ジャイアントストア今治
【国内限定300台】帰ってきたリムブレーキ TCR Advanced 3 LTD – Gen92025年5月16日
こんにちは。今治店スタッフの川村です。ゴールデンウィークも明けて、そろそろ2026年モデルの動向も気になってくる季節。驚きのコストパフォーマンスを実現したカーボンロードが発表されましたのでご紹介します。
TCR Advanced 3 LTD – Gen9
(Rim Brake)
¥198,000(税込)
Color:ユニコーンホワイト
Parts:Shimano Tiagra 10 Speed
Weight:8.7kg(Mサイズ)
第10世代の登場により、TCRシリーズからリムブレーキモデルが消滅して一年余りが過ぎた今、このタイミングでリムブレーキのカーボンロードを市場に投入するとは。同じくリムブレーキTCRを愛車にしている私自身も少々驚きました。
まず注目していただきたいのは本体価格です。ひと世代前のTCR Advancedをベースにしているとはいえ、搭載するギアやブレーキのコンポーネントについてはグレードを統一しつつ、税込20万円を下回る本体価格を実現しています。ディスクロードが黎明期を迎えるあたりまではそう珍しくもない価格でしたが、それから10年以上が過ぎて、現在のロードバイク事象を念頭におきますと、やはり驚きを禁じ得ないというのが本音です。
モデル名に「Gen9」とございます通り、中身は第9世代TCRのリムブレーキ専用フレームです。なお、フレームサイズについてはXS-MLサイズの4種類を展開しており、全サイズの合計で300台限定での販売となります。
第9世代TCRについても少し触れますと…
◇第9世代ディスクブレーキモデル
第9世代TCRといえば、第8世代からのフルモデルチェンジに伴い、ディスクロードとしての性能を飛躍的に向上させたモデルです。
◇第9世代TCRリムブレーキモデル
また、同時にラインアップされたのが歴代最後のリムブレーキモデルです。それまで脈々と受け継がれてきたTCRの設計思想に加えて、最新のエアロダイナミクスや新工法による重量剛性比の向上など、細部に至るまで熟成された末に誕生した経緯があります。その走りの特徴としましては、先代と同じくヒルクライムでは軽快に、平坦でもよく進むバランスの取れた乗り味が魅力のレースバイクです。
今回のLTDモデルについては、メンテナンスや消耗品に掛かるランニングコストを押さえつつ、必要十分な変速精度と耐久性を備えたシマノTiagraを搭載している点も魅力的です。
この点については、1台目のスポーツバイクとしてクロスバイクにお乗りいただいている方や、エントリーグレードのアルミロードにお乗りいただいている方にもお薦めしやすい要素です。
標準装備されているハンドルバーには、昨今トレンドとなっているフレア形状を採用しております。このハンドル、シマノTiagraのスマートなSTIレバーとも相性が良い印象を受けます。
もともとはライダーのブラケットポジションにおける空力向上を狙った形状ですが、ブラケットを握った際に手首への負担が少なく、従来よりも少し狭いハンドル幅にさえ慣れてしまえば、快適性の面においてもある程度のメリットを実感します。
タイヤには700×25Cのクリンチャータイヤを標準装備しております。なお、フレームについては、最大28mm幅のタイヤまで対応しています。ホイールセット自体の選択肢は限られていますが、最新規格のワイドリム+28Cタイヤという組み合わせも運用可能です。
これまでリムブレーキロードを数台乗り継ぎ、いまは自宅で眠らせているホイールやパーツ類をお持ちの方。現在は最新規格のディスクロードを主力バイクにしているけど、ときどきリムブレーキロード特有の走行感が恋しくなるという方も。よろしければカスタムベース車として如何でしょうか?
各サイズ無くなり次第終了となりますので、気になる方はお早めにご注文くださいませ。
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