ジャイアントストア目黒通り

»トップへ

はじめての「しまなみ海道」2019年7月15日

「しまなみ海道」

正直いってあなどっていました。
すごく良かったです。
…ということで今回は、しまなみ海道をジャイアント/リブストアの仲間たち
18名と初走行してきたレポートです。

「サイクリストの聖地」としてすっかり全国的に有名になったしまなみ海道は
広島県尾道市と愛媛県今治市、瀬戸内の島々を7つの橋で結ぶルートです。

ワタクシ的に今まで走りに行かなかったのは「関東から遠い…」ということも
ありますが、「ただの海沿いのサイクリングコースだろう」という先入観が
強かったというのが本音であります。

…… が、結果は冒頭に書いたとおり瀬戸内の文化・歴史・美味・絶景に加え
道の走りやすさや立ち寄りポイントの多さ、豊富なオプションルートなどなど、
まさに「聖地」でした。

 


スタートは尾道。
尾道といえば坂と寺社と映画と文学にネコ。
狭い路地から女子高生の原田知世さんが今にも出てきそうな佇まいにオジサマの
心が癒やされます。

 


7月9日 9:20
愛車と一緒に泊まれるサイクリストホテルやレストラン・セレクトショップなどの
複合施設「onomichi U2」にある「ジャイアントストア尾道」を強めの雨が降りしきる中
スタートしました。

本州側の「ジャイアント/リブ ストア尾道」

四国側の「ジャイアント/リブ ストア今治」

レンタサイクルが完備されているので、しまなみサイクリングの起点・終点に利用
できるので便利です。
しまなみジャージも購入できますよ。

 


私が最初に乗ったのはDEFY ADV PRO1

 

 


搭載されている油圧ディスクブレーキは、こんな雨の日でも確実に効いてくれました。
一度これを使ったら他のブレーキに戻る気にはなりません。

 


渡船で向島に渡りました。

 


因島大橋のたもとの公園で小休止。
日ごろの行い?か雨が上がりました。
雨上がりの瀬戸内もいい雰囲気。

 

DEFYのフレームやハンドルなどは荒れた路面や段差などを走る際に適度にしなるので
直接的な振動が体に伝わるのを軽減してくれます。

ちょっと太めのチューブレスレディタイヤと相まってロングライドやツーリングでは
効果絶大です!

 


生口島にあるジェラートアイスの名店
「ドルチェ瀬戸田本店」さんに立ち寄り。

 


ワタクシ普段はエアロロードのPROPELに乗っております。

高速度域での加速感や連続コーナーからの立ち上がり俊敏性、ヒルクライムのタイム
などを求めるならPROPELやTCRといったロードバイクシリーズがおすすめですが、
峠越えののんびりロングライドや車体に荷物をパッキングしてのツーリングには
DEFYを一押ししたいです。

50も半ばを超えたワタクシがサイクリング人生の集大成としてチョイスするなら
DEFY ADVANCED PROで決まりかも。

 


多々羅大橋を渡ると愛媛県今治市。

 


大三島に渡り多々羅大橋のたもとにある道の駅「多々羅しまなみ公園」で昼食。
新鮮な海の幸に舌鼓をうちました。

 


あっという間の完食・・・

 


道の駅にある「サイクリストの聖地」碑。

インスタ用にもパチリ。


サイクリング後半は話題のE-BIKE ESCAPE RX-E+に乗り換えました。

油圧ディスクブレーキを採用し、「走る・止まる・曲がる」のスポーツバイクとしての
基本性能に加え、YAMAHAとGIANTが共同開発した電動ユニット&パナソニック製の
大型バッテリーを搭載したESCAPE RX-E+。

詳細インプレは先日アップした当店のブログも合わせてご覧ください⇒こちら

 


大三島橋を伯方島に渡ります。

 


今治市は全国No.1の造船王国。
ちょっと脇道に入ると滅多に見ることのできない大型船の造船の様子が覗けました。

 


伯方・大島大橋のたもとにある道の駅「伯方s.cパークマリンオアシス」で頂いた
「伯方の塩ソフト」は甘さの中にほんのり塩を感じる絶妙な味わいでした。

 


しまなみ海道6番目の大島では標高308m「亀老山展望公園」へのプチヒルクライム大会
を急遽開催。

 


距離3Km 平均勾配9%(最大15%!)の坂を健脚自慢の皆さんはDEFY ADVで、
私を含めた一般?サイクリストはE-BIKEで順位を競いました。

結果は・・・?

 


E-BIKE組は余裕のピースサインでロードバイク組に2分以上の大差でゴール。

 


でもロードバイクですべてを出し切った苦悶の表情もステキですね。

 

E-BIKEでヒルクライムをした感想ですが、時速10Kmまでなら入力パワーの2倍の
アシスト効果でどんな勾配でも鼻歌気分。

時速10Kmからアシスト力が徐々に減少していき24Kmでアシストがゼロになる
ため、時速18Kmくらいがいい感じで登れる分岐点な感じです。

時速20Kmを超えると普通にきついです。


苦しんだあとには絶景のご褒美。

「日本の展望スポットランキング2017」で第2位にランクされたこともある
しまなみ海道有数のビューポイントです。

 


今回のツアー最後にして最長の4105m、潮流10ノットの日本三大急流の海峡をまたぐ
世界初の三連吊橋の来島海峡大橋を渡ればゴールの今治市街も目前です。

 


17:00 無事ゴール!

 


ESCAPE RX-E+ゴール後のモニター。

距離85Kmを平均時速20Kmで走りました。

 

これだけ走ってバッテリーは半分近く残っていました。

アシスト最大のスポーツモードであと48Km走れると表示されています。

スポーツE-BIKEを使ったサイクリングは、アラ還世代として「まだまだ乗れる」と
いう意味で大きな可能性を感じます。

ワタクシ的には次に購入するならDEFY ADV PRO。

その次はE-BIKEで生涯サイクリストを目指したいと思います。

 

サイクリストに優しいしまなみ海道

関係自治体の応援と地域の方々の暖かさ。

まさに「サイクリストの聖地」でした。


空港に降りた瞬間から歓迎ムード
(松山空港)

 


サイクルシップ(尾道)

 


サイクリストにやさしいコンビニ。

 


店頭のバイクラックは当たり前の風景

 


ルートのいたるところに設置の案内看板

 


チューブの自販機(サンライズ糸山)

 

こんど来るときは途中でもう一泊して、島々をもっと細かく巡って、名所旧跡にも
立ち寄りながら美味しいものたくさん食べて、のんびりライドを楽しみたいと思います。

ジャイアント/リブ ストア目黒通り
小澤