高めた、

最新のトレッドデザインを採用。

CADEX AERO

タイヤ1本あたりの重量は、

CADEX RACEのほうがカタログ上で20g程軽く、

ヒルクライムではその差を感じることができます。

AEROは軽さこそわずかにRACEに劣るものの、

新採用のタイヤコンパウンドが非常に優秀で、

ワインディングでは高いグリップ力を発揮します。

ギャップを越えた際の減衰性能も優れています。

今回のようなロングライドの場合。

CADEXホイールにCADEX AEROを装備すると、

もっと楽しいサイクリングになりそうです。

ホイールに付属するカーボン用ブレーキシュー。

これも非常に優秀な製品です。

リムに水分が付着するコンディションでも、

しっかりと制動力を発揮します。

加えてリム自体へのダメージも少ない印象です。

ちなみに私は普段のSLR1ホイールでも、

このブレーキシューを使用しています。

 

さて、久しぶりに乗ったCADEXホイール。

今回初めて1日じっくり乗ってみた感想は…

「高性能ホイールって一味違う!」

ここぞというライドのために。

走る際のモチベーションも断然高くなります。

やっぱり、欲しくなってしまいます。

 

余談にはなりますが。

先日スタッフ南もこのホイールを使用して、

180km獲得標高1800mのロングライド。

グランフォンド富山を完走しました。

この先、8~9%の登りが続きます。

フラットペダルにスニーカーという、

なかなかにハードな装備で挑みましたが、

平坦路の巡航速度が増して、

ちょっとした登りも楽になったそうです。

やはりホイールによる恩恵は絶大!

 

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