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GIANT 2021モデル「TCR ADVANCED PRO 1 DISC」インプレッション その22020年5月10日
GIANT 2021モデル
「TCR ADVANCED PRO 1 DISC」インプレッション
その2
前回のつづきです。
■ 操作性は?
BBまわりの剛性をみています。
8の字旋回であそんでみます。
キレよく曲がる感じがする。
右旋回が苦手、
ちょっと練習をした方がいいかも…
(イブキ)
顔を向けるだけで曲がってゆく感じ。
そして、スパッと切り返しができる。
最初はちょっと怖いかも知れないけど、
練習すればUターンが楽になるよ。
やっぱり、フロント周りの剛性がいい。
(ヒロシ)
スラロームごっこしたら、
速そうなバイク。
いや、絶対速い!
加速もいいからね。
(マサ)
■ディスクブレーキはどうなの?
気になっている方も多いのでは…
やっぱり、長い下りは手が楽です。
ブラケットをにぎるだけで下れる。
よほどの急坂でない限り、
下ハンドルをにぎる必要ないからね。
高知はどこへ行っても坂があるから、
ブレーキはしっかりした方がいいと思う。
しかも雨も多いから、いつも安定した性能が欲しい。
(マサ)
ディスクは車重が少し重くなるから、
少し否定的だったけど、
使ってみると、そんなにデメリットは気にならない。
それより下りの安心感が全然違う。
これは大きいと思う。
次はディスクにしようと考えている。
やっぱり次もTCRにしようかな、という感じ。
(イブキ)
いつものコースで走ると良くわかる。
このディスク、コーナー前で、
ブレーキングを1~2秒遅らせることができる。
その場所では、下りで、いつも時速45kmくらいだから、
約十数メートルは短縮できている。
いつものキャリパーなら、だいぶ手前から、
ズルズルっとブレーキをかけ始めている。
この1~2秒、レースだったら大変意味あることではないだろうか?
競技者にはかなりのアドバンテージだと思えてしまう。
でも、私のような一般ユーザーは、
レースをしているわけではないので、
そんなに気にする必要はないかも知れない。
しかし、
「走りを楽しむ」という観点では、
大変有意義なものになると感じます。
曲がりくねった、ブレーキを多用する山岳では、
減速・曲がる・加速!
そんなメリハリのある走りが楽しめると思います。
(ヒロシ)
*ただし、しっかりとブレーキングの練習をして、
ディスクブレーキに慣れることが必要。
ディスクの面白さや安心感から、下りはつい飛ばしたくなる。
事故の無いよう、場をわきまえた大人の走りが必要。
それくらい、面白いということである。
■見た感じはどう?
見た目も大切…
高級感がある。
遠くから見るとマットブラック、
近寄ると色味が出てくる、マットローズウッド。
性能とは相反し、あまり戦闘的な感じではない印象。
だから、のんびりツーリングでも絵になる感じ。
(マサ)
上品でお洒落な感じがする。
女性が乗ってもいいんじゃない?
この色、Livでもあればいいのに…
(イブキ)
性能をあまり主張していない感じです。
構造を見ればやる気満々ですが…
マットローズウッドと聞けば
敬遠する人もいるかもしれませんが、
実物はかなりセンスが良い感じです。
(ヒロシ)
■その他に何か?
印象に残ったことは…
ホイルが想像以上に良かった。
よく回る、よく進む。
GIANT製のハブ、かなりいい感じがした。
サドルもしっくり、お尻をよくホールドしてくれる。
タイヤのグリップ感は、さすが「GIANT GAVIA COURSE 1」。
ところでGIANTはパーツメーカーだったかな?
という感じになるくらい、パーツ類が向上している。
結局は、フレームだけや個々の部品の性能だけではあまり意味がなく、
トータルでどうか? ということなのでしょう。
(マサ)
今のTCRでも満足しているけど、
この新型に乗ると、やっぱり欲しくなる。
ヤバイねぇ~、やっぱりいいもんはいい。
という印象です。
(イブキ)
仕様や性能のこともあるけれど、
今度のモデルは、
工業製品の域を飛び出そうとしている感じがする。
しっかりとした技術や性能に裏付けされた、
芸術性を感じる。あるいは哲学か?
機能美ともいえるかもしれないが、
それだけではない印象。
また、
ユーザーが乗ってこそ完成されるバイク。
そんな感じがする。
(ヒロシ)
■価格はどう?
そうなんだよね~やっぱり… ¥450,000(税抜)
僕は24回払いで買ってもいいと思った。
このバイクを知らない乗らないのは、
逆にもったいない感じがする。
(マサ)
今の僕には大金です。
でも頑張れば買える価格。
内容からすると全然高くないと思います。
多分、分かっている人なら誰もがそう思うかも。
一応、射程距離内にしています。
(イブキ)
乗らなければ高く感じるバイク。
乗れば乗るほど安く感じるバイク。
あるいは、
買うまでは高いが、
乗れば安いバイクになる。
そんな感じがします。
(ヒロシ)
■こんな人におすすめしたい!
販売のプロとしてどう考える?
レース、サイクリング、ツーリング、ポタリング等など、
いろんなことを、幅広くロードバイクで楽しみたい方におすすめしたい。
そういう意味で、いろんな世界を知るために、
最初に乗るロードバイクとしての価値もあります。
もちろん、
アルミや入門カーボンからの乗り換えでは、
ロードバイクに乗っているからこそ、その性能に感動できることと思います。
(マサ)
僕は、レースや自己の限界を目指す人におすすめしたいです。
ただ勝つだけではなく、走りそのものを追及したりするのも楽しいと思います。
純粋に仕様や性能、価格でみれば、非常に優れたバイクだと思います。
同じお金を出すなら、高性能がいいと思います。
(イブキ)
世の中には、いろんなメーカーのロードバイクがあります。
GIANTの中でも、いろんなタイプのロードバイクがあります。
もし迷っているなら、「TCR」
これが結論です。
迷ってる時間がもったいない。
早く乗った方がいいではありませんか。
楽しい時間が増えるので。
(ヒロシ)
ちょっとした動画です。よければご覧くださいませ。
★GIANT 2021モデル「TCR ADVANCED PRO 1 DISC」インプレッション その1
★メーカーHP TCR ADVANCED PRO 1 DISC