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輪行袋のパッキング2014年1月1日

輪行の解説ページです。

もしも

「読んでみたけど不安やなー」

「イメージしにくいなー」

と思われた方はスタッフにご相談ください(^_^)/

 


 

最初にコチラの動画で流れをご確認ください(音声無し)

 

車輪を外し、フレームの左右に縛り付け、輪行袋をかぶせる

というのが大まかな流れです。
各段階に細かいポイントはありますが、2~3度の練習で十分できるようになりますよ(^^♪


【作業場所】

駅の構内に自転車をそのまま持ち込んではいけないので、作業は駅の構外(改札の外)で行います。
※一部例外有り

★作業場所のポイント

  1. 広い
  2. 屋根がある
  3. 壁際(ガラス面はNG)
  4. 人通りの邪魔にならない
  5. 点字ブロックの上でしない

バイクは壁に対して写真の向きでスタートしましょう。


【梱包手順】

1、車輪を外す

  1. バイクのチェーン側を壁に向けて立て掛ける
  2. ライト、サイコンなどを外す
  3. ギアを一番重い組み合わせにする(前:大/後:小)
  4. ブレーキの解除
  5. ひっくり返す
  6. 車輪を外す
  7. 後ろの変速機を一番軽い位置に操作する(任意で)

※車輪の外し方は「車輪の脱着」のページでご確認を。

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  •  ハンドル部分に付けているアイテムは紛失の可能性もあるので外します。
  • ボトルをバイクに付けたまま梱包する場合は、バイクをひっくり返す際に中身が滴るので、取り外すか中身を捨ててしまいましょう。
  • 外した車輪は壁に立てかけるようにしてください。地べたに置くと踏まれます。
  • クイックレバーは、基本的に車輪から抜いておく方が良いと思います。ただし、その場に忘れないように注意!

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★POINT

車輪を外した後、後ろの変速機を一番軽いギアの位置にすると内側に隠れるので、輪行中の接触による故障を防ぎやすくなります(左写真)


2、車輪をバイクに縛る

ベルトは太いベルト1本と細いベルト6本の2種類。
太いベルトは肩で担ぐのに使い、細いベルトはバイクの梱包に使います。

【各ベルトの使い方】

 

【肩ひもを結ぶ】

太い方のベルトをフレームに結ぶ

 ←全体図

 

【車輪とフレームの固定】

左右のペダルを水平にし、車輪をフレームに添えて立て掛ける。
※基本的にはチェーン側のペダルを前でいいのですが、車種とサイズにより逆が良いこともあります。

後輪はチェーンのある側に置きますが、この時車輪に付いているギアが内向きになるようにします。

▼ギアがフレームに接触していないか確認!

①細い梱包用ベルトでペダルが付いている「クランク」と車輪を縛る。

べルトのクリップがタイヤに当たるように縛るとしっかり固定できます。

 

②後部、シートステーと車輪を縛る。左右一本ずつ。

  

スポークに注意して、ベルトの輪が一番小さくなるように縛ります

 ←○

 ←×

③1本のベルトで左右とも縛る

ベルトを絞り、車輪を少したわませながら縛ります。

 

最後に、①と②のベルトをギュッと締め直し、持ち上げてゆるみが無いかチェック。

縛ったベルトの余りは垂れないように、どこでもいいので結び付けておきましょう

このタイミングでバイクやタイヤを揺すり、緩みが無いかどうかしっかり確認しましょう!

緩みは崩壊の元!傷もつきます!


【袋をかぶせる】

ハンドルをギア側に曲げて車輪もしくはフレームと縛り、バイクを壁に立てかける。

注意→ハンドルを曲げるとバイクは自立しなくなります!

 

袋をかぶせる前に、チェーン側を壁側に向きを変えておきます。

袋の「GIANTロゴ」がチェーンの反対側になるよう被せます。
ハンドルの先端やサドルがはみ出ないように注意しましょう。

最後に「GIANTロゴ」の面の下にある紐を引いて袋を絞ればできあがり。

紐はポケットに収納できます。

 

袋上部の穴にぶら下がっているポーチは裏返すと小物入れになるので、外したライトやサイコン等を入れることができます。使い捨て手袋も、クルッと裏返してフッと膨らませれば再利用できますから、ポーチに入れておいくと良いかと。

 

肩ひもを出してマジックテープを合わせれば完了。

 


【バイクを担いだ際のイメージ】


【バッグから出す】

 

▼作業場所はパッキングの時と同じく壁際で。

基本的に逆の手順です

  1. 袋のロゴを手前にして壁に立てかける
  2. ポーチの小物を出す
  3. 底部を広げて袋をとる
  4. 袋は飛ばないように邪魔にならないように置いておく
  5. ハンドルをほどいて自立させる
  6. ベルトを下からほどく。
  7. 片側の車輪をほどいてからもう片方の車輪をほどく
  8. 車輪はいったん壁に立てかける。
  9. 肩ひもを外す
  10. 変速機を重いギアの方に戻す
  11. 車輪を付ける
  12. 輪行袋をしまう
  13. 忘れ物が無いかチェック

車輪の取り付けは、後変速機を元に戻してから行います。


【袋の畳み方】

 

▼ロゴを上にして広げ、ポーチのついた部分を基準に広い方から狭いほうへ半分に畳む

▼それをもう一回

▼ポーチの幅に合わせて3つ折りする(不均等な三折り)

▼少しずらした状態で一度折りたたんで。

▼訂正:10cm“以上”です

▼最後はベルトを芯にしてポーチに向かってキツく巻いていく

そのままポーチにギュッと収めればOK

ベルトのまとめ方

  • 細いベルト
    全部まとめて一度半分に折ってから3つ折り
  • 肩ひも
    半分に2回折ってから3つ折り

ベルト類をまとめるのが手間で困難であれば、袋とは別に持ち帰るのも良いかと。ベルトが無ければ袋をポーチに収納するのもカンタンです。


【輪行の注意点】

  • ぶつけ本番は禁止。
    手順をしっかり憶えて、おおよそ何分かかるのかも確認しておきましょう。
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  • バイクを担いでるときは、走らない振り向かない。
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  • 混雑している駅構内を移動する場合は、常に譲る気持ちで。
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  • 階段の上り下りでぶつけないように。
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  • 時間に余裕をもって行動する。
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  • 在来線を利用する際は各車両の端がオススメ。
    バイクを置きやすく邪魔になりにくい
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  • 電車内ではバイクが倒れないように自分で支えておきましょう
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  • 通勤ラッシュなど混雑する時間はなるべく避けましょう。
    無理に乗り込むとトラブルの原因になりますし、そもそも混雑時には駅員さんの判断で乗り込みを断られる事もあるそうです(次の列車を待つ事に…)
    早朝や昼過ぎや夜遅めが狙いめ。
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  • 基本的に「バス」はほとんどがNG。
    予約制でのみ対応しているバス会社もあるそうなので、事前確認は絶対すること!
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2018.1.11作成