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GIANT 2021モデル「TCR ADVANCED PRO 1 DISC」インプレッション その32020年5月14日

こんにちは

ジャイアントストア高知、スタッフ、ヤマモト(マサ)です。

なかなか、いいバイクなので、もう少しインプレします。

ということで、その3です。

少し重複するところもありますが…

 

 

今回は、2021モデル「TCR ADVANCED PRO 1 DISC」のご紹介をいたします。

※実際にパーツを食い入るように見て、実際に乗ってみた感想です。

 

 

まず、はじめに結論から申しあげますと、とても良い。凄く良い。

正直GIANT/Livの自転車は、どれをとっても良い感じですが、今回は本当に良いです。

 

 

店長も「いいわ~いいわ~、ロード最近興味あんまりわかんかったけど、これは欲しいわ~」

と言わしめてしまうほどのバイクです。(店長最近MTB漬けでしたもんね、、、)

 

 

さすがにTCR初代から数えて9代目。先代でもかなり完成されていたのに

さらにブラッシュアップされ、完成形へという印象です。

 

 

乗った感じは、凄く乗りやすいです。これホントにTCR?と思うほどです。

走る・曲がる・止まる。高次元で行えます。まるで体の一部になったかのように

思い通り走ります。立ちこぎダッシュしても、タイムラグを感じません。

剛性が非常に高いことがわかります。でもガチガチで乗らされてる感はありません。

絶妙の剛性が乗りやすいと感じるのだと思いました。

正直トータルバランスがすこぶる良い車両です。

 

 

細かい点をあげればきりがないのですが、少しずつの積み重ねがこのTCRを

作り上げているのだと思いました。一つの部品を更に磨きをかけ、

最後にまとめて高水準に持ってくる。自社でたくさんのパーツを作りだしている

GIANTだからこそできるバイクだと思います。

 

 

まあ良い良いばかり書いていても、では何が良い?? わけがわからなくなってしまうので、

「TCR ADVANCED PRO 1 DISC」の部品を見ていきましょう。

 

 

・フレーム

マットローズウッドカラー。なかなか落ち着いたおしゃれなカラーです。

 

 

特に特徴的なのはダウンチューブでしょうか。平べったく幅広になっています。

 

 

600ccボトルを搭載した時の空力を考えて作っています。凄いの一言。

 

 

ヘッド部分やフロントフォークの形状も変更、空力や合成アップに貢献しています。

本当にがっちりしていて安心感が高いです。不満の出る挙動は感じません。

 

 

GIANT規格OD2(オーバードライブ)の太いヘッドで操作性・剛性もバッチリ。

更にステムも新形状でカッコいい!(剛性UPにも一役かっています)

 

 

マット色のせいでしょうか。今回のフレームを見ているとデザイン性も優れていると感じます。

 

 

流れるような線の中に角を入れた形状。最新の空力を考えた結果生まれた形なのでしょうが、

見ているうちに、ちょっとした近代美術館に展示しているオブジェのようにも見えてきます。

 

 

デザインありき。性能ありき。どちらかに寄っているわけではありません。

 

 

トータルデザイン!まさにTENSIO! ???テンシオ???

下に動画リンクを貼っときますね。

 

 

・サドル

今回はサドルも一新されています。このサドル、座った瞬間良いことがわかります。

ロード特有のカチカチサドルに座った気がしません。

かといってフワフワで力が逃げている感じもありません。

 

 

絶妙な硬さ・柔らかさの座布団を手に入れた感覚。あえてイスと言わないのは、

それだけリラックスできしっくりくるからです。あ~至福の座り心地。

 

 

・シートポスト

GIANTオリジナルシートポストです。

 

 

後部を大胆にカット。空力を考えてでしょうか。エアロロードのプロペルの新型のポスト形状と

似てます。もちろんカーボン製で軽量化・乗り心地にも貢献しています。

GIANTは車体に合わせて独自カーボンポストを作るところが、特別な感じでカッコいいですね。

流石優れたカーボン形成技術を持ってます!

 

 

・ハンドル

ハンドルバーも新ハンドルとなります。このドロップバー握りやすいんですよね。

特に手元の部分が少し平たくなっていて疲れにくく感じます。上りのポジションチェンジに、

役立ちますね。こちらも人間工学と空力を考えて従来の丸っこいままのハンドル形状とは別格です。

 

 

あとはハンドルと言えばバーテープ。最近のGIANT完成車には、

ほとんど採用されているものですが、

握り心地・しっかりとしたグリップ感、かなり良いです。

 

 

・ホイール

ホイールも一新されました。最新フックレスリム仕様のカーボンホイールです。

フックレスと言えば、CADEXのホイールなんかもそうですね。軽量化・剛性UPに一役買います。

上位コンポブランドの技術が、もうすでに生かされています。

 

 

ハブもGIANT製。このハブ回転もかなりいいです。

今回のTCRは良く進むと感じる要因になっているのではないでしょうか。

 

 

もちろんスポークはDBL組みです。GIANTではおなじみですね。実際乗っているときに

スポークテンションが最適になるようにしている技術です。

 

 

長年PROスペックには搭載されてきた実績ある使いやすいホイールですが、

さらに磨きがかかりました。戦闘力UP必至!

 

 

・タイヤ

タイヤはGIANTのチューブレスタイヤ「GAVIA COURSE1」

転がり・グリップともに良好。あまり好き嫌いの別れない優秀なタイヤだと思います。

はじめの一本には最適ではないでしょうか。路面・天気など様々な環境に対応してくれる

万能タイヤです。まあ次のタイヤ交換時には、用途に合わせた好みのタイヤを付ければ良いかと思います。

GAVIAシリーズも、環境や用途に合わせて様々な種類が増えてきましたしね。

個人的にはCADEXのタイヤをつけたいです。

 

 

大まかに今回の「TCR ADVANCED PRO 1 DISC」に搭載の

GIANTパーツを紹介させていただきました。

しかし、まだまだ高性能、人気装備を搭載しています。

 

変速関係はシマノ製アルテグラを搭載。

 

 

油圧ディスクブレーキもよく効きます。

 

 

ディスク仕様のSTIレバーもブラケット上部が握りやすくなっています。

しっかり握って加速できますね。

 

 

アルテグラのクランクには、なんとパワーメーターまで搭載されています。

 

 

左右の個別パワーを計測できます。(右クランク)

 

 

パワープロがセットアップされています。(左クランク)

 

油圧ディスクブレーキにカーボンホイール、さらにはパワーメーターまで。

欲しいものがたくさん初めから詰まっています。

 

 

 

このような高水準のパーツ・フレームを開発し、そしてまとめ上げた結晶が今回のTCR。

走って良し、曲がって良し、止まって良し!バイクがまるで自分の手足のように感じます。

2021モデル「TCR ADVANCED PRO 1 DISC

紹介につい熱が入ってしまうバイクです。

 

 

(関連動画)

トータルデザイン!まさにTENSIO! ???テンシオ???

★インプレッションの様子

(関連ブログ)

★GIANT 2021モデル「TCR ADVANCED PRO 1 DISC」インプレッション その1

★GIANT 2021モデル「TCR ADVANCED PRO 1 DISC」インプレッション その2

 

 

 

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