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【梅雨時ぷちコラム】スポーツバイクってどれぐらい乗れるの?②2019年7月2日

【梅雨時ぷちコラム】スポーツバイクってどれくらい乗れるの?

前回はカーボンフレームの特徴についてのお話でした。

今回は、

実際に使用しているカーボンフレームの走行歴をご紹介します。

まずはスタッフ川村のロードバイク。

PROPEL ADVANCED SL 2016年モデル

〈乗り方〉

通勤、休日のライド、

イベントや時々出るレースで乗ります。

ひと月に平均1000kmから1500km走行します。

他のバイクに乗る事もあるので、正確ではありませんが、

少な目にみて積算距離は30000km?です。

〈メンテナンスについて〉

雨の中でも乗ります。

その為、フレーム以外の部品類、

ギア周りやブレーキ、ベアリング類などは、

時期をみてメンテナンス、もしくは部品交換をします。

実はこのPROPEL、

所有するロードバイクの中でも走行距離が少ない車体です。

他にも旧型DEFY(2012モデル)と、

TCR(2010モデル)を所有しますが、

どちらの車体も、多い時にはひと月2500km以上を走行し、

積算距離は70000km前後です。

そんな2台ですが、

今も部品類をメンテナンスしながら乗り続けています。

とはいえ、

全くの同型、未使用のフレームと乗り比べる機会があれば、

乗り味に違いが生じている可能性はあります。

例えば1秒を競うロードレースの世界では、

そのわずかな性能差でさえも、影響する場面はあるでしょう。

ですが、

そういった特殊な用途を考えなければ、

通常走行でフレームが破損し、

本当に寿命を迎えるのはまだ先のことでしょう。

 

加えてもう1台。

カーボンフレームのMTBをご紹介します。

こちらはスタッフ重兼の所有するハードテイルMTB「OBSESS

走行歴はトレーニングからMTBレースまで4年以上。

正確な走行距離こそ不明なのだそうですが、

土や岩、木の根などが張り出し、凸凹した道を織り成すオフロード。

そんなコースを登って下るのがMTBの醍醐味です。

車体が受ける負荷も舗装路以上に多くなりますが、

数年に渡り乗り続ける事が出来ます。

ただし、

MTBの場合にはロードバイク以上に部品数が多く、

ギアやブレーキ周りはもちろん、

サスペンションのメンテナンスも欠かせません。

(サスペンションを構成するパーツのほとんどが消耗品です。)

スポーツバイクの耐久性を車体全体として考えると、

これらの部品の状態もポイントになってきます。

実はほとんどの場合、

フレーム本体の寿命よりも先に、

部品類の消耗や劣化が進行します。

次回はそんな部品の消耗についてもお話します。

👉【梅雨時ぷちコラム】

スポーツバイクってどれぐらい乗れるの? ③