ジャイアントストア今治
【ロードバイク】新型DEFY ADVANCED PROに乗ってみました2023年11月12日
こんにちは。今治店スタッフの川村です。
当店でも試乗会を開催いたしまして、
お客様からもご好評の新型DEFY
普段TCRにお乗り頂いている方にもご試乗頂き、
「とても乗りやすいし、走りも軽い!」
というご感想を頂きました。これは嬉しい限りです。
初代ディスクブレーキDEFYにお乗りのお客様も、
「こぎ出しが凄く軽くて、乗り心地もいい!」
というご感想でしたよ。
当店スタッフも同様の印象を抱いており、
レーシングモデルのTCRより直進安定性が高く、
TCR並みに軽い加速感が気持ちいい。
さらに乗り心地が非常に良いとくれば、
もう言うことなし。
最高のエンデュランスバイクです。
「具体的にどの部分が変わったの?」
「そもそもGIANTのDEFYってなに?」
という方へ。
こちらの記事も合わせてご覧ください。
ということで。
わたしも新型DEFYの走りを体感するべく、
合計で50kmほど乗ってみましたので、
その感想をご紹介します。
【加速性能が進化している】
新型DEFYで特に印象的なのがココです。
車体重量6kg台のTCRで走り込んでいる私も、
不満をほぼ感じない軽快さがあります。
「これ、太いタイヤを履いたTCR?」
まさしくそんな印象です。
フレームの外観もそんな見た目でして、
私が乗る先代モデルのTCR
第8世代TCRと比較をしてみました。
先代TCRのダウンチューブは、
四角い断面形状をしています。
もっと分かり易いように、
ダウンチューブを切り出したものをご準備。
下側はカーブしていますが、ほぼ四角断面です。
新型DEFYのダウンチューブでは、
さらに太く四角い断面形状を採用。
さきほどのカットモデルとも比較。
なお先代DEFYは三角断面。
そして先々代DEFYは丸い断面でした。
短くキツイ勾配のアップダウンと、
タイトなカーブが連続する道。
加速と減速を繰り返すことが楽しくて、
夢中でペダルを踏み込んでしまいます。
「これ、本当にDEFY?」
先代、先々代のDEFYにも、
同等グレードで試乗をした経験があり、
そちらは徹底したロングライド設計で、
歴代TCRと比べて加速性能はマイルド。
ペースを上げて加速したい時に、
車体を後ろへ引っ張られるような、
若干重さを感じる部分もありました。
ディスクブレーキ仕様となった以降、
その印象が強くなっていた点も影響して、
新型DEFYの軽快さが一層際立ちます。
9月の発表時にご紹介したとおり、
「レーシングDEFYの乗り味が蘇った」
ある意味で原点回帰とも言えます。
勾配がそれほどきつくなく、
アウターで十分な速度を保てる登り。
重いギアを掛けても踏んでみましたが、
もたつく感覚は非常に少ないです。
ワイドな12速スプロケットとの組み合わせで、
インナーギアの出番は少なくなりますね。
尚、今回は先代TCRとの比較になりましたが、
現行TCRは更に剛性感がある点も追加しておきます。
【安心感のある乗り心地】
ここは歴代DEFYから受け継ぐ、
エンデュランスロードとしての魅力です。
振動吸収性能や直進安定性がよく、
クイック過ぎないハンドリングは、
ワインディングの下りを快適にします。
下ハンドルが外へ広がるフレア形状も、
安定感を高めてくれます。
ひび割れて継ぎはぎだらけの路面。
「アスファルトの継ぎ目がバンピーで跳ねまくる」
そんな場面もなんのその。
32Cチューブレスタイヤも非常に有効です。
ちなみに今回。
タイヤの空気圧は3.5bar
フロント側はダンシング時の荷重を考慮して、
ほんの少し高めにしています。
3.2barが推奨ですがそれだとヨレが大きく、
反対に4barだと硬すぎる感触だったため、
この空気圧を選択しました。
標準装備のGAVIA FONDO 1は高耐久な反面、
少し重量感があります。
より軽快さを重視するタイヤとしては、
CADEX RACE TIREの28C
他ブランドのタイヤであれば、
ミシュランPOWER CUPの30Cがよさそうです。
ディスクブレーキの制動力を考慮すると、
28C以上のタイヤがバランスよく走れそうです。
さて、如何でしたか?
普段レーシングモデルに乗っているけど、
大会は殆ど出ないし、人と競うのはちょっと。
でもトレーニングライドやロングライドは好き!
なにより走るのが楽しい!
そんな方に少しでも魅力が伝わっていれば幸いです。
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